今朝は風もなく、寒さも若干やわらいで、四条大橋から見下ろす川辺は、
とても穏やかな冬の風景。
青空の下、なんてさわやかな朝だろうか、と気分よく四条通を歩いていましたら、
後ろを歩く女子ふたり連れの会話が耳に入ってきました。
その会話っていうのが、
「今年は彼氏をレンタルしよかと思ってんねん」
から始まる非日常の話で。
「レンタル?男を借りて金払うってこと?」
「払うんちゃう。むしろもらう。アンタを彼氏ってことにしたるから、
わたしに1時間千円払えっていうこと」
「へぇ~」
てな流れ。
つ、つ、強気ぃ~~~~!
んもう、なんかいろいろビックリです。
今年の何に向けてのレンタルなのかもわからないわけですが、
時節柄クリスマスとか、年末年始の何等かでしょうかねぇ。
しかし、それは彼氏をレンタルというよりかは、彼女レンタルでは?
という大きな違和感を抱えつつ、もう振り向きたくてしょうがないんですよ。
若い女性っぽい声のこの子たちは、いったいどういう顔でそんな話をしているのか、
気になって気になってしゃーないわけです。
けれども、なにしろそういう話が耳に入るくらいの近さなので、
くるっと振り向いて顔をまじまじ見ることは、さすがに憚られます。
でも気になる。気になるーーー
で、一旦、道向いの何かが気になるかのように立ち止まりましてですね、
彼女らをやり過ごすようにして、すーーーっと顔を確かめる作戦に出ました。
わざとらし~~~
ええ、見ました。
まじまじではなく、サラッと、ですが。
中学生か高校生かどっちかなー、というあたりの、メイクもしていない、
服装にも派手さのない「これから塾です」みたいな女の子たちでした。
かなりの予想外。
とても高飛車にレンタルさせたる、みたいなことを言うどころか、
そんな思考を持っているとはとても思えない、女子生徒さんでした。
これはこれでショーゲキ。
世の中、わたしの想像が及びもつかない世界は、なんぼでもあるんやろなあ、、、、
という白々とした気持ち&遠い目にさせられましたねぇ。
いやー、街はいろんなオドロキに満ちていますなあ。