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京都 四条高倉の占庭から

アイドルはラクじゃない

急に気温が下がってビックリしますね。

涼しいを軽々と越えて、もはや肌寒いという朝でした。

カラダもキモチも、全然ついていけてません。

 

わたしはSMAPのファンでもなんでもない門外漢なのですが、

彼らの解散騒動で感じたことを書いてみます。

ファンの方、怒らないでね。

 

昔は彼らの番組を楽しくテレビで見ていました。

1月の解散騒動のときには、驚いたし、もったいないなあ、と思ったけど、

メンバーの年齢を考えると、無理もないか、という気もして。

40歳を過ぎても「アイドル」を続けていかねばならない、って、

なかなか過酷なことやと思います。

それでも、それぞれがいい仕事をして、役割を果たしていて、

よくやって来られたなあ、と労いたい気持ちになりました。

 

アイドルだから恋愛はご法度、結婚も許可されない。

永遠に、〇〇クンと呼ばれる自分の人生、これでいいのか?って

迷いが出てきてもしょうがないですよねぇ。

 

今回の騒動で一番ソンをしたのは所属事務所だと思うんですよ。

ソンをするまいと手を尽くして、一番ダメな結果になってしまった、

というパターンな気がします。

 

 セット売りが一番高く売れる。

 高く売れる内はそのままの形にしておきたい。

に、こだわりすぎたんちゃうかしら。

メンバー内の軋轢がどうしようもないところまできてるなら、

高く売れる解散の仕方を演出すればよかったのにね。

この騒動で、SMAPメンバーの好感度は全員降下したし、

市場価値としてはダダ下がりでしょ。

事務所としては「売り物」であるメンバーを理解して、

今後もいい状態で売り続けられるよう判断すべきやったのに。

イメージダウンが一番痛手な商売で、

なんでそこをもっと慎重にしなかったのかしら。

 

「まだこんなに人気があるのに、ここで解散!?」ほど、

後のひとりひとりの価値を上げるものはないんじゃないかと思いますけれどね。

メンバーそれぞれがピンでも十分やっていけるだけの才もあるんだし。

そうすることで、メンバー自身のモチベーションUPにもつながったかもしれない。

それで、何年か経って、それぞれのわだかまりが解けたらならば、

期間限定再結成とかして、また商売にもつながったやろにね。

長い目で見たら、ファンの人たちにとっても、それが一番よい道だったように

思うんですけれどねー

解散をなんとか回避してもらいたいというファンからの意思表示のために、

世界に一つだけの花」のCD購買運動が起きた時、

ああ、ファンっていうのはすごいなあと思いました。

それだけSMAPというグループを愛していて、大切に思ってはるんやな、って。

でも、その熱が、ファンではない人間からすると熱すぎて、

なんだか別世界のことのように感じてしまいます。

メンバーのためを思っての行為が、ほんとにメンバーの為になってるのか、

メンバーに喜ばれているのかが、なんか微妙な感じで。

ファン心理っていうのは、万人には理解され難いものなのだなあと、

改めて考えさせられたというか。

 

ともかく今回の解散騒動は、所属事務所痛恨の読み違いだなあ、

と、まったくの外野からは思うわけですが、わたしなどには考え及ばない、

もっと根深いものがきっとあるのでしょう。

芸能界は単純な商業ではないのでしょうから。

 

アイドルとして生きていくって、天国なんやろか、地獄なんやろか。

かわいい容姿の男の子がジャニーズに入る時に、

そんなこと誰も考えませんよね。親も含めて。

愛らしさ、美しさ、持って生まれた華、歌やダンスなど芸能の才、運。

それらを「売り物」と認識せずに足を踏み入れてしまったら、

自分自身とのギャップに苦しむことになるだろう、

なんていうことは容易に想像できます。

 

永遠にアイドルでいるためには、いい時に惜しまれて引退して伝説になるか、

「もうアイドルやめました」と等身大になって再スタートするか、

の、どっちかしか道はないような気がしますね。

 

何十年も第一線でアイドルを続けてたら、そらどこかで破綻する時がくるよね、

と思ってしまうわけですが、それは熱狂的なファンには

受け容れ難いことなのでしょう。

解散後、メンバーそれぞれが解散前よりもイキイキと活躍されたならば、

ファンの方たちも、ちょっとは気持ちが軽くはりはるのかな。

いやいや、やっぱり、SMAPでないと意味がないんやろうね。