京都 四条高倉の占庭から

早や立春も過ぎました

新型肺炎の世界的な広まりで、京都も閑散としています。

先日、関東から年に一度くらいおいでになるお客さまが、

「こんなに空いてる京都のバスは初めて!」

とおっしゃっていました。

それだけ中国からの観光客が多かったということと、

みなさんが人ごみを避けて、あまり出歩かないようにもされてる、

ということでしょう。

そうそう。そろそろ大学生は春休みに入ってはるかな。

いろんなことで、電車もバスもあまり混んでいないってことですね。

京都は特に、旅行者の接客をされていた人から感染者が2名も出たので、

忌避されてるところもあるでしょう。

しかし、これだけ人が減ると、飲食店や物販店、ホテル業などは、

かなりの痛手だと思います。

けれども、個人ではどうしようもないことですしねぇ。

まずは自分たちが健康であるように、できる用心をするしかありません。

きっと世界のあちこちで、このウィルスと闘っている人がたくさんおられますね。

一日も早く治療法やワクチンを見出そうと闘ってらっしゃる方々も。

早期の終息を祈ります。

 

そんな世間がザワザワしている間に、節分があり、立春も過ぎました。

戌亥天冲殺のみなさん、抜けましたね。

2年間、しんどかった方も多かったと思います。

全然気にならなかった、という方もあったりしますけれどね。ええ、身近にも(笑)

抜けたとはいっても、この2年間に問題や気がかりなことが起こった方は、

今年の前半で、だいたいの決着が見られることが多いので、

初夏くらいまでは、ちょっとスローに構えておられたほうがいいかもですね。

 

そして、子丑天冲殺のみなさん、こんにちは、です。

戌亥天冲殺の方々は、精神的に悩みや葛藤を抱きやすいところがあって、

思考の穴をどんどん深く掘り進み、その穴の底で膝を抱えてじいっと考えている、

というのがキライじゃない人、という人が多いです。

悩みや葛藤を熟成していくようなところがあるんですね。

けれども、その穴を深く掘り過ぎると、そこから出てこられなくなるので注意。

このあたりで穴掘りはやめよう!

と決断するのがまた難しかったりするんですけどね。

子丑天冲殺の方々は、精神的というよりも現実的な影響が出やすいです。

誤解を受けたり、トラブルに巻き込まれたり、立場が悪くなったり、

なんてことも起きがちな2年間です。

そうなると、不安が頭をもたげてきて、状況を変えたくなってきます。

けれども、そこで、自分から変化を起こそうとするのは厳禁。

現状維持がベスト、と心得て、流れに逆らわずにお過ごしください。

いま、勝負をするのではなく、天冲殺が明けてからの勝負のために、

体力、気力、知力をUPする努力を怠らないでいること。

また、これまでの自分を振り返って、反省し、

その反省点をどのように今後に活かすかをしっかりと考え、

そのための準備をしておく期間です。

もう一度、自分を磨き、内側のレベルを上げておいて、

次にやってくる10年間の運気にうまく乗っていかれますように。

そして、先祖供養もぜひ。

 

周りの状況に翻弄されたり、右往左往することがあるかもしれませんが、

その際はもう肚をくくってですね、

「これは今後の成長のための修行だ」と思って取り組みましょう。

数年後に、ちゃんとよいものとして返ってくるはずです。

受けた誤解、離れていった人間関係も、解れるときがきっときます。

なので、うまくいかないことが続いても、

なんとか立て直そう、と躍起にならないほうがいいんです。

ときには、だましだましでやり過ごすことも必要です。

なるべくヘンに消耗しないようにしよう、

と心に留めおいて、2年間を過ごしましょう。

 

特に注意するポイントは同じ子丑天冲殺であっても、人によって違うので、

気になる方は、占庭までおいでください。

また、息苦しさや、滞り感でつらくなったりしたら、

吐き出しにいらしてくださいね。