京都 四条高倉の占庭から

基本、止めません

迷って、悩んで決められず、

ええい!ここはもう占いだ!と来られる方でも、

実はもうご自分の中の気持ちはほぼ決定済み、

ということが大半です。

ただその決定事項に自信が持てない、不安すぎる・・・・

ということで、おいでになるんですね。

太鼓判を捺してほしいとか、背中を押してほしいとか、

その道を推してほしいとか、いろいろ「おして」ほしくて。

 

お決めになってきたことでも、

その方の才を活かせないものであったり、

好きな相手の人との相性が悪すぎたり、

チャレンジするタイミングがズレていたりすることだってあります。

その場合、その方の勇気と熱意がどれくらいなのか?

自分で自分のお尻を拭う覚悟はあるのか?

をお尋ねして、それがある方はデメリットを説明した上で、

一緒に善後策を講じます。

失敗に終わる可能性が高くとも、熱意と覚悟がある方を止めることはしません。

たとえ失敗しても、きっとそこから学び、格を上げられるだろうと思うので。

けれどもそこまで肚が据わり切っていない方には、

運気的に予想されるリスクを受け容れられるかどうか、

ひとつひとつ訊ねていきます。

そこで俄かに勇気を奮う方はまずおられません。

ほとんどの方が安全策を選ばれます。

 

「ダメ」と言われてもやろう!

「ダメ」と言われたらやめとこう!

 

っていうところまでは、どなたもほぼ決まってらっしゃるんです。

一番迷われるのは、ダメだったらやめとこうと思って来たら、

すごくイイと勧められた、という場合。

半分以上やめとく気分ができていて来られてるので、

迷われます。とても。

 

当然ながら決定権はご自身にあるわけです。

占い師にできることは、覚悟を固めるお手伝いと

デメリットを最小に抑える運気の使い方をお伝えすることだけ。

 

なので、よほどでないと止めません。

ということで、わたしに止められたときは、

よっぽどなんやな、、、、

と、お考えいただけるとありがたいです。