6月に入りまして、日差しも一層、夏っぽくなってきました。
なんか日光に、白いまぶしさを感じるようになったら、夏、
って感じがしませんか?
今月は、私的エンタメ月間で、ライブや観劇の予定がいろいろ。
それ、全部、ひとりで行くんですけどね。えへへ。
5月の終わりに、今年も「京都芸術花火」を観に行ってきました。
これは夫と一緒に。
昨年、初めて淀の競馬場で開催されたものに行きまして感動し、
今年もあると知った夫が、やっぱり行きたい! とチケットを申し込みました。
人気が出たので、今年は抽選。
当たるような気はあんまりしてなかったんですけど、ご縁があったのか、
令和最初の芸術花火も観覧することができました。
音楽に合わせて打ち上げられる花火を至近距離で鑑賞する、
っていう催しです。
お祭りの花火とは、まったく趣が違うものなんですよね。
息つく間もなく、豪華絢爛たる花火が打ち上げ続けられる、
それはそれは贅沢で、華やかで夢のような時間なのです。
今年のセットリストはこちら。
ピースとハイライト/サザンオールスターズ
She Bangs(Spanish version)/Rickey Martin
ソランジュ/上間綾乃
さくら幻想曲/宮川彬良
Vertigo/U2
打上花火/DAOKO×米津玄師
Sandstorm/Darude
Vero Amore/Jonathan & Charlotte
Imagine/John Lennon
いろんなジャンルの音楽が混じり合っていますが、
去年ほどは、てんでんバラバラな感じはしませんでした。
ちなみに昨年のセットリストはこちら。
I was Born to Love You/Queen
Hello/Beyonce
HEY JYDE/The Beatles
Habanera(aria)/Maria Callas
ベートーベン交響曲第9番ニ短調第4楽章 →Pia-no-jaC←
おひさま/平原綾香
Survival/Muse
My Way/Frank Sinatra
誕生/中島みゆき
なるほど、 2年で被っているのは、QUEENと中島みゆきですね。ふむふむ。
今年のほうが曲数が少なく感じたのですが、同じ12曲だったんだな、
といまわかりました。
昨年よりもまた一段、花火の技術も進み、演出も工夫され、
贅を尽くした圧巻の50分でした。
ごくふつうの、ドン! と上がって夜空で花開く大輪の花火ではなく、
地上から直線の軌道を見せながら、ヒュンッ!ヒュンッ! シュタタタタッ!
と打ち上げられるタイプの花火は、まるで機関銃のような音がします。
そこはかとなく漂ってくる火薬の匂いと相まって、
余計に、平和を感じられるんですね。
こんな平和な火薬の使用法って、ほかにないだろうな、って。
しかもこれほどまでに短時間に大量に、ただ鑑賞するためだけに消費されるって、
バチが当たりそうなくらいの贅沢で、なんか後ろめたいような、
申し訳ないような気持ちににもなります。
そういえば、去年も同じような思いになったなあ、と思い出しながら、
でも、今年は去年の轍を踏まぬよう、思いっきり上を向き続けず、
首をかばいつつ加減しながら見たあたりは、経験の知恵によるものだな、
よしよし、と会場を後にしたのでした。
ほんとにね、最新の花火ってすごいんですよ。
全国のあちこちで開催されているようですので、
機会がありましたら、一度体験してみてください。
圧倒されますよ。