京都 四条高倉の占庭から

秋の空

ほんとうに気持ちのよい季節です。

昨日、今日と、この週末は最高の秋晴れ。

電車も観光、レジャー、スポーツ、イベントなどに出掛けられる人たちで、

いっぱいでした。

この季節特有の、空の青色ってありますよね。

見ていると、すーーーーっと吸い込まれそうな青。

ああ、地球は大気に覆われているんだなあ、と思い出させる青ですね。

いつか自分の命の火が消えて、空に上っていくときは、

こういう空の日にしてもらいたいもんだなあ、とずっと昔から思っています。

 

これ、今週、知恩院さんへお参りに行った際の、納骨堂前の蓮池です。

あめんぼがたくさんいるのが見えますか?

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あめんぼ、久し振りに見たなあ、とうれしくなって撮ってみたのですが、

案の定、イマイチな写真になってしまいました。ハハハ。

 

先日、初めておいでになったお客さまから、ブログの話が出ましてね。

たくさんお読みくださっているようで、それはうれしいのですが、

やっぱり恥ずかしくもあります。

で、気になっていた、とおっしゃるのが、この「人相が悪くなる心持ち」。

kyoto-uraniwa.hatenablog.com

 

「わたしって、これにすごくあてはまってると思うので、人相悪いと思います」

と笑って自己申告なさっていました。

けれども、全然、そんなことはなくて。

むしろ、いい人相の方でした。

これは、

「自分にはこういう傾向がある。ダメだなあ」と省みることができる人は、

そういう気はあっても、人相を悪くはしていかない、

ということなのかなと思います。

気をつけなくっちゃ、と思えるかどうか、が分かれ道になるのかもしれませんね。

ですが、人相が悪くなっていくときは、その余裕がないのでしょう。

 立ち止まる。

 自分を客観的に見てみる。

 反省点が見つかる。

 よくないなあ、とためいきをつく。

 これじゃ、きっとダメだな、と改善を試みようとする。

という流れがあれば、人相の悪化を留めることができるんじゃないでしょうかねー

が、これらも最初に、自分はいま悪い波にのまれかかっているのかも、

と気づかないと立ち止まれません。

余裕がないときに、わずかの間でも「我に返る」瞬間をつかまえてほしいところ。

 

子どものときから凶相な人なんていませんものね。

環境や、運勢が味方をしてくれず、人相が悪くなってしまうこともあるでしょう。

けれども、環境や運勢も味方になってくれる時が一度もめぐってこない、

ということはないはずです。

捨て鉢にならず、希望を失わず辛抱強く待つのは、しんどいことですが、

どうか、そこを踏ん張って! と思わずにいられません。

 

以前に、ラジオから「不幸は憎しみや恨みが大好物。笑顔が一番嫌い」

という話が流れてきて、なるほどなあと思いました。

それがほんとかどうかはわからないけれど、

笑顔の人のところには、笑顔の人が寄ってくるのは確かな気がします。

人相うんぬんよりは、まずは笑顔で! というのが基本のキ、

ってことなのでしょうね。