京都 四条高倉の占庭から

天災の夏

昨日は大型台風襲来で、臨時休業させていただきました。

ほんとうに恐ろしい台風でした。

被害に遭われたみなさま、お見舞い申し上げます。

まだ停電中というところもおありかと思います。

早く復旧されるとよいのですけれど。

 

占庭は、遠方からご予約を頂戴していたのですが、電車も停まってしまい、

わたし自身が占庭までたどり着けない or 家に帰れないという状況で、

お店を開けられず、申し訳ないことでした。

ほかのお客さまは、日程を変更していただくことになり、

みなさまにご迷惑をおかけしてしまいました。

すみませんでした。

 

朝方は日差しもあり、ほんとに大きな台風が来るの?

と肩すかしみたいだったんですよ。

ところが昼ごろからだんだん風が強くなってきて、

午後からはとんでもない風雨になりました。

いままで生きてきて、台風でこんな怖い思いをしたのは初めてです。

マンション住まいなのですが、ベランダ側の窓に雨が叩きつけられ、

なぜか窓の内側にも雨が流れていました。

サッシのレールに水が溜まり、小さなメダカなら飼えそうなくらいになってて、

ビックリ。

窓の下に古タオルを敷いて、バケツに絞って、を繰り返していました。

雨戸がないので、窓が風圧で割れてしまわないか心配なほどで。

家の中にいるしかないのだから、仕事をするなり、本を読むなり、

家事をするなりしていればよさそうなものなのに、

落ち着かなくて、窓の外とテレビのニュースを交互に見ながら過ごしました。

これ、夜中だったらもっと怖かったかもしれません。

 

今朝は、我が家の近所も、倒木、あらゆる飛散物、フェンスや看板の倒壊などで、

通行止めの道もあり、信号はてんでんばらばらな方向を向いてしまっていて、

あちこちで大渋滞でした。

 

京都駅のガラスの天井の一部が崩落した映像も見ました。

風に煽られて横転した車もたくさんあったようですね。

なるべく外出せず、家にいなさい、ってことはこういうことなんや、

って、そんな当たり前なことを初めて思い知った気持ちです。

そんな日であっても夕刊は配達されていました。

救急消防、インフラ関係のお仕事の方など、災害時でも、いえ災害時こそ

緊急出動を求められるわけで、ほんとに大変なお仕事だなと思いますね。

そういうのって、自分自身が身の危険を感じないと、

実感としてわかってないところもあって。

今年は、地震、大雨、酷暑、台風と、そう感じることばかりが続いています。

平成30年の夏は天災だらけだった、という記憶がくっきりと残りそうです。