数日前から風邪をひいておりまして、マスク姿で営業しています。
ごめんなさい。
けれども、そろそろ平常に戻れそうです。
仕事柄、近距離でお客さまと対面するわけですが、お客さまは女性が多いので、
美容系の発見もいろいろあるのです。
お話しするときには、だいたい目を見て話しますから、主に目の周りに、
必然的に視線がいきます。
つけまつげをしている方、まつげのエクステをされている人、
ここ数年でものすごく増えました。
自然な感じのものから、
「それは、前を見るのに邪魔にはならないんですか?」
と本気で訊ねずにいられなかった方まで、いろいろなんですよね。
そうそう、カラーコンタクトの方も多いですねぇ。
ドキドキするような色合いの瞳だったり、縁取りされた黒目が黒々とされてたり。
おしゃれを愉しむってのはいいことですね。
でも、たまに、この方、自然のままのほうが、きっと魅力的やろになあ、
と、ちょっと残念に思ってしまうこともあるんですよ。
一重まぶたのシャープな涼やかさとか、小さな目の清潔感とか、
白目の部分が広いことによる色っぽさとかね。あるんですよ、そういうの。
アナタ! そこが超魅力的なんですけど!!
と言いたい。
でも、さすがにわたしでも言えないんですよねぇ。
わたしからはとても魅力に見えるところが、
ご自身にとってはコンプレックスの元、という場合もあります。
このコンプレックスというのが厄介です。
その方個人が、どれくらい感じるか、というのは誰にもわかりません。
重く感じてらっしゃるのか、なんとなくなのかもわからない。
そもそも、どこにどんなコンプレックスを抱いているのか、って
話してもらわないとわからないものなんですよね。
なので、うかつなことは言えません。
でもね、もし、気にしている部分について、
「そんなこと全然気にしなくていいのに~~~」
と無神経に言われるようなことがあったら、その時は、
できれば、怒ったり、傷ついたりしないでほしいなあって思うんですよ。
そうおっしゃった人は、ほんとにそう思ったからそう言い放ってはるわけです。
ですから、そんな時は、ムッとした後からでもいいので、
そうか、そんなに気にしなくていいのかな、って
ちょっとだけでもいいのでそう思って、上げた肩を下ろしてみてください。
そうしていることで、コンプレックスは少しずつやわらいでいきます。
ほんとうにわずかずつではありますけれど。
それでも少しずつでも軽くなれば、それはよい変化につながります。
あなたをもっと魅力的に輝かせる変化です。
そんなことでコンプレックスは解消なんてされない。
軽く言わないで!
って思われますか?
そう、コンプレックスはガンコで難儀なものです。
でもね、どうかひとつそこのところを怪しまず、
だまされたと思ってでもいいので、一旦、素直に信じてみてください。
素直になるということは、あらゆることを平易にしてくれる魔法でもあります。
一度試してみる価値はあると思いますよ。