京都 四条高倉の占庭から

水無月

今日で水無月もおしまい。

今年も、もう半分が過ぎたということですね。

早いなあ~

明日からは、四条通にコンチキチンが流れ始め、

京都は祇園祭一色になっていきます。

今年は山鉾巡行が日曜なので、宵々山、宵山あたりから、

もんのすごい人出になることでしょう。ああああ。

 

わたしが通勤で歩くのは四条通の地下道。

信号もないし、冬は風をしのげ、夏は日差しをしのげます。

この地下道、祇園祭などのとんでもない人出のあった翌朝は、

まだ人のニオイが充満しているんです。もう人はいないのに。

なんとも言えない、人のニオイとしか言いようのないニオイ。

えらいもんやなあ、と思います。

 

6月も晦なので、夏越しの祓(なごしのはらえ)に和菓子の水無月

いただきましょう。

わたし、この水無月が大好きで。

祖母が存命の頃は、京阪宇治の駿河屋さんへできたてを買いに行き、

倉敷まで送ってくれていました。

食べ慣れているからか、水無月といえば、

こちらの水無月が一番おいしいと感じます。

あ、セットで茶団子もこちらのが一番おいしいと思っています。ウチの家族は。

 

夏越しの祓というのは、半年分のケガレを落とし、

これからの半年の健康と厄除けを祈るのだそうです。

これから暑さが増してくる季節。

この機に、気持ちも身体も切り替えていくとしましょ。