京都 四条高倉の占庭から

恋愛スイッチ入っていますか?

2月末、占庭の近くのパン屋さんや、かに料理屋さんが閉店になりました。

去年閉店したドラッグストアのあとは、空き店舗のままですし、

錦市場も、四条通も、祇園あたりにも空き店舗が出ています。

そりゃあ、あれだけ歩いていた外国からの人たちがパッタリ途絶えたのですからね。

お商売が苦しいのもよくわかります。

そんな中、先日オープンしたばかりのフルーツサンド屋さんが賑わっているのは

明るいトピックで。

包装もとってもオシャレで、いわゆる映えるサンドイッチなんですよ。

 

さて、今日は久し振りに、占いの話を。

”恋愛体質” かどうか、って話題が結構よく出るのですが、

持って生まれた星の特徴で、そういうタイプかどうかはだいたいわかります。

が、そもそもどういう傾向を恋愛「体質」と表すのか? と考えるとですね、

いろんなパターンがあるので、端的にコレコレこういうの、

と簡潔には説明しにくい。

で、話が長くなるので、今日は恋愛体質全体についての話ではなく(ないんかい!)

その入口となる、恋愛スイッチについて、です。

 

”恋愛スイッチ" なんて言葉、聞いたことないですよね。

占庭へ来られたことのある方の中には、

ああ、それ、わたし言われたしー 

と思い出される方がいらっしゃるかもしれません。

 

さて、その恋愛ですが、どうやって始まっていくのでしょうか?

一目惚れして、突然恋に落ちる場合もあるにはありますが、

案外それはレアなケースだろうと思われます。

大半は、

なんでこんなにドキドキするの? と気づいたりとか、

なんとなく感じていた好意がじわじわ~っと育ち、この人のこと好きだなあ、

と思うようになってきたとかで、知らず知らずのうちに、恋愛モードに入ってた!

という感じとか、

好きだと告白されて、

ええっ! そうなの? それならばこちらとしてもやぶさかではないわ、

という感じで、恋愛モードに入っていくことなどが多いのではないかと思うのです。

芽生えてくる、想いが満ちていく、または受けて立ちましょう、

というイメージ。

そういう恋愛の入り方をする人は、恋愛スイッチが実はすでにONになっていて、

ひそかにエンジンがアイドリングをしてらしたわけですよ。

受け入れ態勢が水面下で整っていたというかね。

 

そういうタイプとは別に、ふだんはまったくのOFF状態、という方もおられます。

好意は好意のままで、恋に移行していくことがほぼない、というタイプ。

そろそろいい年齢だしとか、恋人のひとりくらいいないとまずいよねとか、

そんな外的、客観的な要因から恋人の必要性を感じたりしないので、

いつどういうタイミング、きっかけで恋が始まるのか、誰にも予測できません。

本人ですら予期することはありません。

ある日突然、

あ、この人すごくいい!

みたいな気持ちが生まれて、スイッチがパチン!とONになるのです。

めったにONにならないけれど、ONになれば別人のようにまっしぐらで、

あまり迷うということはないようです。

 

このOFF期間がめっちゃ長くてめったにONにならない人って、

わたしから見るに2種類の星があるな、というのはわかっていたのですが、

つき合い始めてからも、たまにOFFになってしまう人がいる、

ということを昨日、お客さまと話していて気づきました。

2パターンの一方は、一旦ONになると結構一途にべたついていくのですが、

もう一方の人は、刺激が薄れてきたり、ほかに気を取られる物事があると、

一旦、OFFになることがあるようなのです。

前者の星はウエットで、後者はドライな個性があります。

いつONになるのか誰にもわからないという現象は同じなのですが、

ON後の様子には大きな違いがあるわけですね。

なるほどー

わたくし、深く納得です。長年の謎が少し解けた思いです。

 

一旦OFFになると、連絡が疎かになったり、反応が薄くなったりします。

そりゃそうですよね。

そうすると、お相手の方は、非常に不安になる。

当たり前です。

いろいろ原因を探して、あれが悪かったのか、もう嫌いになったのかと

心配でたまらなくなるし、腹も立ちましょう。

しかしながら、スイッチがOFFになってしまっている方にしてみれば、

ちょっといまそういうモードには入れてないだけ、

という気持ちでしかないので、お相手に悪いなという意識もないわけです。

ということで、交際中にもたまにOFFになる人は、恋愛が長続きしにくいです。

 

いまスイッチがONなのか、OFFなのか、ランプが点れば便利なんですけどねぇ。

いやほんと、人によって、恋愛に対する熱も違うし、集中力も違います。

お互いが相手だけを想い、よい恋愛をホットに継続していくって、

なかなかの難事業なのかもしれないなー と思いますね。