頭脳線というのは、人差し指の付け根の2㎝くらい下から、
斜め下へ向けて、手のひらを横切っている線のことです。
長いと賢くて、短いと頭が悪い、なんてことはありません。
囲碁や将棋の名人に、驚くほど短い人が見られます。
思考力のあるなしと、線の長短は比例しないようですね。
もちろん反比例もしません。
頭脳線から読み取れるものは、
① 理系脳か文系脳か
② 現実的か夢見がちか
③ 自力で夢を掴める運をもっているかどうか
④ 集中力・思考力の有無
⑤ フットワークの良し悪し
うん。ズバリ頭脳のお話ね、というのもあれば、
頭脳と言われれば頭脳関係か、というのもありますよね。
では、ひとつずつご説明しましょう。
① 理系脳か文系脳か
ものの考え方や、ものごとへのアプローチの仕方が、
理数系なのか、文系なのか、ということ。
なので、別に理系脳だから、理数系に進まなければ!
ということではないんですよ。
② 現実的か夢見がちか
これは①と同じように観るのですが、
優先順位をつけるときに、合理的現実的に考えるか、
情緒に重きをおくか、ということですね。
適職を探るときにとても大切な部分であり、
恋愛相手選びにも影響してきます。
しっかり稼いでくれる間違いのない人を選ぶか、
白馬に乗った王子様を待っているか、分かれるところ。
③ 自力で夢を掴める運をもっているかどうか
この線はラッキーな特殊線で、頭脳線の先端に現れます。
ラッキー線ではあるけれど、タナボタ的ラッキーでないのが特徴で、
明確な夢や目標を持ち、それに対して精進努力を重ねると、
必ず手に入れることができる、というもの。
いくらこんないい線の持ち主であっても、
夢も目標もなく漫然と生きていては宝の持ち腐れです。
「いいのいいの、わたしは小さな幸せで満足なの」
なんて思わずに、せっかくのラッキー線を生かし、
どうなりたいか、どう成功したいかを考えてがんばっていただきたいです。
④ 集中力・思考力の有無
考える力が強いか弱いか、じっくり考える根気があるかないか、
ということですが、残念な人ほどよく現れます。
けれども、この線は努力していけば変化していくものなので、
弱くてもあきらめてはいけません。
⑤ フットワークの良し悪し
これは生命線、感情線とセットで観ます。
考えるより先に動いている人もあれば、熟慮に熟慮を重ね、
石橋を叩いて、叩いて、うん、大丈夫!
でも渡るのは今度にしよう。
みたいな人もおられますしね。
即断即決即行動、みたいな女性には、
「じゃじゃ馬タイプですね~」とつい言うてしまうんですが、
この「じゃじゃ馬」って言葉が、だんだん通じなくなってきています。
もう死語なんやろか。
昔、二十歳前だったかなあ、読書好きなわたしに、
シェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』を同期がプレゼントしてくれたことがありました。
えっと、どういう意味?
と思ったことは覚えてるんですが、内容はきれいさっぱり忘れました。えへへ。