京都 四条高倉の占庭から

あまりのない人

先週、ヨーガの先生が、

「”あまり”のない人は困るね」

というお話をされていて。

”あまり”というのは、余裕、余白、の余りということです。

過敏、がんばり過ぎ、スケジュール詰め過ぎ、他者に求め過ぎなど、

“過ぎ”ていることによって、トゲトゲしくなったり、追い詰められたり。

 

「『何にもする気が起きないときがあって…』って言う人がおられるけど、

 そういう人は、普段がんばり過ぎてる人なのよ。

 だから、何にもする気が起きないことを罪悪のように感じてしまってはる。

 何にもする気が起きないときは、しなくていいんです。

 心身が”あまり”を要求してるってことだから」

とおっしゃってました。

 

そっかー 

たしかに、

ダラダラ=怠惰=悪

みたいに思ってしまいがちですよね。

ちょっとくらいはええか、たまにはええか、って思うことにしよう。

 

その話に続いて、

「いくら食べても、もっともっと食べたいって思う時があるでしょう?

 そういう時はね、食べたいだけ食べたらいいのよ。

 え?いっつも? いっつもはあかん(笑)

 食べて食べて、もういい、っていうところまで食べたら、

 お腹壊して、自然デトックスになるんですって。

 胃腸がデトックスを求めてるとそうなるんや、って、

 内科の先生が言うてはってね」

と。

 

うーーーーん、お腹壊すのがイヤやん。

と思うわけですが、そんな気分になったら、一度やってみようかな。

 

そんな話を聞いたからというわけではないんですが、

今日はやる気が出てこない一日でした。

ま、それでも家事はせねばならず、一日何にもせずには過ごせません。

だけど、あれもしないと、これもしておかないと、と思うのはやめにして、

できる範囲のことをゆっくり片付けることに。

自分で自分に勤勉を強いてもしょうがないですよねぇ。

勤勉だけど”あまり”のない人ってのも魅力ないしなあ。

なんて考えて、ゆるゆるを後ろめたく思わず過ごすことにしました。

ふふ。いい言い訳を教えてもらったなー