あー、いまは運気の悪い時ですね。
流れが滞っていて、全然背中を押してくれてないです。
そう、お話しすると、
えーーー、そうなんですか~、、、
と、ガッカリされる方と、
ああ、やっぱり!
と、どことなく安堵される方がおられます。
ガッカリされる方は、現状をそれほど悪いと思ってらっしゃらず、
これから上昇していく期待がおありだったのでしょう。
一方、安堵される方は、もうじゅうぶん運気の悪化を体感してらして、
「いったい何があった? こうなるのはどうしたことか・・・?」と
不安を抱いておられたということですね。
「運気が悪い時」と告げられることで、
あ、そうなんや。
と合点がいき、運気の悪い時ならばしょうがないかー、と
あきらめがつくということなんです。
あきらめることに納得がいく、とも言い換えられます。
「あきらめる」ということは、後ろ向きだと思われるかもしれませんが、
「あきらめる」ことに抗った方がよい時期と、
抗ったところで無駄骨という場合があって、
早々にあきらめる方が、前向きということだってあるのです。
もちろん、運気が悪いとわかったところで、現状に変わりはないし、
何の解決にもなってはいません。
けれども、闇雲に「なんで?どうして?」と焦る気持ちや、
ふくらんでいくばかりの不安のガスが抜けるのは確かです。
それを「そんなん、ただの気休めやん」と言われるならば、
まこと、その通りです。
それでも、その「気休め」で無用の力が抜け、
気持ちを転換できることも大いにあるのです。
運気は悪くないのに、なぜか良くないことが続く、という場合もあります。
そういうときは、わたしはこう言います。
それはたまたま続いただけですねぇ。
因果はないので、あまり気になさらずに。
と。
あ、
何それ。無責任だなあ~
と思われました?
人間はひとりで生きてはいないので、周囲の人の影響も受けるわけです。
実は、誰かの運気のとばっちりを受けてしまう、という場合もあります。
けれども、所詮、周りの人のとばっちりですから、
いつまでもは続きません。
あまり気に病まない方がよいのです。
そして、ご自身の開運ポイントや、その年の運気を利用して、
その悪い影響から脱する方向へと、意識を向けられることが大切です。
即効性はないにしろ、対処方法はあるわけです。
たくさんの方のお話を聴いていますと、
ダメだ、ダメだ、、、と落ち込みやすい人ほど、
よくないモノを呼び込む傾向があるように思います。
笑っても一日、しかめっ面でも一日。
同じ状況でも、笑っている方が、そらもう絶対に強いです。
わたしは、つらい時にも笑える根性を持つことは、
悪運を遠ざけ良運を呼び込む大きな力だな、と感じています。