京都 四条高倉の占庭から

ドキドキの占い師デビュー

今日はとってもいいお天気。

よかったな~~~

と思うのは、京都マラソンの日だから、ではありません。

今日は、長くタロットレッスンに通ってくださっている生徒さんの、

”魔法にかかったロバ”さんでのワンコイン占いデビューの日なのです。

12時~15時の3時間なので、ただいま真っ最中!

きっとドキドキだろうなあと思います。

わたしも初めて「見ず知らずのお客さま」を占った時は、ドキドキでしたもん。

そうそう。わたしも500円から始めたのでした。

500円とはいえ、見料を頂戴するからには、

それだけの満足感を得てお帰りになっていただきたい。

と、自信はないながらにも、それくらいの自負はあったので一所懸命でしたねぇ。

懐かしいです。

 

占庭のタロット教室を修了されて、プロにおなりになった方もおられますが、

そういう方はごくわずかです。

元々、超初心者の方へ向けて、

 タロットっておもしろいんですよ~~~

 奥は深いけれど、難しくはないんですよ~~~

 気軽に触れてみませんか~~~

という気持ちで始めたもので、プロを養成しようなんて野望はなかったし、

また、できるとも思っていませんでした。

 

それでも、たくさんの生徒さんの中には、いつかプロの占い師になれたら、

と思ってらっしゃる方もおられたわけです。

レッスン修了後、すぐに一歩を踏み出される方もおられ、

うわああ、勇気ある~~~~!

とその行動力に驚かされ、感嘆してしまったこともありました。

ま、そういう方は2,3人とごく少数で、他の方は、ご自分のお店(Barやエステ)、

知人友人のカフェなどで、スローに始められてらっしゃる方が多いですね。

けれど、そういう方も少数派でして、見料なしで周囲の方を占って楽しんで

おられる方が大半です。

わたしとしましては、どんな形でもタロットに親しみ、楽しんでいただけたら、

それだけでとてもうれしいですし、大満足。

 

レッスンでタロットカードの意味を覚えていくのは、案外難しくはないのですが、

リーディング(引いたカードの意味を読み解くこと)が難しく、

これはもう場数をどれだけ踏むかにかかってきます。

それも、ちゃんとゲストを前にして、結果をきちんと話して伝えるということに、

どれだけたくさん真摯に取り組んだかで、技量は上がっていくものなのです。

もちろん、そこにセンスが良いかどうかというのも加わりますが、

より大きな力を発揮するのは、真剣度と場数です。

 

リーディングは読むところまでではなく、相手の方にわかるように伝える、

というところまでを練習しないと、なかなか上達しないものです。

それも、気心の知れている人とゆるく話すよりかは、

知らない人と、ちょっとした緊張感を持って対面する、というのがいいんですね。

ですので、今、まさに生徒さんが体験されている、

見ず知らずのお客さま相手のワンコイン真剣勝負は、素晴らしい機会です。

初めてのことで、不安や恐れもあるとは思いますが、

きっとそれを上回る有意義な体験になるでしょう。

ゲストを占うことの楽しさ、難しさ、喜びも実感されることと思います。

占いは、するのもされるのも、どっちもおもしろいものなのでね。

 

けど、今日はまだドキドキが勝っているかな。

がんばってね~~~~!