読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
京都 四条高倉の占庭から

タロットで株を?

占いについて

今朝、四条大橋から見下ろした鴨川は、茶色く濁り、水嵩が増し、

どうどうと流れていました。

今年は夏の間、あまり夕立がなかった気がしませんか?

そういう季節的な、おなじみの気象現象が減ってきて、

局地的な短時間集中豪雨が、ゲリラ的に勃発することが増えてますよね。

昔は、そういうの「うわ、なんだかスコールみたい♪」って、

ちょっとわくわくしたりもしたんですが、いまや怖い。

地震も洪水も、どこにいたって用心しておかないと。

 

先日、タロットカードを引いてほしい、

とフラリと入って来られたお客さまがおられました。

わたしはどちらかというと、タロットは補助的に使っているのですが、

「タロットで」とピンポイントで要望されるお客さまも時にあります。

 

このお客さまがおっしゃるには、お持ちの株式について占ってほしい、と。

 

株とか競馬とか、そういうものは占うもんじゃないと思っているし、

占ったことはもちろんありません。

占いで株の上がり下がりなどが100%わかるのならば、

占い師はみんな大金持ち、ってことになりますしねぇ。

どちら様も、それはないな、とご理解のものと思っていました。

 

株式について、カードを引くことはできるのでしょうけれど、

やったこともないし、その結果に責任も持てませんしねぇ、とお話しすると、

 

 実は、以前、あちこちで株についてカードを引いてもらったことがある。

 同じ銘柄について、違う占い師に占ってもらったこともあるが、

 なぜか同じようなことを言われた。

 それが不思議で、おもしろいなあと思うようになった。

 責任を取ってくれなどとは言わない。 

 参考にしたいだけなので、カードを引いてくれまいか?

 

とお話しになりまして。

今までにも、そうした体験がある方なのであれば、

タロットカードの特性もある程度は理解されているのだろうと思い、

それじゃあ、持っていればどうなるか?とか、

売った方がよいか、売らない方がよいか?とか、

そういう訊き方で引くのでよろしければ。

ということで、わたくし、初めて、株式について占いました。

 

そのお客さまは、タロットのことをよくわかってらして、

結果の聞き方や、受け止め方が、とても自然で、

占い師から見ましたら、理にかなったご理解をしてくださいました。

うーん、表現がわかりにくいですかねー

 

タロットというのはたったひとつの明確な答えを出すものではないんですね。

カードにはたくさんのいろんな意味があり、隣り合ったカードとの意味合いもあり、

そこをリンクさせながら「こんな感じ」というニュアンスをお伝えし、

それを受け取った方が、ご自身の中で納得されたり、考えたり、感じたりなさる、

というもので。

例えば、株式が上がる確率〇〇%みたいな出方はしないということ。

また、売却しても、保有し続けても、どちらにしても不本意な結果となる、

ということもある、ということなんです。

それは、普通に考えれば現実的にあることだとわかっても、

占いの結果がどっちもダメそう、なんてのは占いの意味がない、

と思われる方だってあると思うんですよ。

タロットカードで出た未来像が、どちらにしても思わしくないですね、

とお話しして、なるほど、と納得できる方は、タロットに慣れてらっしゃる、

とも言えるわけです。

件のお客さまは、そのあたりが、とても慣れてらした。

で、こちらもあまりプレッシャーを感じずに、いつものように

すんなり占うことができました。

 

占ってみて、これはなかなかおもしろいかも、とも思ったのですが、

やはり、そういうお金に直接関わることは、占いには向かないという気がします。

けどまあ、広い世界には、デイトレーダーお抱え占い師なんて人が、

どこかにおられるのかもしれませんけれどね。