京都 四条高倉の占庭から

占いが好きだから

今朝はまず知恩院さんへお参りに。

ちょうど今、三門が特別公開されており、楼上の内部へ入れるのです。

知らずに行ったのですが、こんな機会はめったにないから上ってみようよ、

と夫が言い、朝早くて空いてもいたので、上がってみることに。

 

靴を脱ぎ、急な階段を上ります。

この階段の一段一段が高いので、手すりに沿って付けられたロープを握り、

用心しながら三門内部へ。

並み居る見事な仏像と天井画に、見入ってしまいました。

描かれた当時は、さぞかしきらびやかな色彩を放っていたことでしょう。

ほの暗い中に、長い長い年月が積もっているのを感じます。

火災から守りたいという思いで描かれた水を表す龍と、美しい天女さま。

雅楽の楽器までもが羽衣をまとって空を舞っていて、斬新です。

 

三門からの眺望は、ああ、下界だなあ、なんて思えます。

もう少し紅葉が進んだら、もっと美しいことでしょう。

 

内部も、外から見える風景も撮影は禁止。料金は大人800円でした。

11月7日まで公開されているようです。

機会がありましたら、ぜひどうぞ。

10月28日〜11月7日 国宝三門特別公開 | 総本山知恩院

 

昨日、リピーターのお客さまが、とある場所で、手相を観てもらった話を

してくださいました。

占庭へおいでになるお客さまの多くは、占い好きな方なので、

他の占い処や、占い師さんのところへも行かれます。

その時の話をお聞きするのが、とても楽しいんですよ。

こういう占い方をしてもらった、とか、こういうことを言われたんです、

という話を聞きながら、ああ、なるほど! そういう解釈はありだなあ、

と思う場合もあれば、どうしてそうお話しになったのだろう? と解せないことも。

わたしは自分が占いフリークなので、他の占い師さん情報を得ることは、

とってもうれしいし、興味深いことなのです。

 

タロットレッスンの生徒さんなどは、長い間に気心も知れてくるので、

「今度、〇〇へ行ってみるので、次のレッスンでまたお話ししますね」

と話してくださったりして、それをわたしも楽しみにしています。

生徒さんというよりは、もはや同好の士という感じ。

 

タロットレッスンの生徒さんは、ネットで見つけました、という方が多いのですが、

占いに来られて、そこでタロット教室もしていると知って通われる方もおられます。

逆に、タロット教室へ来られていて、一度自分も占って欲しい、

と思われる方もいらっしゃいます。

いずれにしても小さなご縁からつながったり、広がったりするのは不思議で、

ありがたいことだなあと思います。

 

占いを怪しいとか胡散臭いというイメージで、食わず嫌いの方も

おられるかもしれませんが、占いはおもしろくて楽しく、そして生きていくのに

役立つものだと思っています。

そうでないと、胸を張って長く続けてはいけませんもの~