京都 四条高倉の占庭から

申酉天冲殺の方へ

本日は節分。

占いの暦では、今日で申年が終わります。

申酉天冲殺のみなさん、折り返しまできましたね。

「まだ、半分かああああああ、、、、」とお思いでしょうけれども、

半分ではありません。

いえ、半分は半分ではあるけれど。(どっちやねんな)

天冲殺の期間は2年間なので、その丁度半分まで来たのは確かなことです。

けれども半分ではないというのは、山は越えましたよ、ということ。

 

申酉天冲殺の場合、良ろしくない影響が、ほぼ申年に集中します。

特に、近しい人との関係に影響が出やすい。

ひどいケンカをしたり、裏切られたり、別れてしまったりと、

人間関係にひびが入りがちです。

そして、そのひびの修復がとても難しい。

というのが、申酉天冲殺の方に共通して出やすい影響です。

 

これに加えて、去年、今年にめぐり来ているふたつずつの星の影響が

被ってきます。

これらは、お一人ずつ違うので、影響はまちまちです。

ビジネス関係に出る人、健康面に出る人、夫婦関係、親子関係に出る人など、

いろいろなパターンがあるので、こちらは個別にお訊ねください。

 

この1年、心に大きな傷を負ってしまった人も多かったでしょう。

極度に消耗して、クタクタになっておられるところで、

まだ1年あるのか・・・・とぐったりなさっているかもしれませんが、

酉年は申年ほどのひどい状況には、まずなりませんので、

あまり恐れなくても大丈夫です。

もちろん、天冲殺期間は抜けていないので、要注意ではありますけれどもね。

 

それでも、そろそろ来年以降の10年間を見据えて、

 自分はどうしたいのか?

 どうなっていきたいのか?

という意思と望みを意識していってください。そして、

 そのためには、何が必要なのか?

 どんな準備や計画をしておかねばならないのか?

をなるべく現実的、具体的に考えていきましょう。

 

今はまだ、結果や、成果に対する評価を期待する時期ではありません。

必死にアウトプットしたところで、手応えを得るのは難しいでしょう。

あと1年間は、ご自身の中をもう一度、磨き直してくださいね。

 

では、その手順をまとめておきましょう。 

まず、これまでの自分を省みる。

反省すべきところは反省し、変えていく努力、補填する努力をしていきましょう。

ここで、もうひとつ大事なのは、がんばってきた部分を褒めてあげること。

きちんと褒めて、そこをもっと伸ばすにはどうしたらよいのかを考えます。

要は、等身大の自分自身を再確認するということですね。

過大でも過小でもない認識をするための、客観的な目が肝要となります。

 

現在のご自身を正確に把握できたならば、その自分をワンランクUPさせるぞー!

という意識を明確に持ちましょう。

どこをどうUPさせたいのかがわかると、どこからどう手をつけていけばよいのか、

道筋も見えてきます。

 

後は、地道な努力を続けるだけ。

その努力に対する評価は、自分自身が下す正当な判断のみです。

他人に、褒められようが、くさされようが、一喜一憂せず、

この期間は、サラーっと流してください。

あくまで自分目線で、ご自身を見つめることです。

 

そうして怠らないでいると、来年の節分が明けるころには、

いまよりももっとピカピカになった自分で、また流れ始める新しい次の運気に

うまく乗っていくことができるのです。

 

今、運気が滞っているのですから、ものごとがスイスイ流れるはずがありません。

うまくいかなくて当たり前。

しんどいけれども、そう思って焦らないことです。

焦って、あーでもない、こーでもない、を繰り返すと、体力は消耗するわ、

気力は萎えるわで、ロクなことになりません。

つらいですが、辛抱のし時だと言い聞かせながら、やり過ごしてください。

 

申酉天冲殺の一番苦しい、大変な時期はもう過ぎました。

残り1年は、どうかしっかり自分磨きをなさってください。

お墓参りなどの先祖供養も忘れずにね。