カラカラ天気が続いて、雨がありがたいと喜んでいたのですが、恵みどころか災害が起こるほどに降っている地域もあり、お気の毒でなりません。
関西もかなり降りましたが、まだ続くようなので、用心しなければと思います。
雨が降らないのは困るのけれど、降り過ぎも恐ろしい。
九州地方の雨が、早くやみますようにといまは祈るのみです。
占庭の店舗営業をしていたころは、お盆休みは設定せず、いつも通りにお店を開けていました。
いまはお店もなく、毎日が休みであり、営業日でもある日々なのですが、今年はお盆休みを3日つくることにしました。
12日火曜日から14日木曜日までの間、お盆休みとさせていただきます。
8月に入り、パタリとお客さまからお声がかからず、こう暑いとねぇ、そりゃそうよねぇ、わかるわかる、なんて思っていました。
ところが、ここ3日の間に、対面占い、電話占い(3名さま)、メール占いとたくさんご連絡いただき、ありがたいことでした。
みなさんリピーターの方ばかりで、気心も知れた仲。
いろいろお話をお聴きしながら、こうして「わたしに話してくださる」ってほんとうに不思議でありがたいことだなあとしみじみ感じていました。
対面占いの方以外は、遠方にお住まいの方ばかりで、占い師をしていなければ会うこともなかったはずです。
ご縁があったと言ってしまえばそうなのですが、ちょっとしたつながりからふれあい、占うことになった方との間には、特別な何かがあったのかしら、って考えてしまいます。
このような積み重ねのおかげで、いままで占い師を続けてくることができたんですよね。
そもそも、わたし自身、占い師を目指していたわけじゃないのに、いつの間にかそうなっていたことも不思議でしょうがなかったのですが、だんだんその意味がわかってきた気がするのです。
子どものころからわたしは、なぜか「ひとの話を聴く」係、みたいなところがあり、それがいまに至るまで、延々、ずーーーっとそうなのです。
以前、ブログにも書きましたが、わたしは転職に次ぐ転職で、いろんなところで働いてきました。
思い返してみると、そのどの職場でもいつも人の話を聴いていたんですよね。
これはもう、今生に課せられた役割が「話を聴く」なのではないか。
そう考えると、なりゆきで占い師になっていった道筋も腑に落ちるというものです。
お話を伺うことで教わることはとても大きく、世界が広がります。
自ら能動的に何かを成し遂げたり、大きなものをつくったりする役目はわたしには負わされてなかったんでしょう。
振り返って、コレといったことは何も残してないし、何者にもなっていませんが、それもわたしらしくていいような気がします。
ひとの話を聴く、占い師という仕事をたのしく続けていられるだけでじゅうぶんだなと思うので。
こちらのなげわ。
おいしかったんですけど、探れども探れども、わたしの味覚はウニをとらえることはできず、わさびの勝ちでした。