いますよね。刃物みたいな人。
その言動で人の心を傷つけます。
斧のようにぶった切る人、サーベルのようにすらりと斬りつける人、
かんなのように削いでいく人、錐のように突き刺す人。
いろいろですね。
刃物側の人も、意識して傷つけている人はたぶん多数ではなくて、
その人にとっては、何気ないことが刃物を振り回してるに等しい、
という場合がほとんどじゃないかと思います。
ま、あれです。未必の故意ってやつもあるかもしれませんけれどね。
で、その刃物のような人が身近にいると、身を守らなければならない。
垣を張り巡らして距離をとる。
自らに鉄板を巻き付けて鎧う。
こちらも対等、もしくはそれ以上の刃物で応戦する。
くらいかなあ。
どれも危うさがありますよね。
あと、説得、話し合いという手もあるにはあるけど、
効果のほどは、さて。
占いでも、刃物みたいな星の人って、あるんですよ。
武器なのでとても強いけれど、苦労性でもあって、
人格を上げていくのに、たくさんのハードルを越えなければなりません。
もちろん、そういう星の人にも弱点はあるし、
苦手とする相性もあるんです。
それは、火と水なんですね。
火は、冷たく尖った鋼でも、熔解することができます。
水は、いくら切りつけたところで、ダメージを受けません。
では刃物にとって、火や水は敵なのかというと、そうでもないんです。
火は、唯一自分をあたため、ゆるめてくれる存在ですし、
水は、どう振る舞っても避けず、傷つかず、静かにクールダウンしてくれます。
自分の力が通用せずに、イライラしたり、怯えたりすることもある反面、
救いの神でもあるんですよねぇ。
ということで、刃物みたいな人と関わらざるを得ないときには、
火か水になるのが、一番有効です。
自分にはムリ、と思ったら、この際、背に腹は代えられません。
火っぽい人か、水っぽい人に、矢面に立ってもらいましょう。
さあ、適任者はいずこ?