京都 四条高倉の占庭から

「かわいいね」again

先日来、お店のトイレの天井から水漏れしておりまして、

使用禁止というわけではないのですが、できれば使いたくない、

という状況です。

大家さんが書いてくださった貼り紙には、

「雨傘のご用意を!」

って。

いや、ナイスなんですけど、雨傘をさして用を足す、というのは、

なかなかないシチュエーションではないかと思います。

ですので、そういう特異なシチュエーションを楽しめる方以外は、

できれば、どちらかでお済ませになってから、おいでくださいませね。

月曜には工事が入って、直る予定なので、明日までの辛抱です。(のはずです)

 

だから、というわけでは全然ないのですが、最近、占いのお店らしいブログに

なってなくて、ごめんなさい。

(ええ、全然そういうわけだからではないですね)

で、こういう時には、必殺!二番煎じ! againシリーズです。

(いつからシリーズに・・・・?)

 

ちょうど一年くらい前に書きましたものを再UPいたします。

最近、読者になっていただいた方にも読んでいただきたいなあ、と思いまして。

 

これ、若いお嬢さんだけでなく、いくつになっても同じこと。

ですのでね、男性は、どしどし「かわいいね」を言ってください。

いや、言うべきなのよ!

それでは、どうぞー

 

kyoto-uraniwa.hatenablog.com

2cellos ツアー初日に行ってきました

昨夜は中之島フェスティバルホールへ行っていました。

 

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(今回の写真はまあまあちゃんと撮れてる?)

 2cellos の日本ツアー初日だったのです。

 

元はクラシック畑の彼らが、激しいパフォーマンスでロックをカバーする。

しかもふたりだけ。チェロだけで。

というのが、そもそもの売りだったのですが、今回のツアーは、

ドラムスと、キーボード、12~3人のストリングスと共演するステージ。

内容も、誰もが知っている映画音楽から、ハードロックまで1時間半余り、

ガッチリ観客を掴んで離しませんでした。

いや~、すごかったですよ~~~

めちゃくちゃ楽しかったです!

 

これは5年前の映像なんですけど、これと同じ木製ではないチェロでした。

www.youtube.com

 

激しいパフォーマンスに、弓はすぐに傷んでしまい、

途中で取り換えながら演奏は続きます。

向かって左側の、お茶目でサービス精神旺盛なステファンと、

向かって右側の、クールでストイックさ漂うルカ。

圧倒的な演奏を繰り広げながらも、観客をおいてけぼりにしない温かみがあって、

なんとも心地よいステージでありました。

 

たまたま取れたチケットが、1階席のど真ん中で。

たぶん、最高のコンディションの音が聴けたのだろうと思います。

音も、あれ以上大きくても小さくてもダメというベストな音量。

照明も、美しく、品のある中に、インパクトもある。

いやあ、なんかプロの仕事を見せていただきました、って感じでした。

 

ああ、いいもの見せて、聴かせてもらったなあ。

音楽って、やっぱり素晴らしい。

って言うと、なんかアホみたいなスカスカな感想のようですが、

そんなシンプルで力強いメッセージをジンジン感じさせてくれた2cellos。

連れて行ってくれた夫に感謝です。

 

しっかし、観客の女子率の高さ、ね。

あんなに女性が多いとは思わなかったですねぇ。

年齢層も結構高めでした。

 

アンコールが終わり、客電が点いて、出口へと人が流れ出す時、

その日のライブの評価がわかりますよね。

昨夜は、ゾロゾロと扉へ向かって歩く間、

 

盛り上がったね~

ホントよかった!

さすがや。

カッコよかったー

やっぱりめっちゃ上手いよね~

とにかくすごかったわ。

 

という声がたくさん聞こえてきて、みなさん大満足の様子でした。

ただ迫力があって上手なだけではなく、あんな素敵なステージを演れるんだから、

これから、ますます人気が上がってくると思います。

この日のチケットも即日完売だったので、今夜の追加公演が組まれたわけでね。

 

ただ、ひとつだけ、もの足りなかったのは、日本公演用の曲を一曲だけでいいから、

用意してもらえたら、うれしかっただろうなーってこと。

映画音楽を演るのであれば、ジブリの映画音楽とか演ってくれたら、

どれだけ盛り上がったろうか、と思いますね。

 

MCは英語、ヴォーカルはなし、っていうライブをわたし、愉しめるかしら、と

ちょっと心配だったのですが、いやはやノープロブレム!

ひゃっほ~~ぅ! でした。

 

昨日のライブについては、詳しいよい記事が上がっていたので、

ご興味のある方は、こちらをどうぞお読みください。

さすがプロ。昨夜のステージが再現されています。

getnews.jp

 

フェスティバルホールはすばらしいホールなんですけど、

改装されて困った点がひとつあるんですよね。

1階席の階段が危ないんです。

わたしも以前に転んだんですけど、昨日は夫が転びかけて危なかったし、

転んでしまった人も見ました。

あんなに転んだり、転びそうになる人が多いっていうのは、

やっぱり階段自体に問題があるんだと思うんですよねぇ。

みなさんも、もし行かれる機会がありましたら、

足元には十分お気をつけくださいね。

あそこでコケるとね。恥ずかしいです。

よく見えるので、すごくたくさんの人が悲鳴を上げられます。

 

と、今日も今日とて、占いとはまったく関係のないブログで・・・・

タロットリーディング会計画

先月、立て続けにランドセルの広告を見て、

いくらなんでも早すぎるやろ・・・・

と不思議でしょうがなかったのですが、それは、

ゴールデンウィークに帰省した時、おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらってね、

という戦略だったのだそうで。

それって昔は、入学前のお祝いに、っていうタイミングでしたよねぇ。

それが、年末年始商戦に前倒しとなり、お盆商戦に組み込まれたあたりまでは

知っていたけれど、ついにゴールデンウィークですよ。

前倒しにもほどがありますわ。

まだ1年近くある、っちゅうねん。

と思うわけですが、売れてるんですかね?

なんかそういうのに、まんまと乗せられるのは、おもしろくないなあ~

と思ってしまうアタクシ。

まあ、孫なんていないんですけどね。ははは。

 

 

今朝は、打ち合わせに行っていまして、開店が少し遅れました。

以前、このブログでも少し書いたことがあるのですが、

タロットのリーディング会を開きたいと思っていまして、

日程や、開き方、告知の方法などを相談してきたのです。

 

場所は、丸太町高倉にありますイベントスペース「緑と星」さん。

 コチラ⇒ https://www.facebook.com/midoritohoshi/?fref=ts

予め考えていたことが、そのまま実施できそうな感じなので、

いま、とてもワクワクしています。

 

占庭でタロットレッスンを受けてくださった方だけでなく、独学で勉強中の方、

他のお教室で習ってらした方など、リーディングの実践練習を積みたい!

と希望されている方を広くお受けしたいと考えています。

お互いにリーディングし合ったり、ほかの方のリーディングを見聞きするのって、

とてもいい勉強になると思うんですよねー

ほどよい緊張感をもって、ゲストの方と対面し、カードを読んでいく、

ということで、自分の弱点がわかることもあるでしょうし、

真剣だからこそのおもしろさや楽しさも味わえ、よい経験になるはずです。

 

日曜の午後、2時間くらいを予定しています。

ご興味のある方は、こちらの「予約方法」から、電話かメールでお問合せください。

 ⇒ 占 庭 | 見料&予約方法

現時点で決定しているところまでの、詳細をお知らせいたします。

 

スペースに限りがありますので、もし、予想外にご希望の方が多かった場合は、

抽選とさせていただきますね。(そうなれば、どんなにうれしいかしら)

 

また、占ってもらいたい!というゲスト希望の方も、大歓迎です。

こちらは見料を格安設定にしますので、お気軽においでいただけたらと思います。

ご予約も必要ありませんので、

ちょっとタロットに興味あるわ! という方はもとより、

タロットってどんなものなの? という方にも、

敷居の低いこういう場からなら、入ってきやすいのではないかな、と思います。

 

タロットリーディング会につきましては、また追って、

こちらのブログでも、お知らせしてまいりますね。

初回が成功しましたら、ゆくゆくは定期開催していきたいと思っているので、

この第一回目は重要です。

うん。がんばろう!

がんばって、いいものにしよう。

GW恒例イベント

開店以来、6年弱使ってきた椅子が、ボロボロで見苦しくなっていたのを

やっと更新。

今日から新しくなりました。

で、新旧交代のために、今朝は車で来ました。

ゴールデンウィークもいよいよ終盤&今日は祝日ではない土曜日ということもあり、

京都へ向かう道は、空いていました。

が、やはり市内は、そこそこの混雑ぶり。

ま、それはしょうがないですね。

 

家族は連休モードの中、わたしはいつもと変わらずの占庭営業だったのですが、

例年楽しみにしているABC中之島春の文化祭へはうまく行くことができました。

7、8年前から欠かさず観に行っていたのですが、

去年は営業日と被ってしまったので、今年は2年振りの参加なのでした。

これは芝居・ダンス・コント・マイムなど、多彩な出し物が、

それぞれ20分ずつという短い持ち時間で、次々に繰り広げられるというもの。

https://www.asahi.co.jp/abchall/event/

 

今年は2日間に渡って、30組が演じられたわけですが、

わたしは初日の15組だけを。

贔屓の劇団が2つと、ビーフケーキのコントを楽しみにしていたのですが、

今年初めて観る劇団もやっぱり楽しみでね。

朝日放送アナウンサーさんたちの「ABCアナウンス部」も、

毎年、趣向を凝らしてあって、おもしろいんですよー

普段、マジメにニュースを読んではるアナウンサーさんの、

意外な一面も垣間見えたり。

とても真剣に取り組みながらのお茶目さには親近感も湧いてきます。

 

これは、ゆるキャラのエビシー。

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うん、、、まあ、ちょっとパンチには欠けるよね。

 

中之島春の文化祭のよいところは、まったく知らない演者や、

興味のない演目も見聞きすることで、新しい発見があるということ。

ここで知って、じゃあ本公演も観てみよう、と思った劇団も、たくさんあります。

また、本公演を観に行きたい!とまでは思えないのだけれど、

毎年、ここで見ていて、なんだかすっかりおなじみ、みたいなところもあったりで。

 

演劇のイメージは人によって全然違うとは思うのですが、

だいたいが、演ってらっしゃる内容も、スタンスも、バラバラですからね。

自分の好みに合ったものを楽しめればいいと思うんですよ。

それを知ったり、見つけたりするのに、このイベントはうってつけ。

演劇に詳しい人も、そうでない人も、カタログを見るように楽しめます。

 

「確かに笑えるけど、品がないからダメ!」と思うことがあれば、

「下品だけど、このおもしろさはOK!」と思うこともあって、

この微妙な差っていうのは、「好み」でしかないんですよねー

 「泣ける」とか、「笑える」とか、たまに「わからない」というのが魅力、

なんて劇団もあるのですが、そこにやっぱり「心が震えるかどうか?」が

問われるわけですねぇ。

観客に阿ったり、ナメたりすることなく、一途に演じ切る姿は、

内容が好みだろうが、好みでなかろうが、胸に響くものがあります。

生の舞台の魅力はそこですよね。

そこから、贔屓の劇団、贔屓の役者とかが出てくるのが、

またいいんですよ。

 

わたしなんかは、占い師の性と申しますか、役者さんを見てても、

「うわ、この人、女癖悪そうな人相やな~ だいぶ泣かせてるわ」

なんて、つい考えてしまったりもするわけですけれどもね。へへへ。

 

見られなかった2日目にも、好きな劇団や、芸人さんもあり、

とても残念ではありましたが、6時間余り、座りっぱなしというのは、

体力的に、なかなかキツイ。

元気でないと楽しめません。

うん。

また来年を目指して、一年、がんばろう~

と思えるような、わたしにとっては、とても楽しみで特別なイベントなのです。

「異性を見る目のない人」again

去年の今ごろ、葉が落ちてしまって、これはもう枯れてしまうのか・・・・

と必死で手を尽くしたベランダのオリーブが、今年はとても元気。

しっかり花を咲かせてくれそうでうれしいです。

 

観葉植物って、不思議と育つ家と育たない家があるんですよね。

それは水をやりすぎたり、やらなかったり、陽当たりが悪かったりとか、

そういう物理的な理由とは別なところで、どうも育たない、元気に育つ、

って分かれるような気がします。

それは、同じように育てていたのに、住んでいた家で違いがあったからなんです。

陽当たりもよかったのに、次から次に枯れてしまった家もあれば、

結構、ほったらかしでもどんどん育って、株分けしまくった家とかね。

あれは何なんですかねぇ。

なんとも不思議な現象です。

 

ここのところバタバタしておりまして、なかなかブログを更新できずにいますので、

随分前に書いたものを再UPしてみようかな、と。

二番煎じでごめんなさい。

けれど、1年以上前のでしたら、お読みくださった方でも、

もうお忘れじゃないかなと思うので、よろしければお読みくださいませ。

 

「異性を見る目のない人」について書いています。

kyoto-uraniwa.hatenablog.com

 

だめんず回避、及び、女難回避のために、みなさま、どうぞご唱和を!

 

笑顔で、気高く、あたたかく。

 

です。

バイリンガルではありますが

今日は海外から一時帰国されているお客さまがいらしてくださいました。

年に一度、これで3年目になるでしょうか。

よその国の暮らしのお話って、とってもおもしろいんですよねー

海外で働くこと、生活全般、恋をしたり、結婚したり、病気になったり。

日本とはまったく違う制度やしきたりもありつつ、人が生きていくのは、

どこでも同じなのかもしれないなあ、と思ったりもします。

わたしは、長く海外で過ごした経験がないし、おそらくこれからもないだろうとは

思うのですけれど、お話を聴くのは大好きでね。

いろんな疑問、質問がどんどん湧いてきます。

テレビや本やネットで知るのではない生の情報というのは、

それはそれは刺激的で楽しい。

外国語ができるって、いいなあ~

わたしも、関西弁と岡山弁のバイリンガルではあるんですけれどね。えへへ。

 

 

今日から、鏡リュウジさんの『タロットの秘密』を読み始めているのですが、

これがすごくおもしろい!

タロットや占いに対するスタンスが、とても共感できます。

鏡さんは占い師というよりかは、研究家の色合いが強い気がするので、

その距離感が心地よいのかもしれません。

 

なにしろ筋金入り占いフリークのわたくし。

占いの本も、それはそれはたくさん読んできましたし、ブログなども読みます。

文章だけでも、その人が信頼できそうかどうか、っていうのは、

なんとなく感じられるものですよね。

それが確かかどうかはわからないけれど、自分が、

「この人いいなあ。好きだな」と思えるかどうかはわかります。当たり前ですけど。

ダメなのは、コケおどしっぽいやつですね。

不幸とか破滅とかいう言葉を使って、脅したり、不安を煽る文章を書かれると、

この人は、違う世界の人だな、と思ってしまいます。

そういう文章は刺激的だし、怖いもの見たさみたいな作用もあって、

ついつい読んでしまうものだし、世間受けもするのだろうなと思うのです。

ベストセラーになることだってあったりします。

 

でもねー、占いってそんなものではないはずなんです。

怖がらせたり、自信を失わせたりして、依存させてしまう、なんてことは、

占い師が一番やってはいけないことだと思うのですよ。

占いは、個性や才や運気を知って、上手に生かしていくためのものですしね。

ですので、そういうスタンスで書かれている本に出会うと、

とてもうれしくなります。

なんだか「大丈夫。間違ってないよー」って言ってもらえたようで。

 

 

では、久し振りにカテゴリ「読書」・本の紹介をしますね。

車谷長吉(くるまたに ちょうきつ)さんの作品を。

車谷さんは、もう亡くなられましたが、その作風は非常に暗い。

極端にネガティブな作家なのですが、新聞の人生相談の回答もされていました。

よくまあ、いつもいつも人を恨み、世を呪ったような小説を書いてらしたこの方を

抜擢したものだなあと驚いたのですが、その回答がとてもよかったんです。

正しく、明るく、健康的で、教育的なものとは隔たった回答が、

時には小気味よく感じられました。

そう。世の中そんなキレイなものだけで、できてはいませんものね。

車谷さんを回答者に、と考えた人、えらい!

 

『鹽壺の匙』車谷長吉

血を吐くような、露悪に満ちた私小説です。
ここに書かれていることがすべて事実ならば、今なら三面記事を賑わし、

テレビのレポーターが駆けつけて大騒ぎになるでしょうね。
ひどい家庭内暴力や、虐待。

みんな昔の村社会のなかで隠蔽され、何かよからぬものが憑いているのか、

と憑き物落としで、まずは対処しようとした時代の物語です。
現代ならば、やれ幼児期の愛情不足だとか、トラウマがどうこう、

という分析になり、投薬、もしくは入院ということになるでしょう。

太宰治や寺山修二の作品に通じるような、誇張や大ボラも混じっているに違いない、

と思いつつ、これが全部事実なら、なんと激烈な子ども時代であったろうか、

と慄きます。

改行が極端に少なく、読んでいて息苦しくなるような、偏狭的でじめじめした文章。
脈絡のない言動と、衝動的な暴力。
もうワケがわかりません。
けれども、その一見ワケがわからない破滅的な言動が

段々と地面の深い深いところで繋がってくるような気持ちになってきます。
決して理解できてはいないのだろうけれど、

瞬間瞬間に「わかる」気持ちがふっと湧いたりする。

痛い、痛い小説です。

(2010/9/2)

正論か ウソ泣きか

伸び始めると成長が早いアボカド。

もう20㎝以上に育ちまして、葉っぱも開いてきました。

そろそろ鉢に植えてもいいかしら。

どこまで育ってくれるかな、と楽しみです。

 

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先日、お客さまと話していて、それはアプローチの仕方が逆ですよ!

ということがありました。

何のアプローチかといいますと、相手に自分の意見を認めてもらうための

プレゼン方法です。

効果のある方法にするためには、自分のやり方を磨くよりも、

相手はどう訴えられると心に響くのかを知ることの方が重要です。

 

わかりやすいところで、

新婚旅行をどこにするかを決める場合、意見が食い違ったときにどうするか?

を例にとってみましょう。

 

夫の意見

 旅行にはあまりお金をかけずに、先々のために残しておきたい。

 国内の温泉宿でゆっくりしたい。

 

妻の意見

 一生に一度くらいちょっと贅沢してみたい。

 子どもがない今、大手を振って休めるこの機会に、長めの海外旅行。

 

とします。

どちらの気持ちもわかりますよね。

これ、夫と妻の意見が逆なカップルもあると思います。

案外、男性の方が、ロマンチストだったりしますしね。

 

最初は、お互いの意見を出し合って、譲れるところは譲り合う。

これは基本です。

でも、ここはどーしても、どーしても譲りたくないの!

という時には、相手を説得しなければなりません。

そのアプローチの仕方で、効果が違う、ということなのです。

この場合、相手の星を観まして、どんな頼まれ方に弱いのか?を探ります。

 誰でも、自分がこう言われたら納得せざるを得ないな、と思える方法で、

相手を説得しようとするものですが、そもそも意見が違う人に納得してもらうのに、

自分の感覚で臨んでいても、なかなかうまくいきません。

で、相手の納得ポイントはどこなのか?を見つけるわけです。

 

パターンは、ざっくり2パターンあります。

 

① 筋道の通った意見で腑に落ちる。

こちらは、相手意見の合理性に納得でき、そちらの方が正しい、と認めた場合。

 

② そんなにもそうしたいのなら、そうさせてあげよう。

こちらは、情に訴えられ、それに流された場合。

 

①の人に対して、泣き落としは通じません。

むしろ、泣いたり、拗ねたりされると鬱陶しがり、

ますます、自分の意見の真っ当さを確信してしまいます。

このタイプを翻意させるのは、もっと合理的で、

もっと正当であると思わせる意見をぶつけなければなりません。

ガンコというわけではないので、一旦納得すれば、実にあっさりと譲ってくれます。

そう。冷静に話し合い、正論で勝負!です。

 

逆に②の人に対しては、どんな理屈も通じません。

いかな正論であっても、そこに絶対性を見出さないタイプなのです。

それよりは、

「これはわたしの子どもの頃からの夢だったの。

 だからお願い!夢を叶えさせて!」

とうるうるされたりすると、

そうだったのか、一生に一度だもんな。叶えさせてあげなくちゃ、

という気持ちに傾いていきます。

 

まあ、これは非常に単純化した表現ですので、もちろんこのまんま

というわけではありませんが、こういった傾向は星を観ればわかるので、

せめて間違ったアプローチはしないよう気をつけてね、というお話をします。

ウソ泣きにうんざりする人もあれば、

正論よりもウソ泣きに心が動く人もあるんですよねぇ。

 

他にも、反対の意見を述べられるだけで、自分を否定されたと感じ、

意地になってしまう人への対策とか、

一旦決めたことでも、すぐに気が変わって、ふりだしに戻ってしまう人への

対策などのオプションもあります。

相手だけではなく、ご自身の気性も再確認することで、

おふたりの関係がより円満になり、家庭生活がより円滑になるよう、

占いがお手伝いできることもある、というわけなのです。

まだ見ぬ将来を知るためというよりは、こうして実際に「活用」できる部分の方が

占いの効用としては大きいんじゃないかな、とわたしは思っています。