「先生」と呼んでいいのは、どういう人か?
ってことを昨日、タロット教室の生徒さんと話していました。
というのも、その生徒さんはバーを経営されていて、
政治家のお客さまも来られる、ということで、
「議員さんは、やっぱり『先生』って呼ぶもんですか?」
とわたしが質問したんですね。そしたら、
「そんなこと言いませんよー『さん』です。
先生って呼ぶなんて考えたこともなかった。
先生って、教師以外やったらお医者さんくらいですよね」
って。
ですよね~~~
と激しく同意するワタクシ。
ほんと「先生」の安売りはどうかと思うんですよ。
保育所~大学の先生、お稽古事の先生は、まぎれもない「先生」。
お医者さんも「先生」。
教師、医師、と師がついてますね。
「先生」と呼ぶにふさわしいお仕事です。異議なし。
昔、働いていた職場で「先生」と呼ばれてらしたのは、
代議士、弁護士、税理士、建築士、設計士など、士のつく方々。
あ、経営コンサルタントの方もおられました。
こちらはもう便宜上そう呼ぶしかない場合もあり、
ケースバイケースというところかなあ。
違和感のある方とそうでない方があるんですよねぇ。
まあ、そう呼びたい人は呼べばよいと思います。
阿ってそう呼んでいる人は、他人から見たらバレバレでカッコ悪いけど。
で、問題は占い師ですよ。
師がついてるんです。なぜか。
なので「先生」とお呼びになる方もおられます。
やめてください。
たしかにタロット教室もやってますし、その場では、
タロットのセンセイと思われるのは、ごくふつうです。
お稽古事の先生やしね。
けれど「先生」と呼ばれると、ものすごく居心地悪いんです。
心中で、
あああああ、、、、、
とテンションだだ下がりです。
一緒に楽しく学びましょう♪
というノリでやってる教室なので「先生」はしんどい。
でもまあ、そう呼ぶのがカンタンで(名前を覚えなくてもいいしね)
ラクというのもわかります。
そう呼ぶのが好き、という方もおられるので、
もう何度もしつこく止めはしませんけれども。
占庭では、学生さんから、ご年配のお客さままで、
みなさんに、みゆきさんと呼んでいただいています。
そんな、友だちじゃあるまいし呼びにくいわ、、、、
と思われるかもしれませんが、これも慣れです、慣れ。
どうぞ早く慣れていただいて、みゆきさんでお願いします。