京都 四条高倉の占庭から

キャンセル後のお願い

今朝、四条に着きましたら、粉雪がチラチラ舞っていました。

大寒波がやってきているそうで、冷蔵庫のように冷え込んでいます。

けれど、まだ冷凍庫でないだけマシと思わないと。

それにしても、予想最高気温が4℃って・・・・

 

そんな寒さの中、今日明日はセンター試験なんですよね。

センター試験の時に限って、寒波がやってくるっていうのは、

歓迎できないあるあるです。

ウチの息子がセンター試験を受けた年も、雪になるかも、っていう予報で、

積もったりしたらどうしよ~~~~! と焦ったものです。

試験会場は交通の便の悪いところで、送迎の車で渋滞するかもしれない。

ここはもう40分余りかけてでも自転車で行った方が確実だろう、

という判断で、自転車で向かうつもりにしていたもんですから、

雪! という事態は想定外で。

当時、暮らしていた倉敷は温暖な地方なので、滅多に積雪はないのです。

 

で、もし雪が積もった場合、タクシーはまず捕まらないので、

チェーンを持っていて、雪道の運転に慣れている友人・知人はいないか?

とつらつら考えました。

ら、いたのです! 適任者が!

赤帽さんの同級生が思い浮かび、即、頼み込みました。

幸い、当日の仕事が入ってなかったらしく、朝5時の段階で連絡してくれたらOK、

と引き受けてくれました。

ありがたい~~~ 持つべきものは友だちですねぇ。

結局、雪も雨も降らず、予定通り、自転車で会場まで行くことができました。

初日は、雪かも・・・・5時に連絡しないと、という緊張感で早く起きたのですが、

二日目は雪の心配もなかったせいか、気が緩み、親子で寝坊したという体たらく。

日本中の受験生の中で、親子揃って寝坊したのはウチくらいなもんやろなあ、

リラックスしすぎやろ、と二人でゲラゲラ笑いつつ、バッタバタで支度をしたのを

思い出します。

そんなこんなでしたが、幸運にも志望校に合格し、京都へ引っ越す際には、

先の赤帽さんの友だちにお願いしたのでした。

しかも、助手席に息子を積んでもらって、交通費を浮かしたという、ね。

それももう10年以上前のことなんですよねぇ。懐かしいです。

 

 

さて、今日は占庭から、ひとつお願いがあるのです。

ご予約のドタキャンについて。

ドタキャンはとても困ることではあるのですが、致し方ない場合だってあります。

占庭はお客さまに恵まれていて、連絡なしのキャンセルはほぼゼロです。

寝坊や失念の場合も、後からお詫び電話をいただいたりで、

とてもありがたく思っています。

 

わたし自身も経験がありますが、ドタキャンというのは、

する側も後味が悪いものでして、一旦、そういうことになると、

また日を改めて予約をするというのが大変億劫になるということもよくわかります。

感じ悪いお客だと思われただろうか、と考えたりして、もうやめておこう、

って思ってしまったりするものですよね。

もし、そういう気持ちで再予約ができない方がおられましたら、

それはまったく無用な遠慮であるということを知っていただきたいのです。

 

といいますのも、ご予約をお受けした時点で、占いに必要な資料を予め用意します。

当日、おいでになった時に、すぐにお話できるように準備をしておくのですが、

キャンセルされてしまうと、作っておいた資料が水の泡になってしまいます。

こちらとしましては、それがなんとももったいないことなのです。

作成した命式を見ながら、こういうお話をしよう、これは絶対お伝えしなければ、

といろいろと思いをめぐらせているのが占い師でして。

そして何よりも、ちょっとした気まずさから、

せっかく生まれたご縁を流してしまうのが、ほんとうに残念でなりません。

 

ですので、もし、そういうことがありましたら、どうぞもう一度、

ご連絡をいただけますように、とお願いいたします。