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京都 四条高倉の占庭から

自分に合った占い師とは

6年ほど前に、イベント占いに出ていました。

商業施設の通路脇のブースとか、催事スペースなどの期間限定かつ不定期での

出店です。

占い師を派遣する会社に登録しておくと、お声がかかる、という方式。

そこで、いろんな占い師さんと出会いました。

そういった場所では、だいたい2~3人くらいの占い師が日替わりで入る、

というのが通常でして、年齢も占術もキャリアもバラバラな占い師が、

たまたま同じ日に顔を合わせることになるのです。

 

占い師というと、見た目も中身もフツーの人とはちょっと違うクセモノ、

みたいなイメージを抱かれるかもしれませんが、意外とそうでもありません。

「いかにも占い師」風を好まれるお客さまも少なからずおられるので、

そういうニーズにお応えし、それ風な出で立ちやメイクの方も、

たしかに少数はおられますけれどね。

大半は、フレンドリーでいて、占いに関しては大変まじめな方がほとんどです。

 

いろんな所へ行って、いろんな方と一緒に仕事をしましたが、

みなさん親切で、イケズされたことは一度もありませんでした。

占術について質問をしても、秘密主義みたいなところは一切なく、

詳しく丁寧に答えてくださいました。

基本的に、すごくオープンマインドなんです。みなさん。

それは占い師にとって、結構大事な資質なのかもしれませんね。

こちらが垣根を解放していなければ、相手の方もバリアを解けないもので。

占いに慣れてらっしゃるお客さまは、ご自分のペースで躊躇なくお話しされますが、

そうでない方は、どこまで話してよいものか、この占い師は大丈夫なんだろうか、

と不安でいっぱいなんですよね。

そりゃそうですよねぇ。そのお気持ち、わかります。

 

が、占い師としましては、できるだけお客さまの本音をお聞かせいただきたい。

なぜなら、ご自身のお気持ちや望みに沿うようにするために、

持ってらっしゃる運気をどのように活用すべきか、をお答えしたいので。

 

たとえば、恋愛で悩んでらっしゃる方でも、いろいろです。

ずるずるとつき合いが続いているけれど、どうしたらいいのか?

という質問ひとつとっても、ご自身のお気持ちが、

「もう別れた方がいいのかも」と

「もう結婚に踏み出したい」では、まったく違います。

そして、このふたつは並立している場合も多くて、

ご自身ですら、どっちを望んでいるのか、よくわからなくなって・・・・

ということも、ままあります。

 

そこで、まず悩んでらっしゃるお客さまの本当の望みは何なのか?を

掘り起こすことから始めなければなりません。

その際、どうアプローチしていくのかが、占い師によって違ってくるわけです。

 ひたすら寄り添って、やさしく話を聴き続ける人。

 叱りつけるように話して、その反発で見極めようとする人。

 合理的な判断を優先する人、ハート優先の人。

 占術がすべて、という人。

実にさまざまです。

占いというと「当たる」かどうか、が最重要と思われがちですが、

占い師が占ってそこそこ当たるのはあたりまえのことでもあります。

だって、それを生業にしてるんですから、そうじゃないと問題です。

出まかせや、憶測じゃないわけですし。

ですから、的中率よりかは、むしろ、そのアプローチの仕方が、

合う占い師か、合わない占い師かの、分かれ道になってきそうですね。

 

世のたくさんの占い師の中から、自分に合った、信頼できそうな人を見つける、

というのは、これはもう「ご縁」の領域ですかねー

お客さまが「占い」に何を求めてらっしゃるかによっても、

選ばれる占い師は変わってきます。

占庭を選んでくださるお客さまは、どこを気に入ってくださっているんでしょう?

それは自分ではわかりません。

そして、同じ「占庭のお客さま」であっても、おひとりおひとり、

選んでくださるポイントは微妙に違うような気もします。

おもしろいですよね。

本当に占い師って、おもしろい仕事なんですよねぇ。