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京都 四条高倉の占庭から

手相を書き足したりはしません

まさに花嵐の本日。

冷たい雨も降っています。

せっかくの満開の桜も、散ってしまいそうですね。

今年は「絶好のお花見日和!」っていう日が少なかったように思います。

見頃はほんの数日ですものね。

 

我が家の小さな胡蝶蘭が三度目の花を咲かせました。

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自由に伸び放題にしていると、こんな風に横へ横へと伸びていった花の茎・・・・

 

アップでもご覧ください。

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夫が咲いた花を見ながら、

「ランみたいな花だねー」と感心したように言うのですけれどね。

 

ランだよ!

 

忘れた頃に水やりだけしてたのですが、それでもこうして咲いてくれて、

なんともうれしいです。

 

時々、

「手相をマジックで書き足すといいんですよね?」

と訊かれることがあります。

本も出ているんですってねぇ。

そういう本が売れる、というのは、なんとなく理解できます。

が、その説を支持するかというと、それはちょっとダメでしょう、

と申し上げるしかないですねぇ。

フツーに考えて、理想の手相を書いて、理想の人生が手に入るのなら、

過去の人、みんなそうしてきたと思うんですよねー

でも、そんな「常識」や「習慣」はないわけで。

 

中には、手相を整形手術する人までおられるそうです。

そこまでいくと、そんなに手相って信頼されてるの!?

という驚きが勝ります。

そうなさった方の、その後の人生をぜひともお聞きしたい。

 

手相観としましては、マジックやボールペンで書き足したくなる線って、

どういうのだろうなあ、という興味はあります。

おそらくは、玉の輿線とか、金運の線とか、幸運の星マークとか、

ハッピーな感じの恋愛線、ってところでしょうか。

変わったところだと、霊感線とか欲しいという方もあるかもしれません。

書き足して状況が変化するのであれば、ストレス線とか、疲労線などを

パテみたいなもので埋めてしまう、という手もあるのでしょうか。

うーーーん。

 

けれどもですね、効果があった、という方も、実際におられるだろうな、

とも思うんですよ。

それは書いたから、それで運勢が変わった、ということではなくて、

そうまでして、願わずにいられない念でもって、その方自身の意志を強め、

方向性を明確にして、努力もなさったのではないかと思うからです。

よく言われる「引き寄せ」の法則も似たような流れなのではないでしょうか。

 

わたしは「念ずれば必ず夢は叶う」とは思わないし、

「身の周りに起こることは、すべて自分が願って引き寄せたことである」

とも考えません。

そんなに単純なことではないはずですよね。

たぶん、最初にそういうことを言い広められた人も、

そこだけを切り取られて一人歩きしていくとは、考えてらっしゃらなかったんじゃ

ないかと思います。

心に思うだけですべてがハッピーエンドに導かれるなら、

世の中に悩みも苦しみもなくなります。

そんなにイージーなわけがないとみんなわかっていながらも、耳あたりのいい、

誰でもできそうなことは受け入れられやすいし、広まりやすい。

それだけ、ではないはずなんですね。

けれども、「あきらめてしまったら終わり」ということは確かです。

だから、あきらめてはいけないのですけれどね。

そこをわかりやすい、おいしそうな話に変換されてしまうのは、

なんだかなあ、と思ってしまうのです。

 

けれども、そんなわたくしですが、世界中の人が平和を願う気持ちを

持ち続けることには大きな意味と力があると思っています。

それは、いつか世界平和が実現する、ということをあきらめてしまわない、

という決意を持ち続けるということです。

あきらめてしまったら終わり、ということは確かなのですものね。