京都 四条高倉の占庭から

今週土曜日は臨時休業させていただきます!

明後日11日(土)は、岡山への出張鑑定のため、臨時休業させていただきます。

翌日の12日(日)は、通常営業いたします。

 

昨日のブログをお読みになった方で、なんと同時代ギャラリーまで

足を運んでくださった方がありまして。

その感想をお聞かせいただきました。

 

行ってきました。狭いけれどゆったりしてるんです。

 座って読ませていだだきました。

 みゆきさんそのものが本の中にいるようでした。」

 

ですって!

うわーーーん。なんてうれしい感想なのでしょう。

この寒い中、ほんとうにありがとうございました。

みなさま、もし、お近くを通りかかられましたら、どうぞお立ち寄りくださいね。

 

さて、毎年この時季になると、

「花粉症じゃないはずなんだけど・・・・」と言っていることを

いい加減認めねば、と今年は思っています。

そんなに大したことはないんですよ。

けれども、影響は否めない、というところで。

 

それでもたまの遠出は楽しみです。

いつも岡山へ帰省するときは車なのですが、今回は久々の新幹線です。

土曜日、がんばってきます!

文章を「展示」する意味

以前にご紹介していました【「ここにあるもの」衣笠美春】が、

同時代ギャラリーにて、昨日から始まりました。

衣笠美春さんが、京都で仕事をしている人7名にインタビューし、

書き上げた文章が展示されています。

写真も少し。

 

初日の昨日、占庭を少し早めに閉め、お邪魔してきました。

四条通を藤井大丸まで東に進み、御幸町を三条まで上がります。

同時代ギャラリーが入っている1928ビル(旧毎日新聞社ビル)は、

京都市登録有形文化財なのだそうで、独特の雰囲気のあるレトロビル。

 

この1階の右手の窓がギャラリーの「コラージュ」というスペースで、

展示がされていました。

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(どうにも毎度イマイチな写真ですみません・・・・)

 

中の様子はこんな感じ。

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7人の写真と短い紹介文があり、立て掛けてあるハードカバーの冊子を手に取り、

インタビューをまとめた文章が読めるようになっています。

 

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この右端がわたし。

写真はわざとボカしました・・・・なんてことはなく、

ちゃんと撮ったつもりなのに、どこにもピントが合っていないって、

どういうことなんでしょうか。

 

美容師さん、パン屋さん、古書店さん、着物屋さんなど、色々な職業の方が、

 なぜこの仕事を始めたのか?

 何を大切にしているか?

 これからどうしていきたいか?

などの質問に答えています。

 

そして、おひとりおひとりの冊子とは別に、同じ質問のアンケートに答えた

まとめの冊子があったのですが、それぞれの個性が出ていて楽しかったですね。

もちろん、わたしもそれに答えているのですが、

すごく間抜けな返事をしているので、ちょっと恥ずかしい。

けれども、それもわたし、ということですね。

 

座って読めるように椅子も置いてありまして、自分の分も含め、

7人分を全部読みました。

書き手の衣笠さんの誠実でまじめなお人柄そのままの文章でした。

インタビューの切り取り方も、尖らず、奇を衒わず、

それでいて、熟考してここを選ばれたんだな、というのが感じられました。

 

「お話を聴いて、それを文章にして発表したい」という思いを

フリーペーパでもなく、ネット配信でもなく、展示という形で実現されたところに、

つくづく感心してしまいます。

一番、手間も暇も費用もかかったでしょうにね。

だからこそ、その形になったものをたくさんの方に見ていただきたいなあって、

思ってしまいます。

わたし自身としましては、恥ずかしさもあるのですけれど、

応援したい気持ちの方が勝りますもの。

 

三条通御幸町通も、オシャレなところで、おもしろいお店がたくさんあり、

ぶらぶら歩きにも最適です。

同時代ギャラリーは無料ですので、足をお運びいただけましたらうれしいです。

期間は12日の日曜日までと短期間ですので、ぜひどうぞ。

www.dohjidai.com

 

 

 

 

 

anan「あなたの幸せ、占います」

また真冬のような寒さが戻ってきましたね。

3月に入ると、重いウールのコートに袖を通すのはもうイヤになるんですが、

背に腹は代えられません。

伊達の薄着ができる年齢ではないので、長いウールコートを着て来ました。

正解。

気温が低いだけではなく、風も強いので、寒いこと寒いこと。

明日はもう一段寒いのだとか。

みなさまも体調を崩されませんように。

 

明日は、3月8日。

これ、何の日かご存知ですか?

町屋の日なんですって。

なぜ?

March 8 = まーちや~~~~

ってことらしいです。

うん。苦しいですね。

もっと無理したら抹茶の日にもなりそうです。

と思って、もしかして、ホントに抹茶の日だったりして~

とググってみましたら、抹茶の日は、2月6日でした。

(茶道で釜をかけて湯をわかす道具「風炉」から「ふ(2)(6)」の語呂合わせから)

やっぱり、無理すぎるわねぇ。

 

そして、本日3月7日発売のこれ ↓

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毎回、楽しみにしているananの占いムック本。

なんと申しますか、フォントや色合い、バランスなどのデザインが、

どうもイマイチ垢抜けない印象ではありますが、中身は充実。

今回も、じっくり読み込めるお話がぎっしりで、

占い好きにはたまらない内容でした。

おもしろかったわー

 

石井ゆかりさんと鏡リュウジさんの「幸せ」についての対談が実に奥深くて、

占いを通した哲学みたいな感じでね。

ああ、わかるわかる。ほんとほんと。

と思いながら読みました。

対談の中で石井さんは、こうおっしゃっています。

 

今が「幸せではない」と思っていないと、何か悪いことが起こりそうで不安、と思えるのかもしれません。今幸せだと認めてしまったら、これ以上は何ももらえなくなるのでは?とか。

 

これ、まさに日頃、お話を聴いていてよく感じること。

よくぞうまく表現してくださいました! と膝を打つ思いでした。

本当にこういう方、多いんですよ。

 

 現在、切羽詰った悩みはなく、生活には困っておらず、

 不幸か?と訊かれたら、決して不幸とは言えない。

 さりとて幸せか?と訊かれたら、これが本当の幸せとも思えない。

 いったい自分にとっての幸せって何なの?

 

ってところに戻ってくるような方。

不幸ではないと思うけれど、幸せだとは認められない。

そこまでは満ち足りていないわ。

ということなのでしょう。

それをサクっと的確に表現される石井ゆかりさん。

さっすが~~~~! と思わずにいられませんでした。

 

で、占いについての内容は、わたしは〇〇座だから、今年の運勢は?っと・・・・

みたいに、ただ読むだけではなくて、簡易ホロスコープも作れたりして、

一歩踏み込んだ占いに触れられます。わくわくします。

 

が、一歩踏み込んだら踏み込んだで、

 ああ、奥はもっともっと広がっているんだろうなあ。おもしろそうだなあ!

と占いフリークの血が騒ぐわけですけれどね。

これ以上、あれこれ手を広げると収拾がつかなくなりそうで、

楽しむところで留めています。

 

他にも、マヤ暦やカバラ数秘術、輝翔運命暦など詳しく載っていて、

いろいろ読み比べて、自分に合った占いを見つけてみるのも楽しいと思います。

合う、合わない、なんてよくわからない、と思われるかもしれませんが、

読み比べてみると、しっくりくる、こないが感じられると思います。

 

やっぱり占いはおもしろいなあ。

とわたしはここへ戻ってくるのでした。

昨日、今日と春めいている京都です。

また寒さも戻るのでしょうけれど、ちょっと心が浮き立ちます。

 

占庭は遠方からのお客さまも多く、ありがたいなあといつも思っています。

昨日は、岡山からご一家と、大阪から。

今日は、東京、滋賀、兵庫からと、京都以外のところから、

たくさんいらしてくださっています。

遠くは北海道、沖縄、海外在住の日本人の方もおられました。

それはやっぱり、京都の強みということですね。

いくらなんでも、占庭で占いをするためだけに、遠方から来られることは、

ほとんどありません。

そう、ほとんど、と申しますのは、ごく稀に、そういうありがたーいお客さまも

いてくださるのです。

けどまあ、ふつうは、京都旅行のついでに立ち寄ってくださる、ということで。

 

「どこかで占いを」とネット検索で見つけてくださる方もあれば、

「京都へ行く機会があったら寄ってみよう思ってたの」

とおっしゃってくださる場合も。

占庭は交通の便がいいのと、大丸の隣という、わかりやすい目印があるので、

ご旅行でいらっしゃる方も、ここなら行けそう!と思っていただけるのかな。

 

ご旅行で来られた方には、占いの後、どこへ行かれるのか、

どこがよかったか、などを訊いてみます。

定番の観光名所よりも、意外な目的地、ということが多くて、おもしろいんですよ。

また、おいしいお店や、珍しいお店を教えてもらうこともよくあります。

わたしは京都在住ではないので、知らないことも多く、勉強になるんです。

こうして生きたデータを入手できるのは、とてもありがたいこと。

 

で、昨夜は岡山から来られた知人一家に嵐山の料亭を案内していただきました。

嵐山には何度か行ったことはあるのですが、阪急嵐山線に乗ったのは初めて。

のんびりした路線で、旅人気分をひととき味わえました。

嵐山は、観光に行こうと思うには近いし、フラっと行くには遠いし、

というところで、あまり足が向かないところでした。

えっともう何十年振りだったのかしら?と、早速、思い出せないくらいです。

その上、料亭なんて敷居の高いところでして。

ちょっと家族で夕飯に行こか!なんて、ありえませんしねぇ。

だいたい、どんなお店があるのかも知らないし。

ですので、お誘いいただいたこの折角の機会を逃してはならじ、と、

夫と一緒に行ってまいりました。

 

いやあ~日本料理というのは、芸術品だなあ、と思いましたね。

よくまあ、こんな手の込んだ細かい(めんどくさい)ことを!と感心しきりです。

ちんまりとしたお料理が、次から次へと、それはもうたくさんの種類のものが

運ばれてきまして、ひゃあ~、きれい~、おいしい~とうっとりです。

ああ、ほんとうに何という贅沢な時間だったでしょうか。

楽しい会話と、おいしいお料理で、しみじみしあわせを味わいました。

次は何年後になるかわかりませんが、たまの、たまーーーのこんな贅沢、

バチ当たらへんよね、と思えるいまの環境に感謝しなければ、ですね。

同時代ギャラリーにて

三条通は好きなお店がたくさんあって、よく歩いているところなのですが、

御幸町にある同時代ギャラリーというところは、全然知らなくて。

ええ、何度も何度も前は通っているので、レトロでカッコイイ建物だなあ、

という印象はもちろんあったんですよ。

けれど、それも風景の一部として見過ごしていて。

 

来週の火曜日から日曜日までの6日間、こちらのコラージュというスペースで、

衣笠美春さんの「ここにあるもの」という個展が開かれます。

同時代ギャラリーのスケジュール紹介のページによると、

 

京都で暮らし働く人を訊ね、インタビューをしました。

「どうしてこのお店(仕事)を始めようと思ったのか」お店を始めた経緯や、続けるなかで思うこと。

 

喫茶店にパン屋さん、本屋さんの店主に美容師や占い師など、気になるあの人にお話しを聞きました。そのインタビューを展示にします。

 

その場所に「一人の物語がある」と感じた時、町の風景が「同じようなもの」には見えなくなりました。「出会いたかったな」と思う物語は、案外近くにあるのかもしれません。あなたが今住む町にも、新しく住む町にもきっと。Schedule | 同時代ギャラリー

 

となっています。

実はこの衣笠さんとおっしゃる方、昨年、占庭へお客さまとして来られた方で、

「いろんな人にインタビューして、それを書きたいんです」

と話してらしたのですが、まさにその展示をされるということなんですね。

なにしろ文章なので、それをどんな形で展示されるのか、というのが、

見てみないとわからないのですが、興味津々です。

そして、この紹介文の中にある「占い師」とは、わたしのことでして。

インタビューされた7人の中のひとりなのです。

だからわたしもドキドキ。

そして、他の6人の方々のインタビューも読んでみたい!

 

衣笠さんが占庭へ来られた経緯も、本当に不思議なご縁でね。

去年のいつ頃だったかなあ。

たまたま読んだマヤルカ古書店さんのブログの文章がとっても素敵だったので、

思わず書き込みをしてしまったことがありました。

見ず知らずの方のブログに突然コメントするなんて、

まずしないことなんですけれど、その日は、なんか書かずにいられなくて。

それくらい、とってもいいお話だったんです。

で、そのコメントを読まれた衣笠さんが、コメント主に興味を持ってくださって、

占庭へおいでになった、という、細い細い糸がつながったようなご縁です。

わたしがマヤルカ古書店さんのブログを読んだのはその日が初めてで、

書き込みをしたのも、その時だけなんですよ。

そのたった一回のコメントが、こんな形になっていくなんて、

だーれも想像できないことですよね。

本当に人とのご縁は不思議なものだと、もうさんざん知っているつもりでも、

まだ、こんな驚くようなことがあったりして。

 

衣笠さんは、人の懐にグイグイ入って、なんでも聴いちゃいますね!

なんていうタイプでは、まったくなくて、控えめで、しとやかな、

実にかわいらしい女の子です。

自分の好きなことを形にしたい、っていうまっすぐなお気持ちだけで、

今回の個展に向かって進んで来られたんですね。

そういう人だからこそ、そのまじめで誠実な想いを応援したい。

と心から思います。

みなさま、ぜひおいでくださいませ。

 

子ども食堂

占い師の繁忙期、1月・2月も終わろうとしています。

ええ、過ぎてしまえば、あっと言う間でしたね。今年も。

 

来月は出張鑑定があり、3月11日(土)は臨時休業とさせていただきます。

ごめんなさい。

お正月のイベント占い関係の方のお世話で、個人鑑定のご依頼があり、

また岡山へ行くことになりました。

個人鑑定とは言うものの、たくさんの方をお呼びくださっていて、

フル回転の一日になりそうです。

なんとありがたいことでしょうか。

きちんと管理して、万全の体調で臨みたいです。

 

 

さて、今日は子ども食堂のお話を。

子ども食堂の波は、全国へと広がっていて、いいことだなあと思っています。

実は20年以上前、わたしも同じようなことを考えていました。

小学低学年の息子を母子家庭で育てていた時のことです。

ひとりっ子&カギっ子&学童保育なしだった息子は、夏休み、冬休みは、

お昼ご飯をひとりで食べなければなりません。

出勤前に作ったお弁当は、夏場は冷蔵庫に入れてますので、

お昼になれば、自分で電子レンジでチンして食べていたんですね。

お弁当のフタには「フタを取って!」とマジック書きしていました。

お弁当箱のフタを取ってから、チンせよ、という意味です。

 

で、わたしはそうして家でテレビでも見ながら食べているもの、と

思っていたんです。

そしたら、ある日、近所の方から、

「アンタとこの子、フードコートにお弁当と水筒持って行って食べてるで」

と聞いて、びっくり仰天!

当時住んでいた市営団地の隣にスーパーがありまして、そこの地下に

フードコートがあったのです。

息子に確認すると、悪びれずに、そうしていると答えました。

「あのな、あの食堂みたいなとこは、あそこで注文したものか、

 スーパーで買ったものを食べるところやから、持って行って食べるのは

 ほんとはしたらダメなんよ」

と話すと、とても心外そうでした。そして、

「ぼくな、留守番はいいけど、ひとりでご飯を食べるのはイヤなんよ」

と、ポツリと言いました。

お店の人も、子どものことだからと大目に見てくれていたんでしょうね。

注意されたことはなかったみたいです。

それを聞いたわたしも不憫でねぇ。

けれども、わたしは働かねばならず、子どもはひとりでご飯を食べねばなりません。

それから、なるべくお昼休みに帰れる日は帰り、一緒にご飯を食べ、

また職場に戻るようにしました。

けれども、それができない日もあります。

そこはお互い折り合いをつけながら。

 

その時に、思ったんですよ。

いつかわたしも退職して年金暮らしになったなら、同じようにひとりでご飯を

食べねばならない子のための食堂をしたいな、って。

子どもにお金を持たせるのはよくないから、親御さんにチケットを買ってもらって、

そのチケットでご飯を食べるというはどうだろうか。

でも、ここで食べたいけど、そのチケットを買ってもらえない、って子も

きっと出てくるだろうなあ。

そういう場合はどうしたらいいんやろ。

と、まだ何十年も先のことなのに、考え込んだりもしていました。

その内、子どもも育ち、ひとりでご飯がつらい年齢でもなくなりました。

そうこうしていると、世間に「子ども食堂」というものが登場しました。

似たようなことを考えている人がいたんだなあ、とうれしくなりましたね。

けれど、行政の補助を受けたり、寄付を募って、無料で提供する、

なんて発想は、わたしにはまったくなかったので、驚くやら感心するやらで。

やっぱり、たくさんの人が知恵を絞ると、いろんなよい案が生まれるんですね。

 

ちゃんとした食事をしていない子どもは、昔からいました。

でも、うまく手を差し伸べられなかったんですよね。

近所つき合いが減ってくる世の中の流れもあって、ますます孤立していたと

思います。

けれども、そういう世の中だからこそ、新しい流れも生まれてきて、

そこが素晴らしいなと思います。

もちろん、ベストなあり方というのは、確立されていないだろうし、

問題点もたくさんあるとは思いますが、どうか広まり、続いていってほしいな、

と願っています。

ペリカン続報

先日、乳がん検診でマンモグラフィを受けてきました。

その際の問診票に、

豊胸手術を受けていませんか?」という質問がありました。

今まで何度かマンモを受けた時には、なかった気がするんですけどねぇ。

気付いてなかったのかしら。それともここ数年で?

 

で、問診票を持って放射線科へ行くわけですが、

そこでも、撮る前に、

豊胸手術は受けてませんか?」と念を押されます。

いや、見たらわかるよね。手術受けてこれはないよね・・・・と思いながらも、

「はい」と答えたわけですけれど、技師さんにしても、

目視で百も承知であろうがなんだろうが、再度確認するように、

ってことになっているのでしょうね。

たしかに、豊胸手術をした方がマンモを受けられたらどうなるか?と考えると

いくつもの深刻な事故が想起されます。

ということは、豊胸手術をお受けになる方は、もうマンモによる乳がん検診は

受けられない、ということですよね。

そういう覚悟も要るんだなあ。

 

 

昨日、星のカードに描かれている鳥について書きました。

わたしは、ペリカン説がしっくりくるのだけれどなあ、と調べていましたら、

ペリカンについて、こんな記述を見つけました。

 

キリスト教ではペリカンイエス・キリストの象徴としています。救世主であるイエス・キリストペリカンがなぜ同一視されるのかというと、中世ヨーロッパではペリカンは愛と犠牲的精神に溢れた動物だと思われていたからのようです。

なぜそう思われたのかというと、ペリカンは我が子を大変愛する鳥であり、自らの胸に穴を開けて、自分の血を与えて我が子を育てるという伝説があったからなのです。この伝説には異説もあり、自分の雛が殺されると、親は自分の胸をかきむしって、流れ出た血で雛を蘇らせるというものもあります。

これらの伝説によってペリカンは「母性愛、父性愛、慈愛、復活」の象徴として知られるようになり、自らが十字架にかかることで、人類の罪をあがなったイエス・キリストと同一視され、聖職者の紋章に用いられたり、彫像や絵画、聖杯などに刻まれるようになったのだそうです。

しかしながら、このペリカンとは現在知られているペリカンではなく、伝説上の鳥だという説もあります。その鳥はくちばしは短く、羽根の色は黄色か緑で、エジプトに棲んでいるとされていました。

www.cocorila.jp

 

ほ~~~~~!

ペリカンペリカンでも、いまのペリカンではなく伝説上の鳥!

羽の色は黄色か緑!

エジプトに棲んでいるとされる!

 

タロットカードにはキリスト教由来のモチーフとともに、

スフィンクスなどエジプト由来のモチーフもたくさん出てきます。

これはやっぱり、ペリカン説が有力なのでは!?

と力を得た気になったのですが、トキ説としてはこういうものも。

 

この鳥はトキであると言われており、これはエジプトのトート神の象徴でもあります。

 

トキの頭をもつトート神 ↓

http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/rwimage/tarwm17-1.jpg

MAのライダーウェイト・タロット解説−星

 

えええ~~~~、こっちもエジプトなのー?

 

謎は続くのでありました。