ここのところ晴天が続いていますね。
気温もぐんぐん上がっていて、夏っぽくなってきました。
昨日は、久し振りに友だちとミナミへ。
わたしは大阪府内に住んで11年になりますが、滅多にミナミへは行きません。
それは、住んでいるところからのアクセスがよくないからなんですが、
たまに行くとキタとは違った活気と、そこはかとない猥雑さがいいんですよねぇ。
昨日は、いままで、行く機会のなかった黒門市場や法善寺横丁も歩いてみました。
黒門市場と錦市場は、大阪と京都を代表する人気の食べ歩きスポットでもあります。
錦はしょっちゅう通っているし、どんなお店があって、
どういうものを売っているのか、端から端までわかっているワタクシ。
どれどれ、黒門市場はどこが違うのかな?
と思って見ていると、まず道幅が広い。
広いと言っても、そんなに大きな違いがあるほどではないですけれどね。
そして、海鮮モノに、ウニやカニなどの単価の高いものがあるところも違うなあ。
錦でよく見る、ハモや鯉などは見かけませんでした。
お肉系は、和牛串や、ホルモン系などもあり、こちらも錦にはないものでした。
お店の人が、英語で客引きをしてはったのにはビックリ。
京都でそれはないですもんねぇ。
大阪は、なんだか威勢がいいですね。
やっぱり違いがあるもんだなあ、と思いながら見て歩きましたが、
外国人観光客がいっぱいで、たくさんの人があれこれ食べてらっしゃるし、
しばらく歩いたら、うん、見た見た、って気持ちになって、
気が済んでしまいました。
人がひしめいてるところは、どうも苦手なんですよ。
さて、わたしはとにかく「占い」が好きなので、いろいろ読むのですが、
特に、自分とは違う占術の占い師さんのお話は純粋に楽しい。
しいたけさんのしいたけ占いも毎週月曜日を楽しみにしてますし、
どちらの方も、文章を読んでいるだけでお人柄がしのばれるし、
そもそも文章自体がとっても魅力的。
で、石井さんの占いによるとですね、わたしは昨秋から変革の時期に入っていて、
いろんなことの新陳代謝が発生しているらしく、
人間関係の断捨離も、自然の流れで行われていくのだそうです。
ふうん。
自然にねぇ。
と思いながらも、読んでしまった以上、つい意識してしまいます。
自然の流れということは、自分が選択するのではなく、
意識下であったり、相手に断捨離されたりするということもあるのでしょう。
わたしの執着心だけで繋がっているような友だち関係などは、
淘汰されていくのかもしれないなあ、と気持ち的には受け入れ態勢に入っています。
そうか。
それが自然ならばしょうがないよね。
と、なんだか自分のこころを俯瞰で眺めている気分です。
そう思いながらも、大切にしたい人との関係は、どうしても守りたい、
という強い思いが俄かに湧いてきたりもします。
昨日、友だちと歩いて、ごはんを食べ、お茶を飲み、
すっごく、くだらない話をしてゲラゲラ笑いながら、
この人には離れていってほしくないなあ、って思いました。
あ! もしかしたら、
そうして自分でちゃんと確かめなさい、
ってことなのかもしれないですね。
こころに着いているホコリや汚れをぱんぱん、と払って、
素直な気持ちで、大事にするべきものをもう一度見きわめるという作業を
ひとつずつしていけばいいのかな。
なんてことを思った遠足の一日でありました。