京都 四条高倉の占庭から

1/10上沼恵美子

先日、旧Twitterのトレンドワードに「上沼恵美子」と上がっていて、

 えっ、上沼さんに何が??

と思って読みに行きましたら、阪急百貨店梅田本店のとある化粧品店について、

「店員さんが全員、上沼恵美子」と書いてあり、

 へぇ~ そんなハイブランドのお店でも! 

と思って読んでいたら、

「そもそも大阪の女はみんな上沼恵美子」や、

「お客もそうだからしょうがない」とか、

藤山直美の場合もある」し、

「ハイヒールもいる」

なんてことが延々と続いていて、

 なんて平和な世界、、、、と和みました。

そう。SNSはこんなのでいいのよ、と思ったのでありました。

 

で、ふと思い出したのが「上沼恵美子みたい」です。

わたしも言われたことあったなあ、と。

ずいぶん前にしいたけさんに占ってもらったとき、

「みゆきさんは『教育者的1/10上沼恵美子』ですね」と言われたのです。

 上沼恵美子さんみたいな学校の先生、いはりそう~~~

と笑ってしまったんですけど、教育者的、っていうのはどういうことなのかなあ。

自分ではよくわからないんですけど、初対面の人に、

「幼稚園の先生?」「学校の先生みたいですね」とかは何度か言われたことがあります。

えっと、そんな感じしますでしょうか? 実際お会いしたことのある方~~~

 

そもそも自分に上沼さん1/10の勢いやパワーがあるとはとても思えませんが、しいたけさんにはそのように見えはったのでしょうかねー

それよりも、1/10でもあのしゃべりのおもしろさがあったらよかったのになあ、と思いますね。

しかししかし、そもそもわたしは大阪生まれでも大阪育ちでもなく、大阪の端っこのほうに十数年住んでいるだけなんですよ。

それでも「上沼恵美子成分」が1/10も混入しているってすごくないですか。

上沼恵美子恐るべし、なーんて思ったのでありました。

 

と、こういうどうでもいい話をつい書いてしまうこのブログですが、占庭閉店後も続けるつもりです。

もちろん、4月以降のスケジュールや予告などもいたしますが、大半は今日のような身辺雑記とも言えないような内容になっていくと思います。

しかしま、なんでも「続ける」ということは悪くないとも思うので、役に立たなくてもやめません (笑)

数少ない読者のみなさま、どうかこれからもおつき合いをお願いいたします~

広告研究会のみなさんありがとうね

今日は気温が20℃くらいまで上がるとか。

家を出るとき、何を着て行けばよいのか迷いました。困ります。

昨日はハクモクレンが咲いているのを見かけて、えっ、もう? と思ったのですが、春が来てるんですよねー

 

占庭的にはもうだいぶ ” 押し詰まってきました ” という感じです。

お店が閉まる前に! と関東や九州などの遠方からたくさんの方がおいでくださり、うれしいやら恐縮やら、です。

ありがとうございます。

 

2011年に上京区でお店を開いて間もないころ、同志社大学の広告研究会のフリーペーパーに広告を載せてもらいました。

同志社大学とはなんの縁もなかったのですが、当時のお店から一番近い大学が同志社だったのと、活発に活動されてそうだし、作っているフリーペーパーも魅力的だったので問い合わせてみたのです。

すぐに連絡があり、キチンとスーツを着たしっかりした女子学生が訪ねてくれました。

しかも10分前に、これから伺ってもよろしいですか? って確認の電話をくれるというカッチリぶりです。

来店してくれた「営業」担当の2回生は、

「あなたはいますぐ社会に出ても大丈夫」

と太鼓判を捺せるほどの学生さんで、レベル高ぁ~! と感心したものです。

で、その後、広告研究会、略して広研の学生さんたちが、入れ替わり立ち替わりお客さんとして来てくださり、すっかり仲よしになりました。

来店してくれた学生さんのお母さんもたくさんおいでくださって、いまやもう大事なお友だち、という人もおられるほどです。

ほんとうになんとありがたいご縁でしょうか。

 

今月、当時の広研の学生さんたちが何名も来てくださっています。

卒業後もご縁が途切れず、仕事、恋愛、結婚、子育てなど、いろんな話を聞かせてくれ、もうすっかり大人になったみなさんが、閉店までに、と顔を見せてくれる、ってサイコーです。冥利に尽きるってやつですよ。

なにしろ「学生さんが多い京都に出店したい」という気持ちで選んだ街ですからね。

ありがとう、ありがとう。

 

占い師を続けてきて、占庭を始めてよかった、と思うことはいろいろありますが、若い人が成長していかれるところを見せてもらえることは、大きな喜びのひとつです。

つい遠い親戚のおばちゃんみたいな目で見て話してしまうわけですが、親でもなく、上司でもなく、近所の人でもない、うんと年上のわたしだから話せることもあるのかも、と思うことにしています。

もうね、みんなにしあわせになってもらいたいの。

まったく苦労のない人生なんてあり得ないので望みようがないけれど、再起不能なほどの苦難には遭わず、出会ってしまった困難はなんとか乗り越えてひと回り成長し、それぞれに素敵なひとになっていってね。

そんなことを考える3月です。

いまごろになっての占庭の写真

今日は冷たい雨。

占庭も24日の閉店日まで、残り11日営業日となりました。

たくさんの方が「最後に・・・・」とおいでくださり、占庭はかつてないほどの盛況ぶりです。

みなさまのお気持ちがほんとうにうれしい。

とても大きなあたたかい心を頂戴しているなあ、と感じています。

分不相応なほどです。ありがとうございます。

 

どなたも「これからはどうされるの?」とお尋ねくださいます。

今後も占いは続けるのですが、具体的には、待ち合わせてお会いしたり、電話やメールやリモートでということになります。

占庭を始める前は、いろんなところでお客さまとお会いしていました。

カフェ、ファミレス、ショッピングモールのフードコートなどの飲食店はもとより、ご自宅、職場にも行きました。

会社の会議室とか、保育園の教室でお仕事終わりの保育士さんと順番にお話ししていく、なんてこともありました。

一度、ファミレスでお会いした人から、

「家に来て夫と話をしてほしい」

と依頼があり、住所を聞いて訪ねて行きましたら、ひと目で、社会に反したなりわいのお宅、、、、とわかるところだった、なんてこともありました。

奥さんはごくふつうの方で、まさか〇道の妻的な人とは思いもよらず、まったく想定外のなりゆきに回れ右したくなったのですが、そういうわけにはいきません。

命までは取られまい(当たり前)と、肚をくくって車を降りると、玄関には見たこともない大きさ&風貌の犬が。

あとから聞きましたところ、日本に数頭しかいない珍しい犬だったそうです。(そら知らんわね)

ダンナさんはだいぶ圧の強い人ではありましたが、きちんと話はできまして、恐い目に遭うこともなく、むしろ見料をぽーん! とはずんでくださいました。

玄関を辞して、自分の車に乗ったときには安堵で腰が抜けそうでしたけれどね。

ま、そういうこともいまとなっては愉快な思い出です。

 

タロットレッスンにつきましては、個室のある飲食店か、ご自宅、もしくは貸会議室などでしたらやっていけるかな、と思っています。

けれどもこちらは1回だけではなく、数回にわたって進めるものですので、なかなか難しいところがあります。

いままではマンツーマンレッスンでしたが、場所を借りて数名の方で同時に進めていくというやり方も検討しています。

占いもレッスンも、追々、ブログやX(Twitter)などで告知していきますね。

 

閉店日が迫ってきて、そうだ、占庭の店舗内の写真を全然いままで撮ってなかった! といまさら気づき、残しておかねばと、撮ってみました。

占庭に来られた方は思い出していただき、来られたことのない方は、へぇ~ こんな感じだったのねー と思って見ていただけたらうれしいです。

 

階段下の通りに面した三角看板。10年分の風雨に耐えてくれました。

 

  

階段を上がり、奥のほうまで進むとのれんがあります。

 

 ドアを開けるとこんな感じ

 

 

  

 お帰りはこちらです~

 

奈良美智さんのポスター類は元々の私物ですが、時計をはじめ、お花など飾ってあるものはほぼ全部いただきものです。

ほんとうにみなさまによくしていただきました。

 

こちらは幼馴染が作家さんに注文してくれたオブジェ。

 

   裏側にわたしの名前入り

「閉店するってまだ知らないときに注文してたんよ~」

って笑っていましたが、占庭のお店はなくなってもずっとずっと大事にするよ。

ありがとう!

最後の振り込み

先週は雨続き。

おまけに気温の上がり下がりも激しくて、心身消耗してしまいました。

わたしだけじゃなく、そういう方が多かったみたいで、お客さまもみなさん同じようなことをおっしゃっていました。

しんどかったですよねぇ。

今朝は京都に着いたら雪がちらついていて、寒っ!

その後冷たい雨になりました。

いや~ なかなか安心して洗濯物を干せません。

 

占庭の閉店までもうひと月を切りました。

やっぱり2月は早く感じます。

3日後には3月だなんて!

月末なので翌月分のお家賃を振り込んできました。

最後のお家賃振り込みです。

いまの店舗へ移転して10年。

 がんばって払ってきたな~

という感慨と、肩の荷を下ろした安堵感と淋しさがないまぜになった気持ちです。

そう言いながらも、どこかまだ現実味がないというのが正直なところ。

だって、まだ通常通りに通勤して、お客さまとおしゃべりして、という日々が続いているわけですしね。

わたしはまだ、実感ないわー というところですが、お客さまは、

「ここへ来るのは最後かと思うと淋しいわ~ 

 もうこの長い廊下を奥まで歩いてくることはないのよね」

としみじみと惜しんでくださいます。

ありがたいですね。

けれども、

 占い師をやめるわけではないので!

と言うと「よかった」とにっこり笑ってくださり、それもまたありがたいです。

 

占庭のあとを借りてくださる方が決まったので、照明器具やソファなど、そのまま置いていくものもあります。

そうして使ってくださるのもとてもうれしいです。

 

現在使っている白いテーブルや、赤いイス、キャスター付きのパーティション2つ、折りたたみ式の小さなイス(20脚くらいあります)など、欲しいという方がおられましたらお声掛けください。

取りに来ていただけましたらお譲りします。

 

店をたたむに当たって、いろいろ手続きもあり、あれこれ考えていたら夢を見ました。

「あー 移転はもうすぐなのに全然準備ができてない! これ大丈夫なん??」

と焦っている夢。

目覚めてから、いやいや、移転はしないから、、、と自分に言いましたことよ。

気になるとすぐに夢に見るんですよねぇ。

そして結構、正夢が多い。

いい正夢だったら大歓迎なんですけれど、だいたいいい夢っていうのが少ない。

あ、そういえば先日、感激して大号泣している、よすぎる夢を見たのですが、どう考えてもあり得ないことなので、これはこれで夢らしかったのかもしれません。

美容の話

大学生のみなさんが春休みに入り、電車内の空間増し増しでうれしいわたくしです。

あ、最初にお断りしておきますが、今日のブログも占いとは全然関係のない話です。

すみません。

 

最近、オイルを頂戴することが重なりました。

ひとつはネイルオイルで、もうひとつはリップオイル。

爪と唇の美容液ということですね。

いやあ、ネイルオイル、リップオイルともに、一度も買ってみようと思ったことがありません。

というか、そういうものがあることすら知りませんでした。

そんな者には猫に小判、豚に真珠ではないのか、、、、と思ったりもしたのですが、折角わたしのために、と選んでくださったものですのでありがたく使ってみました。

 

まず爪。

マニキュアのような形状をしています。

塗り方、使い方の説明書が入ってなかったので、よくわからないままに、エナメルのように塗ってみましたが、この量が適切であるのかどうかが、まずわからない。

オイルなのですぐ乾くものでもないから、塗ったあとどうしたらよいのかがわからない。

わからないので、反対の指でもって爪に塗り込むようにマッサージもしてみました。

えっと、こんな感じでもよいのでしょうか??

 

で、次は唇です。

これはね、使い方が書いてあったのでわかりました。

さすがに美容液だけあって、リップクリームとは粘着の度合いが桁違いです。

これはどうしたってしっとりするだろう、という説得力がすごい。

しかし、使い方はわかっても、やっぱり適量がわからない。

口角も乾燥しがちなところなので、ここにも塗ったほうがよいのか迷う。

使った後、ティッシュでふき取りましょう、と書いてあったのですが、これ、ティッシュがくっつきませんか!?

それに毎回ふき取っていたら、もったいなくない? というケチな料簡も浮かびます。

つくづく美容と縁のない人生であったことよ、、、、とつらつらわが身を振り返ってしまいました。

 

ちゃんと使おうと思っていても、なにしろ初めて使うものたちなのでルーティン化されていないため、うっかり塗り忘れてしまう日続出です。

それでもちゃんと習慣化してですね、キッチリ使い切りたいと思っています。

 

先日NHKでありました『だから、私は平野レミ』というTV番組(とってもとってもよかったです)で、長く尊敬してやまない、大好きなレミさんがこうおっしゃっていました。

「若い者には巻かれろ」。

そう、若い人たちにどんどん教わればいい。

使い方をご存知の方、どうかご指南ください。

よろしくお願いします。

立春です

大忙しの長い1月が終わり、今日は立春です。

東洋の占いでは今日から新しい年が始まります。

中国の今年の春節は正式には次の週末あたりかららしいのですが、京都はもうすでに春節ムードありありです。

 

昨日の朝、京都へ向かう電車の中でのことでした。

混んでいる車内で、淀を過ぎたらちょっと空いてくるかなー

と思いながら立っていましたら、後ろから肩をトントンと叩く人が。

振り向くと、30代後半くらいの男性が、自分の前の空いている席を示してはります。

 え、そんなちょっと離れたところから席を譲ってくださろうというの?

 わざわざ?

と、やや当惑しながらも、ありがたく座らせていただきました。

なぜ当惑したかといいますと、わたしの隣に立ってらした女性が、70代くらいだったから。

その女性をスルーして、どうしてわたしに席を譲ってくれたのだろう、、、、

と思ったわけなのです。

それってわたしも70代以上に見えたのか、もしくは、ものすごくしんどそうに見えたのか、そのどちらかでしかないですよね。

なぜなぜ? 教えて! 中国から来られた男性よ。

チャイニーズの一個団体のなかで、ちんまりと座りながら、

 フクザツ~ぅ ビミョ~ぅ

と思い思い京都まで来たのでありました。

街中は、中国からの人ばかりでなく、ここのところ韓国からの方も増えている気がします。

そしてヨーロッパ系の人たちは目に見えて減っています。

シーズンによって各地域からの観光客の増減があるものですね。

 

さてさて立春ですよ。

今年はどんな一年になりそうか? どう過ごしていくとよいのか?

そのあたりのことをお尋ねに来られるお客さまが、1月2月は多いです。

年に一度来られる方が集中する2か月ということですね。

そうして久し振りに占庭のHPやブログをご覧になって、

「えっ、閉店するの?!」

と連絡してくださる方がたくさんおいでになり、うれしいやら申し訳ないやらです。

いまのところ3月24日日曜日あたりで閉店ということにしようかと考えています。

月末までに片付けてお返ししないといけないので、月末ギリギリまで営業はできなくて。

となるとあと1か月半くらいですか。

毎年、わたしの体感では、1月は長く、2月、3月は飛ぶように過ぎていく感じがするので、今年は一層、あっと言う間になりそうです。

とにもかくにも健康第一で、最後まで元気に走り抜けられますように!

いまはもうそれしか考えていません~

あたたかい話

1月ももう半ば。

今朝の京都は粉雪がチラついていて冷えました。

お昼を過ぎてもあまり気温は上がりません。

今日は寒いという予報だったので、先日入手しましたシルクのスパッツを履いてきました。

倉敷に住む冷え性の知人から教えてもらったのが、なんと京都は錦市場の中にある「レッグヤスダ」というお店の商品です。

こちらのシルクのスパッツが最強なのだそうですよ。

いままで何度となくお店の前は通ったことがあり、レッグヤスダというキャッチーな屋号とあいまって存在は知っていましたが、買い物をしたことはなくて。

知人がおっしゃるにはこちらがイチ押しということだったのですが、

legyasuda-nisiki.stores.jp

実物を見せていただいたところ、ひざ、腰、お腹と補強がしてあり、腹巻付きといっていいような商品でした。

知人の話では「それほど冷え性じゃない人だったら、電車やバスの中では暑くなるかも」ということだったので、全然冷え性じゃないわたしには、ちょっとトゥーマッチかもしれない、、、、と思い、こちら

legyasuda-nisiki.stores.jp

のほうにしました。お値段もだいぶお安くなりますし。

初めて今日、身に着けてみましたが、あったかいです。

 

店頭に見本として出してあるものがかなり大きなサイズだったのですが、

「海外の人は大きい人が多いからね」

というお店の方の話で、さすが錦市場の客層! と思いました。

 

そういえば、年末にはあったかいソックスを頂戴したのですが、名前が『まるでこたつソックス』。

shop.okamotogroup.com

こちらは一昨年くらいから、いろんなお店で見かけていて、なにしろ「まるでこたつ」というネーミングですから、どのくらいあたたかいのだろうか、、、、

と考えて却って手が出ない状態だったのですが、実際に履いてみましたら、実にあったかかったです。

電熱が入っているわけではないので、まるでこたつではないです。

が、ふんわりとしていて、ほっとするようなあたたかさにくるまれる感じは、こたつと共通してるかな。

けっこうモコモコなので、靴は履けないので、おうちでぬくぬくというところもこたつと一緒ですね。

 

いままであんまり意識して「温める」をやってこなかったのですが、冷えというのは何ひとついいことはないみたいなので、今年の冬から対策を始めました。

年とともに筋肉だけじゃなく皮下脂肪も減っていってるので、寒さが骨身に沁みるんですよー

今年は例年に比べると暖冬ですけれど、ちゃんとあたためて過ごそうと思います。

 

占い関係のほっこりするようなあたたかい話じゃなく、現実的で物理的なあたたかい話でありました。