さて、昨日のつづきです。
京阪電車をここで降り(というか終点だしね)、川端通沿いを北上します。
風もあまりなく、やわらかな陽射しの絶好のお散歩日和だった春分の日、
歩いていると汗ばんでくるほどでした。
目的地はリバーサイドカフェが入っているアパート。
「春待ちフェスタ」というイベントが開催されていたのです。
春待ちフェスタ〜リバーサイドカフェ1周年 | イベント | Kyoto-shi
以前から気になりながらも、リバーサイドカフェには行ったことがなく、
ちょうどいい機会だし!と思って、足を延ばすことに。
さっきまで歩いていた祇園界隈の恐ろしいほどの人出を思うと、
なんとのんびりした風景でしょうか。
いつものように、リュックを背にひとりでずんずん歩いていると、
春から大学生?と思しき男の子と、お母さんらしき人が歩いてらして。
下宿を探しているのか、決まったのか、そんな感じだったんですね。
わたしと息子も11年前のまさに今ごろ、土地勘のないこのあたりを
さんざんウロウロしたなあ、と思い出しました。
大学在学中に出町柳界隈は、すっかりテリトリーと化しましたけれど、
入学前は倉敷に住んでいたので、まったくの別天地。
はああああ、あれはもう11年も前のことなのかい、
と驚きつつも、なんだかほっこりと思い出にひたってしまいました。
そして、たどりついたリバーサイドハイツ。
まさしくリバーのサイドで、ハイツな建物。
様子がよくわからないままに、2階へと階段を上がり、
古本、お花、写真、野菜などを見て回ります。
お花は生花店さん、野菜は八百屋さんの出張販売です。
ここで、泥の中ではなく、砂地で育ったというレンコンを買いました。
見た目は同じ姿をしていますが、育ちが違うってことですね。
それで夕飯にこれを作りました。
おいしかったですよ~
そして、おもしろかったのが、カラーセラピー体験。
「色で自分を知ろう」というもので、オーラソーマに似ています。
3本のカラーボトルを選ぶわけですが、わたしが選んだのはこのみっつ。
それぞれの解説文を読みながら、
ほ~~~
なるほど~~~~
へ~~~~
と。
占いではないのですが、やっぱり占いチック。
こういうの、好きなんですよねぇ。どうしたって。
他にも写真をもらったり、お花の話を聞いたり、とささやかながら交流を楽しみ、
ハイツを後にしたのでした。
出町柳駅までの帰り道、陽気につられて川原へ降りてみました。
走っている人、自転車で通り過ぎていく人たちをやり過ごしながら、
石段に腰を下ろして水面を見やれば水鳥が。
もう水も温んでいるものなあ。
ああ、水辺って、こういう匂いがしてたんやった。忘れてたな。
なんて考えながら、しばらく、ぼーーーーっとしていました。
こういう時間を過ごせるって、ほんとに贅沢なこと。
自分自身も家族も健康でなければ、こんな風にノホホンとはしていられません。
なんてありがたいこと、と感謝しつつ、また出町柳まで元気よく歩きました。
ああ、よい休日でした。ほんとうに。