京都 四条高倉の占庭から

残り時間を自分らしく

春の花といえば、なんといってもチューリップが大好きで。

特に白いチューリップはわたしのなかでは別格のお花です。

自然の春の花ならば、桜よりは断然、れんげ派。

ですので、いまの季節、運転しているとほんまに癒されます。

田んぼにれんげを咲かせてくださった農家のみなさん、

ほんとうにありがとうございます!

 

鴨川の川床も着々と建ち上がり、ゴールデンウィークも間近。

占庭のGW期間の営業は5月4日土曜日のみ臨時休業とさせていただきまして、

他は通常営業いたします。(月水金がお休み)

徐々にご予約を頂戴していますが、後半はまだガラガラです。

行楽シーズンって、あんまり忙しくならない仕事なんですよねー 占い師って。

 

さて、わたくし、50代も後半になりまして、友人などと、

一生なんてアッと言う間だから、やれる間にやりたいことして、

動けるときに会いたい人に会って、行きたいとこへいくべし!

などという話がよく出ます。

たしかにそれは真実で、なるべく後悔は減らしておきたいと思うもの。

だけど、全部をかなえるのはムリというものなので、

あきらめないとダメなこともあります。結構、たくさん。

ですので、

みんながみんなやれないのであれば、あきらめきれないことからやっていく、

と、早めに肚をくくろうと思っています。

あれもこれもと欲張っても、カラダはひとつしかなく、

時間も、体力も、経済も限られます。

要するに自分の生活と折り合いをつけながら、

自分の残りの人生に対する優先順位をつけていかないとなあ、ってことなんです。

あきらめることと、あきらめないことの線引きができていれば、

迷ったり悩んだりして、ぐだぐだしてしまう時間を減らせるはず。

 

あきらめるって言ってもね、スッパリ切り捨てろ、ってことじゃないんです。

一旦、あきらめる。

この「一旦」というのがなかなかいいんですよね。

その一旦あきらめる、も決心がつかないのなら、「ひとまずは棚上げ」もOK。

ともかく、そこで立ち止まって悩み続けなければよいのです。

 

一旦あきらめたり、棚上げして忘れてしまうようなことなら、それもヨシ。

忘れずにいたら、周りの状況などが変わってチャンスが巡ってきたり、

自分の気持ちがもっと強くなって、もう一度チャレンジだ! 

と思えたりするかもしれません。

 

いまはあがいてもムリだなと思うのであれば、一旦あきらめて、

まずは、やるべきこと、できることをしつつ前に進んでいれば、

案外その先に思いがけない幸運が姿を現すことがあるかも!

なんてうっすら期待もしながら、ね。

 

もう若い人のように、将来は長くないのですから、

悩みや迷いをこね回しているヒマは、わたしにはありません。

そこそこ健康で、機嫌よく、できるだけ自分が生きたいように生きたい。

そのためには働かないと! なんですよねー

仕事があるのは、ほんとうにありがたいことだなあと思います。