京都 四条高倉の占庭から

卯野たまごさんと占いっこしました

今年の秋は晴れの日が多く、穏やかな日和が続いていたせいもあるのか、

12月に入ってしまっただなんて、一月後はお正月だなんて信じられない!

というキモチです。

しかしまあ、世の中がお正月を手放しで楽しめるような状況でもなく、

12月だというだけで「ああ忙しい! 慌ただしい!」とバタバタしてた

いつもの年末とは過ごし方を変えてもいいんちゃうかな、と思いまして、

師走を突っ走るのではなく、ぼちぼち歩いていくことにしました。

 

占庭を始めてから、毎年ささやかなクリスマス会を開いてきたのですが、

第10回である今年は見送ることにしました。

お招きする方は、ほぼ中高年ですし、ライブあり、会食ありの催しです。

どれをとっても、ハイリスクでしかないんですよねぇ。

来年は心置きなく、パーッと第10回を開けるよう願っています。

そのためには、元気でいないと、ですね。

 

そんな中ですね、先日、とてもうれしいことがありました。

京都へおいでになった卯野たまごさんが、占庭へお寄りくださったんです。

卯野さんとは、新型コロナによる緊急事態宣言の最中、ツイッターで、

「Zoomで雑談しませんか?」と呼びかけたときに、参加してくだったのが

「はじめまして」だったという、なんと申しますか、

まさに今年らしい出会いをしたのでした。

ほんとうにご縁というのは、不思議なものですよねぇ。

以来、何度かZoomでおしゃべりしたりして、いつかお会いしましょうね!

そして、占いっこしましょうね! と固く約束していたのですが、

それはいったいいつになるやら、、、、と思っていました。ら、

その日は案外早くやってきてくれました。

 

リモート対面はしていたので、お顔も雰囲気もわかっていますし、

気心も知れています。

けれどもね、やっぱり実際にお会いしないと伝わらないものってあるんですよね。

実際にお会いした卯野さんは、華奢で、ふわふわ~っとした存在の方でした。

なんか儚くて、妖精みたいな人ならぬ雰囲気もあって。

 

上梓されたばかりの新刊 ↓(コチラ)

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を拝読しまして、質問したかったこともいろいろあったので、

まことにナイスタイミングでした。

もちろん、楽しみに楽しみにしていた占いっこも、早速に。

 

わたしは手相も観ますが手相メインの占いではないので、

手相家の卯野たまごさんに手相を観ていただくのはいいとしても、

わたしが観てもいいもんだろか、とも思うわけですが、

どうしたって観たくてたまらないので、そこは図々しく観せていただきました(笑)

 

自分の手相はもちろん自分でも観ることができるわけですが、

卯野さんの占い方というか観方というかは、ちょっと変わってらして、

手相の声を汲みとってくださるような感じ。

わたしの手のひらが、どう訴えているか、を通訳してもらっているような気持ちで、

お話を聴きながら「ああ、そうだったのね~」と感じ入ることが多々ありました。

 

卯野さんの手のひらは、とてもいたいけな風情で、

ぎゅっと握りしめてあたため、ハグしたい、とにもかくにもねぎらいたい、

みたいな気持ちが、ぐぐ~~~っとせり上がってきたのですが、

この時期それはあかん、と、こらえて。

手相って、線とか丘とか、厚みとか色とか、解説するとなると、

ひとつひとつになりますが、それ以前に、手のひらがかもし出すものがあって、

それがすべて、と言ってもいいくらいだな、と改めて感じました。

占い師同士だからこそわかり合えるところもあったかもしれません。

 

以来、お話いただいたことを何度も思い出し、考えています。

わたしの占いに対するスタンスも、ちょっと変わってきているとも思います。

お会いしてお話できて、ほんとうによかったです。

 

占い師同士での占いっこはよくあることなのですが、

わたしは師匠も仲間もいない占い師なので、あまり機会がなく、

数年前にしいたけ.さんと占いっこして以来のことで、ずいぶんと久し振りでした。

いやいや、楽しかったです~~~

今後、世の中が落ち着きましたら、今度はわたしが東京へお邪魔したいと思います。

またお会いしましょう!

ありがとうございました!