京都 四条高倉の占庭から

結婚相手の選び方

運がいい、悪いと同じように、よく使われる、

相性がいい、悪い。

占いに限らず、ごくふつうに会話に出てきますよね。

人と人だけじゃなく、車との相性など、モノに対しても。

相性がいい、ってどう認識されてるんでしょうね。

 しっくりくる

 いいことがありそう

 好もしく思える

 長続きしそう

他にもあるかな。

ざっくりとした意味では、

「なんとなくうまくいきそうな縁を感じる」という雰囲気

っていうところでしょうか。

うん。実に曖昧ですね。

 

占い的な相性の良し悪しというのは、

同じ生年月日同士であっても、

対象によって違う場合があります。

 対等の立場

 上下関係

 親族

 同性・異性間

同じ異性間であっても、友だち・恋人・夫婦では、

相性の良し悪しのポイントが微妙に変わってきます。

 

「相性はどうですか?」と訊かれることの多い占いですが、

世間じゃお互いの相性など確認せずに結婚されてる方が大半でしょう。

結婚に最も大きく作用するのは、たぶん、

ハズミです。

まあ、それを縁とも言うのでしょう。

相性が悪くても添い遂げるご夫婦もあれば、

最高の相性なのに不満が絶えないカップルもあります。

なので、結局は相性の良し悪しで、

つき合うかどうか、結婚するかどうかを決めるのは、

ナンセンスなのかもしれませんね。

 

結婚相手を決めるときの優先順位って、それはもうさまざまで、

 えええ~~~~!そこですかー?

と驚かされることも多いんですが、

何を一番大切にしたいか、は、人それぞれなんですよね。

どんなにいい人で、素晴らしいところがたくさんあっても、

どうしても許せない部分がひとつあれば、もうムリでしょう。

逆に、いろいろと問題はあっても、

この人にはこういう素晴らしいところがひとつあるから、

それだけで一生尊敬し続けられるわ!と思えれば、

それはかなりしあわせな選択となりそうです。

なので、相手選びのときは、平均点で選ばない方がいいんちゃうかな、

というのが、いろんな方のお話を聞いていて思うこと。

もちろん平均点の高さに一番満足感を得られるなら、

その選択もOKということですね。

 

相性がイマイチでも、相手のことが大好きで、

この人と一生を創って行きたい!と願っておられるなら、

 

こういうところにお互い気をつけましょう。

 

モメて話し合うときには、

 理に訴える

 情に訴える

 押し切る

 泣き落とし作戦

と、相手に応じた、効果のありそうな方法をお伝えします。

 

結婚のカタチも、しあわせのカタチも、

自分で選んで育てていくものですよね。

相性は悪くてもしあわせ、という場合だってありそうです。

どんな人生を望んでいるの?と、

まず、ご自身で問うてみてください。

どういう人を自分は望んでいるのか、

ということも見えてくると思いますよ。