京都 四条高倉の占庭から

営業再開しました

一昨日から営業を再開しました。

電車やバスは、予想していたよりも空いていました。

京都はまだ以前の人出には戻っていませんね。

観光客が激減しているせいでしょうか。

百貨店は営業再開に当たり、かなりの厳戒態勢です。

ステイホーム期間のスーパーよりもずっと厳しい雰囲気で営業されてます。

しかしまあ、もうすっかり季節は夏へと移ろっていまして、

2か月の時間の長さを思い知りました。

 

今朝は久し振りに知恩院さんにお参りしてきたのですが、

こちらも、人出は少なかったです。

御影堂の大修理も完了し、中へも入れるようになっていました。

それから、もうひとつ久し振りに錦市場を歩いてみました。

こちらはまだ閉まっているお店がいっぱいで、淋しい感じ。

間口を半分だけにして営業されているお店もありましたし、

新しいお店に変わっているところもありました。

いつもぎゅうぎゅうで、行列しながら歩いてるような通りだったのに、

そんな活気は見られません。

ことの深刻さを目の当たりにし、この状況がいつまで続き、

今後、どういう展開を見るのか、そしてどう対処するのがベターなのか、

考えずにはいられないのですが、どれも答えの出ないことばかりで。

 

一昨日は、町内会の方が、八坂神社のお札を配りに来られました。

本来ならば、7月から始まる祇園祭の準備にかかっている頃ですのでね。

淋しいことです。

世界中、そんなことだらけなのでしょうね、きっと。

 

と、どうしても気持ちが暗-くなってしまいがちですが、

お店での営業を再開して、やっぱりわたしはこの空間が居心地いいなあ、

ここは守りたい大切な場所、と改めて感じました。

わたしの力量の範囲で、できるだけ長く維持していけるよう、

自分なりに考え、努力するつもりです。

しかしながら、ムリが重なるようでしたら、その時は変わることを考えます。

変わり方は、またその場で判断していくしかないですね。

そういうことを考えてはいますが、まったく悲観はしていません。

新しい道には、また新しいおもしろさが待っているはずですからね。

新しい道には新しい苦難が待ち構えている、と先に考えないところが、

わたしの楽観性でもあり、我ながらおめでたい性格だな、とも思いますけれど。