京都 四条高倉の占庭から

海外へ開いている星

外国の地、外国の人など、海外と縁の深い星があります。

この星はいわゆる「変人」の星でもあって。

 

なぜ変人なのかというと「我が道を行く人」であるからなんです。

既成概念や、常識、無難な道を優先せず、自分の考えで自分らしく行動し、

オリジナルな生き方をしたいと望む人。

要するに「みんなと一緒なんて真っ平だ!」という星なわけです。

一番大切にしたいことは「自由」であること。

 

オリジナルな人生を歩もうとすれば、テキストになるものはないので、

自分で考えたり、創り出したりしなくてはいけません。

そう。独創性がある、ということも特徴のひとつです。

 

他人とは違う視点、思考回路、行動様式を生み出すのは、ユニークな感性から。

他人にどう思われようが、そんなことはどうでもいいので、

自然と「変わってる人だね」という評価になり、変人ができあがるわけですね。

 

しかし、変人として自由に生きるには、勇気も要ります。

自分の思う、先の見えにくい道を忍耐強く歩み続ける粘りと度胸も必須。

なかなか大変です。

そして重要なのは、目標になるものや、目指す夢があってこそ、

変人星の本領が発揮される、ということなんですね。

それがなければ、自由を求める気持ちは強くとも、

ただ彷徨うだけの放浪のヒトで終わってしまいます。

せっかくの個性や才能が、中途半端な変人で終わってしまうのはもったいない。

ぜひ、目的、目標、夢、希望を持ち続け、チャレンジし続けてほしい星です。

 

知らない国で暮らすことも、言葉の通じない人とつき合うことも、

この変人星の人にとっては、それほど高いハードルではありません。

むしろ、日本の外へ出ると、縛られていたロープを解かれたような解放感を得、

本来の自分を取り戻したように感じるのだそうで。

なにしろ、境界や枠組みなど、なきに等しい感覚の星です。

国境なんてなんのその、なので、海外へとの縁も広がりやすいのですが、

くれぐれも「一生漂って終わり」にならないように。

 

「変人の星ですね」と言うと、たいがい、ぷっと笑われるわけですが、

魅力的な人が多い星です。

ただ、人間関係の距離感もちょっと特殊なので、恋愛、結婚の相手として、

「ふつう」に考えるのは難しいところもあります。

自分が自由でいたい人なので、パートナーも束縛したり、

支配しようとしたりはせず「キミはキミ。ボクはボク」みたいな感じで、

自立した者同士という関係を好みます。

依存することも、されることも避けようとするでしょう。

ベタついた人間関係は望まず、寄り添って慰めるなんてことは超苦手。

かなりドライなパートナーなので、あまりデリカシーは感じられないかな。

そこを残念に思う人も多いでしょうし、理解しにくいところでもあると思います。

けれどももちろん愛情はあり、イザというとき頼りになるタイプなので、

運命共同体のパートナーと思えば、ユニークで力強い相棒になりそうです。

 

安定よりも冒険を!

破壊があってこそ創造があるのだ!

一度きりの人生をできるだけドラマチックに!

と思われるならば、この星の人をお選びになるといいですね。

間違いなくワクワクドキドキとハラハラ満載の「ふつう」ではない人生を

拓いて見せてくれると思います。