先日、夫が初挑戦した干し柿は、無事すべて彼のお腹に収まりました。
これに気をよくし、2回目分を吊るし中です。
前回のものが、あまりにも小さい&種がいっぱいだったので、
今回は奮発し、3~4倍の大きさの柿へとグレードアップされています。
見るからに立派な姿をしていますが、大きすぎて時間がかかりそうだなあ・・・・
さて、今日は占いの観点から「ご先祖様の行いが良かったか否か?」
というお話を。
わたしは前世が視えたりはしないので、あなたのひいひいお祖父さんがね・・・
とかいうお話はできません。
けれども、生年月日から、先祖の影響を受けている人かどうか、
ということは導き出せるので、そういうお話は可能です。
それは「業(ごう)」と呼ばれます。
業が深いという言葉は、結構ふつうに遣われていますよね。その業です。
それを被ってしまいやすい人と、影響のない人というのがあるわけなのです。
いい影響ならば、どしどし被りたいものですが、業と言われて、
なんかいいイメージ♪ とは思えませんよね。
お察しの通り、業というのはいい影響ではない方です。
本人には因果関係がないことなのに、よからぬことが降りかかってくる、
という、つらいものです。
被りたくないです。
けれども、理屈や努力でどうにかなるものではないので、
そういう星の下に生まれたからには、引き受けねばしょうがないか、
と思うほかない部類のコトなのですね。
影響は色々とありまして、結婚に問題が出やすいとか、あと継ぎに向かないとか、
自分の人生が自由にならないという厳しいものから、
人に頼られたり好かれすぎて一人になれないとか、
身体が傷つくことによってむしろ元気になる、
という変わったものもあります。
いずれにしても、本人にはまったく罪がないのになぜ?
というのが特徴です。
ところが、これらの中には、その不本意な降って湧いたような不運を乗り越えると、
不思議に運気が上がるとか、能力がUPするという業もあるというのが、
なんとも興味深いところでもあります。
たとえば、自分が「ここが人生の勝負どころだ!」「いまがチャンスだ!」
と、飛躍するタイミングだと思い切った時に限って、
そのキーとなる人に裏切られたり、去られたりしてしまう方がおられます。
それはガックリくることだし、悲しく、傷つくことでもあります。
もちろん腹も立つし、仕返しをしたくなる場合もあるかもしれません。
けれども、ここで後追いをしたり、恨んだりすることは厳禁とされています。
ショックではあるけれど、あきらめる。忘れる。そして前進することをやめない。
というのが鉄則なのです。
非常に難しいです。
けれど、そう努めることで、運気は好転します。
というか、そうすることでしか好転しないということでもあって。
怒りや恨みに囚われたままだと、そこから脱することができず、
人生を狂わされてしまうこともあるわけです。
こんな業を被ってしまった人は、人生の大事な場面で、これらの現象が起きやすい。
その度に、つらい思いをすることになり、折れてしまいそうにもなるでしょう。
けれども、その経験を繰り返すことによって、運気や能力がどんどん上がっていく
というのもたしかなことなのです。
できるなら繰り返したくなんかないことですけれどもね。
この業を持つ人は、何事にもあきらめよく生きるというのが、最善の道です。
追わず、恨まず、前を見続ける。
早めに、そう割り切ってしまうと、ぐっと生きやすくもなります。
持って生まれるものには、良いものもあれば、残念なものもあります。
どちらも知ることによって、活かしてもいけるのです。