京都 四条高倉の占庭から

泣いても恥ずかしくないから

長年、使いかけの生姜を冷蔵庫で、カビさせたり、萎びさせたりしてきましたが、

最近、適切な保存方法を知りまして、それ以来、使い切れるようになりました。

ああ、なんでもっと早く、この方法を知らなかったのかしらっ!

と悔やまれます。

ご存知の方も多いのかもしれませんが、書いておきますね。

 

① キッチンペーパーで包む。

② その上からアルミホイルで包む。

③ ジップロックに入れて冷蔵庫の野菜室へ。

 

これだけ。

こうしておけば、カビないし、シワシワにもならず、

よい状態で保存できるんですよねぇ。

どうってことない手間ですし、おすすめです。

 

さて、今日は、こんな話を。

占庭に来られるお客さまで、話している内に泣いてしまわれる方が、

たくさんおられます。

わたしがキビシク叱るから、じゃないですよ。

見料を支払って、占い師に叱られて、なんて、そんな話、あんまりでしょ。

大丈夫。泣かせたりしません。

 

じゃあ、どうして泣いちゃうのか。

今、つらくて、悲しくて、悔しくて、腹が立って、話しながら感情が昂ぶって、

という方もおられます。

うーん、どうも混乱してらっしゃる・・・・という場合です。

どうすればよいのか、どう考えればよいのかわからず、

心がざわついてしんどい状態なのですね。

こういう時は、とにかく全部吐き出していただきます。

そうしている内に、涙は止まってくるし、気持ちも落ち着いてこられます。

わたしからお話するのは、それからなんですが、占いの話をする頃には、

ご自分の気持ちがだいぶ見えてらして、もう占いはどっちでもいいかも・・・・

てな感じになってらっしゃることも結構あります。

自分なりの道筋が見えてきたら、占いの役割は半分終わったようなもので、

後は、今の運気を上手に活かしてもらえるようお話しするだけです。

 

でも、感情的になって涙をこぼしてしまう、っていう方は、

実はそんなに多くありません。

どうして泣いたりしてしまったのか、よくわからない、

って半ば戸惑いながら、涙を止められない、という方のほうが多いんですよ。

たぶんね「ふっと気づいて」しまって、胸が詰まってしまうんじゃないかと。

何に気づくのかというと、ご自分の気持ちに。

 

ああ、あの時のわたしは、

そこまで ガマンしてたのか

     傷つけられていたのか

     ムリしていたのか

     必死だったのか

っていう風に。

見て見ぬふりをしてきたこと、

自分の気持ちに素直になれなかったこと、

誰かのせいにしてはいけない、自分が悪かったのだから、と言い聞かせてきたこと、

自分がひどいダメージを被っていたことに気づいて、もしくは認めて、

そのことに対する、正当な労いの気持ちが、やっと湧いてきはったのかな、

と思うことが多々あります。

がんばり屋さんほどそうですね。

ちゃんと泣くべき時に、泣かずに、ただ心に蓋をしてこられたんでしょう。

 

 そうか。わたし、泣いてもいいくらいかわいそうやったんや。

 

て気持ちが、胸にふっと灯った瞬間に、涙があふれてくるんやろね。

遅ればせながら泣いてらっしゃる、ってことです。

気持ちが鎮まるまで泣いてオッケー。

恥ずかしいとか、みっともないなんて、全然思わなくていいです。 

もう、思いっきり泣いちゃってください。

 

そうすると、なんだかスッキリしたお顔になりはります。

泣いてスッキリしたから、っていうんじゃないんですよね。

無意識に棚上げしたまんまだった感情に、ひとまずカタをつけた、

ってことなんだと思います。

ですので、その後、占いの話をしていると、どんどん表情が明るくなって、

ふつふつと意欲が湧いてきてる、っていうのが伝わってきます。

もうね、わたしまで、前を向こう!っていう気持ちになってきたり。

 

これは、まったく占いの力でも、わたしの力でもなくて、

たまたまそういうタイミングで、そういうキッカケになった、ってだけのことです。

たまたま、そこに占いがあって、たまたま占い師がわたしだった、ってだけ。

 

これもご縁なんやなあ~

申酉天冲殺の方へ

本日は節分。

占いの暦では、今日で申年が終わります。

申酉天冲殺のみなさん、折り返しまできましたね。

「まだ、半分かああああああ、、、、」とお思いでしょうけれども、

半分ではありません。

いえ、半分は半分ではあるけれど。(どっちやねんな)

天冲殺の期間は2年間なので、その丁度半分まで来たのは確かなことです。

けれども半分ではないというのは、山は越えましたよ、ということ。

 

申酉天冲殺の場合、良ろしくない影響が、ほぼ申年に集中します。

特に、近しい人との関係に影響が出やすい。

ひどいケンカをしたり、裏切られたり、別れてしまったりと、

人間関係にひびが入りがちです。

そして、そのひびの修復がとても難しい。

というのが、申酉天冲殺の方に共通して出やすい影響です。

 

これに加えて、去年、今年にめぐり来ているふたつずつの星の影響が

被ってきます。

これらは、お一人ずつ違うので、影響はまちまちです。

ビジネス関係に出る人、健康面に出る人、夫婦関係、親子関係に出る人など、

いろいろなパターンがあるので、こちらは個別にお訊ねください。

 

この1年、心に大きな傷を負ってしまった人も多かったでしょう。

極度に消耗して、クタクタになっておられるところで、

まだ1年あるのか・・・・とぐったりなさっているかもしれませんが、

酉年は申年ほどのひどい状況には、まずなりませんので、

あまり恐れなくても大丈夫です。

もちろん、天冲殺期間は抜けていないので、要注意ではありますけれどもね。

 

それでも、そろそろ来年以降の10年間を見据えて、

 自分はどうしたいのか?

 どうなっていきたいのか?

という意思と望みを意識していってください。そして、

 そのためには、何が必要なのか?

 どんな準備や計画をしておかねばならないのか?

をなるべく現実的、具体的に考えていきましょう。

 

今はまだ、結果や、成果に対する評価を期待する時期ではありません。

必死にアウトプットしたところで、手応えを得るのは難しいでしょう。

あと1年間は、ご自身の中をもう一度、磨き直してくださいね。

 

では、その手順をまとめておきましょう。 

まず、これまでの自分を省みる。

反省すべきところは反省し、変えていく努力、補填する努力をしていきましょう。

ここで、もうひとつ大事なのは、がんばってきた部分を褒めてあげること。

きちんと褒めて、そこをもっと伸ばすにはどうしたらよいのかを考えます。

要は、等身大の自分自身を再確認するということですね。

過大でも過小でもない認識をするための、客観的な目が肝要となります。

 

現在のご自身を正確に把握できたならば、その自分をワンランクUPさせるぞー!

という意識を明確に持ちましょう。

どこをどうUPさせたいのかがわかると、どこからどう手をつけていけばよいのか、

道筋も見えてきます。

 

後は、地道な努力を続けるだけ。

その努力に対する評価は、自分自身が下す正当な判断のみです。

他人に、褒められようが、くさされようが、一喜一憂せず、

この期間は、サラーっと流してください。

あくまで自分目線で、ご自身を見つめることです。

 

そうして怠らないでいると、来年の節分が明けるころには、

いまよりももっとピカピカになった自分で、また流れ始める新しい次の運気に

うまく乗っていくことができるのです。

 

今、運気が滞っているのですから、ものごとがスイスイ流れるはずがありません。

うまくいかなくて当たり前。

しんどいけれども、そう思って焦らないことです。

焦って、あーでもない、こーでもない、を繰り返すと、体力は消耗するわ、

気力は萎えるわで、ロクなことになりません。

つらいですが、辛抱のし時だと言い聞かせながら、やり過ごしてください。

 

申酉天冲殺の一番苦しい、大変な時期はもう過ぎました。

残り1年は、どうかしっかり自分磨きをなさってください。

お墓参りなどの先祖供養も忘れずにね。

悪魔のカード

明日は節分ですね。

わたしはこの豆まきっていうのが好きでして。

「福はー 内ぃーーーー!」だけ言います。

鬼は外は、ナシ。(家の中に悪さをしている鬼はいないから)

家の中に豆をまくのも、踏んで粉々になるのがイヤなので、ナシ。

マンションの玄関を出て、下の駐車場に停めてある車に当たらないように、

家族並んで豆をまきます。

これがなんともウキウキするんですよねぇ。なんでかしら。

あの豆は、明朝、野鳥が食べるのだろうなあ、と想像するのも楽しいです。

 

 

さて、今日はタロットカードのお話を。

タロットカードは1組(1デッキ)78枚で成っているのですが、

その内、大アルカナと呼ばれるカードが22枚あります。

この22枚のカードは、それぞれにタイトルがつけられています。

「愚者」「魔術師」「皇帝」「恋人」という具合に。

どのカードもドラマチックで、いかにも西洋の占いツール、って感じ満載です。

 

今日はその中の「悪魔」のカードについて。

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これです。

 

タロット占い教室のおためしレッスンの時に、好きなカードと嫌いなカードを

選んでいただくんですが、このカードなどはわかりやすい嫌われるカードでして。

この、いかにも邪悪といった風貌の悪魔がいやらしいですし、

鎖に繋がれた裸の男女も不穏ですよね。

15番目のカードということもあって、悪魔の角の間には、刺さるように

逆五芒星が表されています。

タロットの世界観では「5」という数字の概念はあまり良いものではないようで、

五芒星もエネルギーは強いのだけれど、安定感のない、落ち着かないものの象徴に

使われることが多いです。

これが六芒星になると、ぐっと落ち着いて、良い意味で使われます。

それもタロットの世界観での「6」という数字は良いものとされているからです。

 

で、この悪魔なんですが、どう見ても人ではない顔に、

しまりのない身体をしています。

裸の男女も、角や尻尾が生え、もはや人間ではなくなっています。

実はこの男女「恋人」のカードのアダムとエバのなれの果て、とも言われています。

このカードですね。

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この「恋人」のカードの時は、まだ人間でもなかったんですよ。

この後、楽園を追放されることで、命は有限となり、出産の苦しみが生まれ、

労働もしなければならない人間となるわけです。

悪魔のカードは、その人間の心の闇を表しているのです。

 

ですので、悪魔がジャーン!と現れて、良くない事を起こすとか、連れ去るとか、

不幸に陥れる、なんて意味はこのカードにはありません。

誰の心の中にもある、黒い部分、獣的な部分、ダメな部分の影響が、

今、明るみに出ていますよ、ということが言いたいカードなのです。

 

怠ける。ウソをつく。不正を働く。魔が差す。暴力・暴言。邪な気持ち。不倫。

ズルズル。だらだら。コソコソ。

みたいなことを表します。

これらは、悪魔の仕業ではなく、自分自身の心の弱さの問題なんですね。

そこにどれだけ正面から向き合えるか?

ってところがポイントなわけです。

このカードが出たら、自身の品性・品格を問われていると思わねばなりません。

なかなか厳しい警告ですね。

 

恋愛や結婚などを占っていて、相手のところにこんなカードが出たら要注意です。

うかうかと信じてしまうとマズイことになりそう、というのは、

誰が見ても明白です。

最悪、DVや結婚詐欺なんてこともあるかもしれません。

十分な警戒をしなければ。

 

悪魔というのは、日本人にとっては、あまりなじみのないもので、

案外、ぴんとこない存在です。

西洋の人たちと、日本人では、きっと捉え方が違うんだろうなと思います。

タロットカードは西洋人の感覚で編まれているので、キリスト教や、

西洋絵画のお約束的なものなどが当たり前のように織り込まれているのですが、

それらは日本人には縁のない「当たり前」なことも多いので、

絵を見ても意味がよくわからない、というカードもあったりします。

そこはもう覚えていくしかないわけですが、その西洋的なわからなさが、

神秘的にも感じられて、タロット占いの魅力であるとも言えるんですよねぇ。

1年経ちました

明日から2月。

毎年、1月はあっと言う間に過ぎていく気がするんですが、

今年はみっちりしたひと月だったなあ~という実感があって、

えっ、もう2月?っていう感じがしません。

はい、よい1月を過ごさせていただきました。

 

実は昨年の今日から、このブログを始めました。

1月末日からって、なんとも中途半端なとこから始めたもんです。

占庭がどんなお店で、占い師のわたしはどういうヒトか、

占術について、占いをどうとらえているのか、など、

占い関連のコト、そうでないコト(の方が多いんですけれど・・・・)、

思いつくままに書いてきまして、一年間です。

いつもこの、つたない文章をお読みくださり、ありがとうございます。

 

これからも細く長く続けていきたいと思っています。

今後とも、どうぞご贔屓に。

出張いたします!

先日、

「占ってほしい人を何人か集めたら、出張してもらえるんですか?」

というお尋ねがありました。

 

もちろんです!

と答えながら、そうだ、ご要望があれば出張しますよ~

ってことを書いてなかった、ということに気づきました。

 

はい。お呼びいただけましたら、遠近にかかわらず、都合がつきます限り、

お伺いいたします。

火・木・土・日は、19時まで占庭の営業がありますので難しいですが、

それ以外の曜日でしたら、できるだけお受けするようにしています。

特別なイベントのための占いと、個人のお客さまの占いでは、

ご負担いただきます費用は違ってきますので、詳しくはメールかお電話で、

直接お尋ねいただければ、と思います。

 

個人のお客さまの場合は、お一人につき30分3000円の見料と交通費を頂戴し、

2名様よりお受けしています。

お会いする場所は、カフェやファミリーレストランなどの飲食店が多いですが、

職場や、ママ友サークルの会合場所のようなところへお邪魔したこともあります。

 

小学校のバザーに呼んでいただいて、体育館で、ということもありました。

この、小学生を観る、というのが楽しかったんですよねぇ。

子どもさんが、みんな興味津々で手のひらを差し出されて。

もちろん、お母さまの方も、それをのぞきこまれるわけですが、

そうするとお子さんがイヤがる、というのがかわいらしくてねー

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

だいたい、学校のバザーで占いっていう発想がおもしろいですよね。

 

個人ではなく、飲食店や物販店などのお店の、集客ツールとしてお呼びいただく

場合もありますが、こちらはどのような形でさせていただくのかさまざまですので、

費用などは個別に相談させてください。

なにしろ有名占い師ではないので、どれくらい集客のお役に立てるかというのは、

主催者側のみなさまのお力にかかっているという頼りない話でして、

料金につきましては、双方無理のない落としどころを探しましょう。

 

また、出張鑑定ではなく、

 タロットカードってどんなもの?

 タロットカードで占ってみよう!

といった、簡単なワークショップなどもお受けいたします。

こちらも、時間・人数などで費用は変わってきますので、応相談で。

 (個人の出張タロットレッスンはお受けしていません。ごめんなさい。)

 

いずれにしましても、お気軽にお問合せください。

こちらの「予約方法」の連絡先へ、メールかお電話でお願いします。

kyotouraniwa.web.fc2.com

 

占いに親しんでいただき、楽しいねーと感じてもらえたら、とてもうれしい!

一緒に楽しみましょう~

 

甘い誘惑と漢方

つぶあん派か、こしあん派か、っていう話は、毎度白熱するわけですが、

わたしはバリバリのつぶあん派です。

けれども、こしあんも食べます。

赤福がこしあんでなければ、もうそれは赤福ではなくなってしまいますしね。

そのあたりは大変、鷹揚で柔軟です。

世界の人たちが、みんなこんな風に考えれば

と思います。

あ、違いますか? そうですか。

 

で、ですね。ぜんざいですよ。

ぜんざいか、おしるこか、って話もまた同様に白熱するわけですが、

もちろん、つぶつぶしまくりのおぜんざい派です。

あまりにも小豆のつぶつぶが好きなので、家で作るときも、あんこからではなく、

小豆を茹でるところから。

自分好みのつぶつぶ具合、大きなスプーンですくっていくらでも食べられる甘さ

に調節しまして炊いていきます。

こってりした甘さが苦手なので、さらっとした甘さにするのですが、

それでも、ぎょっとするほどのお砂糖を溶かさねばなりません。

巷では、身体に悪いと非難されがちな白砂糖をどっさあああああっと投入する時の

あの背徳感といったら・・・・ね。

それこそ、抗えない甘味への甘い誘惑でありますよ。

これにお餅を入れるなんて、糖質制限ダイエットなんかしてる人から見たら、

悪魔の食べ物としか思えないでしょうね。

実はわたしは、この炊き上げた小豆をレディボーデン・バニラにかけて食べます。

毒を食らわば皿まで、っちゅうかね。

たまにはいいんです。

と、最近好きになった「漢方のミドリ薬品」さんも言うてはることですし。

 

「漢方のミドリ薬品」さんというのは、twitterで知りました。

前々から漢方には興味があったのですが、こちらのツイートがおもしろくて、

すっかりファンになってしまいました。

なるほどなあ、そうだなあと思えることがいっぱいです。

 

東洋医学、西洋医学って、どちらにもいいところがあると思うんですね。

どちらか一方だけを盲信して、他は排除するというのは、

なんかもったいない気がするんですよ。

だいたい排除しようとする人っていうのは「こっちの方がいい!」だけじゃなく、

「あっちはこんなに悪いよ!」を主張されますでしょ。

きっとどっちも一長一短あるはずなのに、一短の指摘し合いになったら、

知識のない者は惑うばかりです。

まあ、かと言って一長の方を絶賛だけされても惑うかもしれませんけれどね。

 

そこはやっぱり自分で考えたり、感じたりしてでですね、取捨選択をしていく、

というのがよいのではないかと思います。

それに、体質によっても合う合わないもあると思いますしね。

誰かにすごく効果があっても、自分はそうではないかもしれないし、

その逆もありうるわけで。

 

わたしは、東洋的な「養生」は、やっぱり東洋人には合ってる気がするので、

ミドリ薬品さんのツイートはいつも楽しく読んでいます。

で、なるほどな、と思ったことは、なるべく実行するようにしています。

 

以前、大好きな作家の飯嶋和一さんの『狗賓童子の島』を読んだ時、

ああ、漢方ってなんておもしろそうなの!

と俄然、興味を持ったんですよねぇ。

その気持ちがよみがえってきている、今日この頃です。

酉年が始まるのは立春から

ドラッグストアで見つけた、ハダラボがSOU・SOUとコラボしたコラボボトル。

 

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春めいた色合いで、かわいいです。

 

もう蝋梅が咲き始めているようで、めちゃくちゃ寒い京都ですが、

一歩ずつ春に近づいているんですね。

我が家のリビングの窓辺に置いている小さなコチョウランの鉢にも花芽がついて、

ほころぶ日が楽しみです。

肥料も与えず、苔が乾いたら水やりをしているだけなのに、

律儀に三度目の花を咲かせてくれるだなんてねぇ。うれしいです。

 

 

さて、占いの一年の始まりは立春です。

節分の翌日から酉年が始まるということですね。

で、わたしが仕事で使っている、年運表と月運表を今日、作っていました。

毎年、ちまちま手作業でExcelファイルを更新しています。

年運表は22年分を一覧表に。

月運表はあまり先のものまでは必要ないので、2年半分だけ。

 

この作業は1年に一度するだけなのですが、なんだかあっと言う間にやってきます。

資料を作りながら、今年はどんな年になるだろうかと、ほわほわっと考えます。

ええ、ほわほわっと、くらいでいいと思っているんですよ。

こういう傾向のある一年になるんだろうなあ~ くらいで。

そして、普段は忘れて過ごしていて、何か起こったときに、

おお、そう言えば今年はこんな年回りだったっけ。

と思い出して、どんな心もちで過ごしていけばよいのかを再考していただけたら、

占い師としましては、かなり本望です。

 

 ああ、なんだか気持ちがふさいで、人づきあいがしんどいなあ~

 あ、そうか、今年はメンタルが振れやすいから、意識的に気分転換と

 ガス抜きをして、ひとりの時間も作ってね、って言われたんやった。

 そかそか。煮詰まらないようにしなくっちゃ。

 

みたいに思っていただけると、大変うれしいです。

 

わたしの今年は、働けば働いただけお金もついてくるよー、って年なので、

マジメにがんばるべき年ですが、無理めにがんばって結果を出すべし!

というほどの年ではないので、まずは日常生活をつつがなく、から。

昨年ほど健康第一を身に沁みて感じた年はなかったので、今年も肝に銘じまして、

とにかくコツコツ、結果を急がず、足元をもう一度踏み固める気持ちで、

精進したいと思っています。

それと、キラキラした星もやってくるので、ちょっとドキドキするようなことが

あるかも。

華やかな場をのぞき見る機会があるかもしれないし、

華やいだご縁が生まれるかもしれません。

何だろうなあー

まじめにコツコツとキラキラ華やかな星がセットでやってくるというのも、

おもしろいなと思います。

ま、いずれにしても浮足立つのは間違いの元ですので、自分らしさを忘れず、

元気に酉年を過ごしたいものです。