もう彼岸花が咲いているんですよね。
来週はお彼岸ですものねぇ。
子どもの頃は、彼岸花には毒があって、食べたら死ぬ、って聞いてたけれど、
こんな草を食べる人おらんやろ、と思いながら、ままごとに使っていました。
友だちのお母さんに、
「死人花は、汁がついたら指が腐ってちぎれる」と脅されたけれど、
このおばちゃんはウソつきやな、と思う冷めた子どもでした。
誰かが球根をこそっと植えたんでしょうね。
一斉草取りの時も、誰も抜かないので、年々少しずつ増えていっていました。
昨日、結婚について書いたので、今日はお見合いのススメ。
「早く結婚したいんです!」とおっしゃるお客さまも多いわけですが、
命式を観まして、お見合いに向きそうな方にはお見合いをお勧めしています。
お見合いに向く、向かないがあるの?
と思われるかもしれませんが、あるんですねぇ。
結婚相手を考える時に「どれだけ好きになれるか」と考える方は、
あまりお見合いには向きません。
どんなに条件的にはマッチしていても、ピンとくるものがない、
「なんか違う」と思うと、どうにもそこから前へ進めません。
感性重視の星の人は、そこをゆるがせられないので、
よほどグッとくる相手にたまたまぶつからなければ、お見合いで成婚、
というのは難しいです。
向く人というのは、条件的な部分をゆるがせられない人ですね。
結婚は共同生活者を選ぶもの。
そのためには、この条件は譲れない。
という方は、お見合いが向きます。
なぜなら、最初にある程度の条件提示があるので、
第一段階のハードルを易々と越えられるわけです。
時短を求める人にも向きますね。
他にもお見合いには利点があって、仲人さんがおられるということと、
最初に相手の親御さんとも会えるということですね。
仲人さんがおられるといいのは、直接聞きにくいことも聞けるということ。
相手の気持ちも、堂々と確認できますしね。
これはかなり合理的。
最近のお見合いは、本人同士だけで、みたいなのもあるようですが、
せっかくのお見合いならば、親御さんに同席してもらいましょう。
結婚するとなれば、義理の両親になる人たちです。
ひと目で、これはムリ、と思うほどならば、
どんなによいお相手でも考え直した方がいいかもしれません。
好きになってしまってからでは、なかなかそれは難しいけれど、
初対面ならば、まわれ右も容易にできそう。
普通におつき合いして、親に紹介、というところまでいくのは、
かなりお話が進んでからですよね。
お見合いの場合は、それが前倒しでできるわけで、
こちらもかなり合理的、というわけです。
結婚は本人同士のことですけれど、親問題というのは、
必ずセットで付いてきますもの。
お見合いは夢がない。
恋をして結婚したい。
という方も多いです。
けれど、お見合いしてから恋をすることだってありそうですしね。
わたしの同級生で、お見合い結婚した友だちがいますが、
お見合いの時は、ピンとこなくて、お断りしようかなあと思っていたんですって。
けれど、仲人さんに、
「お相手は、すごく気に入ってらして、ぜひもう一度会いたい、
と言っておられるので、もう一度だけ会ってみては?」
と言われて、それならもう一度会ってみようか、ということになり、
結局、そのままお話が進み、結婚となったそうです。
実は、この時、お相手の方も同じ気持ちだったんだけど、
やっぱり仲人さんにそう言われて、それならもう一度、って思った、
ということが、結婚してからわかったそう。
これはもう、仲人さんの技あり、ってとこですね。
それでも、そろそろ銀婚式ですからね。
うまくいくときは、そんなものなのでしょう。
わたしはお見合いって、経験がないんです。
一度くらいしてみたかったなあ、なんて思ったりもします。