京都 四条高倉の占庭から

2021年になりました

明けましておめでとうございます

旧年中は占庭と関わりをお持ちくださり、ありがとうございました

本年も変わりませずよろしくお願いいたします

 

みなさま、寒さが厳しくなりました新年、どのようにお過ごしですか?

わたしは例年でしたら、新春イベント占いに出たり、帰省したりで、

年末年始をべったり自宅で過ごすことはないのですが、

今年はそれらもなく、気になるところを掃除して、おせちも注文し、

あとは自分たちが食べたいものだけをちょこちょこっと作っておいて、

初詣も初売りにも出掛けず、家でのんびり過ごしています。

こんなお正月は初めてかもしれません。

 

昨年、新型コロナがどんどん広がり始めたとき、

未知のウィルスだし、生まれてこのかた「疫病」を恐れるという経験もなく、

こんな時、どうすべきなのか、さっぱりわかりませんでした。

とにかく、まずは、

〈 間違った情報に翻弄されず、正しい情報を得なければ。どうすれば? 〉

と思ったわけですが、その状態が今に至るまでずっと続いている状態です。

1年近く経ちましたが、まだまだわからないことだらけのウィルス。

見えない、匂わない、触れられないものを避けるというのは、

なんと難しいことでしょうか。

 

緊急事態宣言が出て、お店を休業した自粛期間は、とにかく

「うつるのも怖いが、知らぬ間に誰かにうつしてしまうのはもっと怖い」

という恐怖に囚われて苦しかったです。

緊急事態宣言解除後は、手指の消毒や、換気する、密を避けるなどの

基本的な自衛手段を心がけつつ、しずしずと日常生活を送ってきました。

そうして、しずしずと暮らしていれば、

その内、少しずつ下火になっていくんじゃないか、

と淡い期待もあったのですが、やはり風邪のようなウィルスだけあって、

気温が下がり、空気が乾燥するにつれ、猛威を振るってきました。

残念ではありますが、まあ、そらそうやな、という気もします。

 

海外ではワクチン投与も始まっていて、それがどのような効果を発揮し、

また、副作用等のリスクが発生するのかも気になるところ。

それらもまた、「情報」から信用できそうなものを見極めていかねばなりません。

新聞、雑誌、TV、ラジオ、ネットと、とめどなく情報が流れてくるので、

膨大さにのまれてしまいそうになります。

たくさん見聞きすればよくわかる、というんでもないので、

質のよさそうなものを選んでいくことも重要です。

楽観的、悲観的、どちらの情報もあるわけですが、

それらの信じたい方を信じるのではなく、

・いま現実に起こっていることを見て、自分なりに考える。

・避けようのあるリスクは避ける。

・不安を煽らないよう、煽られないようにする。

というごくごく基本的なスタンスを守っていこうと思っています。

 

そして、これもずっと考えていることですが、

たまたまこの時代に生まれついたわけですから、

リアルタイムで経験した者として、どのような経過をたどり、

どのような幕引きとなるのかまでをきちんと見届けたいですよね。

そのためには、ウィルスに斃れるわけにはいかないのだー

いやいや、健康を害するのはウィルスに限ったことじゃないですね。

心身に気を配りつつも、なるべくほがらかに過ごし、

新型コロナウィルスの終息まで生き延びねば、ですよ。

 

あ、新年早々のブログなのに、なんかおめでたいムードじゃなかったですね。

ごめんなさい。

 

年初ブログっぽく業務連絡もしておきますと、

占庭の新年の仕事始めは、7(木)の予定です。

今年もふつうに営業を続けていけるのかどうか、甚だ不透明ですが、

状況を見ながらやっていきますね。