京都 四条高倉の占庭から

本が出ます!

風邪をひいてしまいまして、鼻をグズグズいわせながら占っています。

お客さまにはたいへん失礼なことで、ほんとにすみません。

 

12月もあれよあれよという間に、半ばに差し掛かっています。

先日、家で片付けをしていましたら、

石井ゆかりさんの2018年下半期の運勢が出てきまして、読んでいたら、

「11~12月に旅に出る人も多いでしょう」

と書いてありました。

今年は、年初からいろいろと忙しく、ゆっくり旅行をする間もなかったのと、

夫は、山だ、フェスだ、マラソンだ、としょっちゅうどこかへ旅していたのとで、

一緒にどこかへ出かけるタイミングがつかめずに晩秋を迎えました。

ところが11月から12月にかけて、福岡、宮城、東京へと三度も、

旅することになったのです。

なんかもう偏りすぎ。

しかも、福岡と宮城は、わたしが生まれて初めて足を踏み入れる土地でした。

すごいなあ、西洋占星術。というか、石井ゆかりさん。

しいたけ.さんの占いもそうですが、これからの占いを読むのも楽しいのですが、

振り返って、答え合わせのように読んでいくのがまた楽しいんですよね。

一粒で何度もおいしいです。

 

11月に旅行に出る余裕ができる前の半年は、ほんとにたいへんでした。

といいますのも、人生初の本を書かせていただいていたのです。

そしてそれが今月下旬に発売となります。

三笠書房さんの王様文庫からの発刊です。

初めての本がリーズナブルな文庫本であるというのは、

なんかわたしらしいですね。

こんな無名の占い師に「本を出しませんか?」と声をおかけくださり、

本気で出そうとしてくださるなんて、ふつうに考えたらありえないことです。

長く生きてると、驚くようなことが出来するものですね。

年を取るのも悪くないなー と思います。

 

カバーデザインなどを決める時期に、

ちょうどしいたけ.さんが京都へおいでになったので、

 

 こ、、、、これは「頼んでもいい」ってことなのかも・・・・

 

と厚かましく帯をお願いしましたら、快く引き受けてくださいまして。

超ご多忙のなか、すてきな言葉を添えていただき、百人力、千人力の応援です。

ほんとうにありがとうございました!

 

このたび本を書くという経験を通じて、初めて知ることのなんと多かったことか。

いつも思いますが、なんでもやってみないとわからないものですねぇ。

そして、経験を通じてしか知りえないものだらけなんですね、世の中は。

 

内容は、いわゆる”占い本”ではありません。

というか、そういう本がわたしに書けるはずもないですしね。

これまでブログに書いてきたことや、いつもお客さまに話していることを

「タイミング」というキーワードでまとめた形となっています。

このブログをお読みくださっている方であれば、

うんうん、ここは読んだことがある、と思われるところもたくさん出てきます。

 

発売はクリスマス後なのですが、すでに各ネット通販で予約は可能らしく、

ウェブ上にもうUPされているんですよねぇ。

たくさん売れて欲しいというよりは、出版を現実へと進めてくださった版元と、

親身になって面倒見てくださった担当の編集さんのお気持ちにお応えしたい。

せめて赤字にならない程度には、在庫がはけてほしいなと思うのですが・・・・

 

もし、書店で見かけられましたならば、どうぞ手に取っていただき、

ヨシヨシと撫でてやってくださいませ。

www.hanmoto.com