開店以来、6年弱使ってきた椅子が、ボロボロで見苦しくなっていたのを
やっと更新。
今日から新しくなりました。
で、新旧交代のために、今朝は車で来ました。
ゴールデンウィークもいよいよ終盤&今日は祝日ではない土曜日ということもあり、
京都へ向かう道は、空いていました。
が、やはり市内は、そこそこの混雑ぶり。
ま、それはしょうがないですね。
家族は連休モードの中、わたしはいつもと変わらずの占庭営業だったのですが、
例年楽しみにしているABC中之島春の文化祭へはうまく行くことができました。
7、8年前から欠かさず観に行っていたのですが、
去年は営業日と被ってしまったので、今年は2年振りの参加なのでした。
これは芝居・ダンス・コント・マイムなど、多彩な出し物が、
それぞれ20分ずつという短い持ち時間で、次々に繰り広げられるというもの。
https://www.asahi.co.jp/abchall/event/
今年は2日間に渡って、30組が演じられたわけですが、
わたしは初日の15組だけを。
贔屓の劇団が2つと、ビーフケーキのコントを楽しみにしていたのですが、
今年初めて観る劇団もやっぱり楽しみでね。
毎年、趣向を凝らしてあって、おもしろいんですよー
普段、マジメにニュースを読んではるアナウンサーさんの、
意外な一面も垣間見えたり。
とても真剣に取り組みながらのお茶目さには親近感も湧いてきます。
これは、ゆるキャラのエビシー。
うん、、、まあ、ちょっとパンチには欠けるよね。
中之島春の文化祭のよいところは、まったく知らない演者や、
興味のない演目も見聞きすることで、新しい発見があるということ。
ここで知って、じゃあ本公演も観てみよう、と思った劇団も、たくさんあります。
また、本公演を観に行きたい!とまでは思えないのだけれど、
毎年、ここで見ていて、なんだかすっかりおなじみ、みたいなところもあったりで。
演劇のイメージは人によって全然違うとは思うのですが、
だいたいが、演ってらっしゃる内容も、スタンスも、バラバラですからね。
自分の好みに合ったものを楽しめればいいと思うんですよ。
それを知ったり、見つけたりするのに、このイベントはうってつけ。
演劇に詳しい人も、そうでない人も、カタログを見るように楽しめます。
「確かに笑えるけど、品がないからダメ!」と思うことがあれば、
「下品だけど、このおもしろさはOK!」と思うこともあって、
この微妙な差っていうのは、「好み」でしかないんですよねー
「泣ける」とか、「笑える」とか、たまに「わからない」というのが魅力、
なんて劇団もあるのですが、そこにやっぱり「心が震えるかどうか?」が
問われるわけですねぇ。
観客に阿ったり、ナメたりすることなく、一途に演じ切る姿は、
内容が好みだろうが、好みでなかろうが、胸に響くものがあります。
生の舞台の魅力はそこですよね。
そこから、贔屓の劇団、贔屓の役者とかが出てくるのが、
またいいんですよ。
わたしなんかは、占い師の性と申しますか、役者さんを見てても、
「うわ、この人、女癖悪そうな人相やな~ だいぶ泣かせてるわ」
なんて、つい考えてしまったりもするわけですけれどもね。へへへ。
見られなかった2日目にも、好きな劇団や、芸人さんもあり、
とても残念ではありましたが、6時間余り、座りっぱなしというのは、
体力的に、なかなかキツイ。
元気でないと楽しめません。
うん。
また来年を目指して、一年、がんばろう~
と思えるような、わたしにとっては、とても楽しみで特別なイベントなのです。