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京都 四条高倉の占庭から

同時代ギャラリーにて

三条通は好きなお店がたくさんあって、よく歩いているところなのですが、

御幸町にある同時代ギャラリーというところは、全然知らなくて。

ええ、何度も何度も前は通っているので、レトロでカッコイイ建物だなあ、

という印象はもちろんあったんですよ。

けれど、それも風景の一部として見過ごしていて。

 

来週の火曜日から日曜日までの6日間、こちらのコラージュというスペースで、

衣笠美春さんの「ここにあるもの」という個展が開かれます。

同時代ギャラリーのスケジュール紹介のページによると、

 

京都で暮らし働く人を訊ね、インタビューをしました。

「どうしてこのお店(仕事)を始めようと思ったのか」お店を始めた経緯や、続けるなかで思うこと。

 

喫茶店にパン屋さん、本屋さんの店主に美容師や占い師など、気になるあの人にお話しを聞きました。そのインタビューを展示にします。

 

その場所に「一人の物語がある」と感じた時、町の風景が「同じようなもの」には見えなくなりました。「出会いたかったな」と思う物語は、案外近くにあるのかもしれません。あなたが今住む町にも、新しく住む町にもきっと。Schedule | 同時代ギャラリー

 

となっています。

実はこの衣笠さんとおっしゃる方、昨年、占庭へお客さまとして来られた方で、

「いろんな人にインタビューして、それを書きたいんです」

と話してらしたのですが、まさにその展示をされるということなんですね。

なにしろ文章なので、それをどんな形で展示されるのか、というのが、

見てみないとわからないのですが、興味津々です。

そして、この紹介文の中にある「占い師」とは、わたしのことでして。

インタビューされた7人の中のひとりなのです。

だからわたしもドキドキ。

そして、他の6人の方々のインタビューも読んでみたい!

 

衣笠さんが占庭へ来られた経緯も、本当に不思議なご縁でね。

去年のいつ頃だったかなあ。

たまたま読んだマヤルカ古書店さんのブログの文章がとっても素敵だったので、

思わず書き込みをしてしまったことがありました。

見ず知らずの方のブログに突然コメントするなんて、

まずしないことなんですけれど、その日は、なんか書かずにいられなくて。

それくらい、とってもいいお話だったんです。

で、そのコメントを読まれた衣笠さんが、コメント主に興味を持ってくださって、

占庭へおいでになった、という、細い細い糸がつながったようなご縁です。

わたしがマヤルカ古書店さんのブログを読んだのはその日が初めてで、

書き込みをしたのも、その時だけなんですよ。

そのたった一回のコメントが、こんな形になっていくなんて、

だーれも想像できないことですよね。

本当に人とのご縁は不思議なものだと、もうさんざん知っているつもりでも、

まだ、こんな驚くようなことがあったりして。

 

衣笠さんは、人の懐にグイグイ入って、なんでも聴いちゃいますね!

なんていうタイプでは、まったくなくて、控えめで、しとやかな、

実にかわいらしい女の子です。

自分の好きなことを形にしたい、っていうまっすぐなお気持ちだけで、

今回の個展に向かって進んで来られたんですね。

そういう人だからこそ、そのまじめで誠実な想いを応援したい。

と心から思います。

みなさま、ぜひおいでくださいませ。