京都 四条高倉の占庭から

占い師もいろいろで

占い師のイメージって、およそ好いものではなかろうなあ、

と、占い師のわたしでも思います。

 

 ちょっと薄暗ーい、あやしーい、入りにくーい占いの館みたいなとこで、

 水晶玉の前に薄物のベールなんか被って座ってて、

 アクセサリーをジャラジャラつけていて、爪が長くて、

 目つきがふつうじゃない、化粧の濃いおばさん。

みたいな感じ?

 めっちゃ胡散臭くて、よくわからない怖いこと言われて、

 魔除けグッズかなんかを買わされそう。

みたいなんもあるかな。

 

ひどいな~

というか、なんか笑ってしまう。

けれども、そういう「いかにも占い師」みたいな雰囲気を

好む方も相当数おられるから、成り立っているとも言えるわけでね。

やっぱり、そこは需要と供給のバランスが取れているのでしょう。

 

わたしは、昔から占いが大好きだったんですけど、

そういう雰囲気のところには、とてもよう入りませんでした。

なので、そういうのが苦手だけど、占いは行ってみたい、

という方も相当数おられるに違いない、とも思っていたんですね。

だから、自分で占いのお店を開くならば、

まず、明るくて、ちょっとポップで、リラックスできる空間を

と思っていました。

 

ホームページは、とにかくわかりやすさ重視。

スタイリッシュでカッコイイけど、

知りたい情報までなかなかたどり着けない、

みたいなのは意味がないと思っていたので、

できるだけシンプルにしてもらって、誰が見ても、

 明朗会計

 モノを売ったりしません

 怖くありません!

というのがわかるように作ってもらいました。

このホームページを見たら、アヤシイ感じ好きな人は、

まずご来店されないだろう、というものに。

 

そうしましたら、やっぱり予想通りに、

占い占いしたのが苦手で、、、、という方が来られるお店になりました。

とてもありがたいです。

やはり、こちらとしても期待を裏切りたくはないですし、

ニーズに応えられないのも申し訳ないことです。

占庭を「なんかフツウぽくって、もの足りない」と思われるのではなく、

「安心できそう」と思っていただけると、とてもうれしいです。

 

先日、タロットの生徒さんが、

「ホームページが紫色とかだったら、たぶん来ていません。

 だけど、来るまではやっぱりちょっと心配で、

 ドアを開けたら暗転してたらどうしよう。

 ベールを被った人が座ってたりしたらイヤだなあって、

 思ってはいましたよ。」

と笑ってはったんですけれど、そうでしょうとも。

まったく見ず知らずの人と個室で対面するわけですから、

どんな人だろうって、警戒しないはずがないですよね。

 

占庭のホームページには、占い師の顔写真を載せていません。

それは、恥ずかしいから。

ホントすみません。しょうもない理由で。

 

ま、顔写真を見たところで、どういう人間かは、

なかなかわからないとも思いますしね。

それならば、どういう占いをどういうスタンスでやっているのか、

日頃どういうことを考えてるか、っていうことを

なんとなくわかってもらえたらいいかなと思って、

毎日ブログを書くことにしたんです。

これを読んでいただけたら、霊能者ではないこと、

スピリチュアル系の占い師でもない、ということは一目瞭然です。

怖いことを言ったり、叱りつけたりするタイプでないのも、

あらかじめ、わかっていただけるんじゃないかと思うんです。

ワタクシ、非常にカジュアルな占い師です。

もしかしたら拍子抜けされるくらい、ごくフツウの恰好をしております。

 ですので、みなさまも、お気楽においでくださいませね。