本日の木屋町の桜です。
八分~九分咲きくらいでしょうか。
お天気は今夜から下り坂のようなので、風雨が強まらないことを祈りたいです。
せっかくの桜、ゆっくり咲いて、ゆっくり散っていってほしいですものね。
一昨日の夜、バスを降りたら、むわぁっと春の匂いがしました。
植物という植物が萌え、土がモコモコとわき上がるかのような匂い。
その強烈さに圧倒されながら、そうや、そうや、こんな匂いやったね。
春ってホント獰猛で、ちょっとうんざりした気分になってしまうこともある。
ってことを思い出したのでした。
春はねー、やっぱり人のこころを不安にさせたりもしますよね。
なんかついていけないんだなあ。その萌え感に。
その上に、ガラっと環境や生活が変わった方も多い時季ですしね。
うっかり「自分」を置き忘れてしまったりもします。
ゆるゆる慣れていきましょうね。
占庭も3年前の昨日、大宮中立売の店舗から、いまの四条高倉へと移り、
再オープンしたのでした。
こちらへ移転してもう4年目に突入ですよ。びっくりしますね。
よくまあ続けてこられたものだと思います。
これもひとえにみなさまのお蔭です。
いつも本当にありがとうございます!
4年目の占庭も、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、では、これからの占庭をどうしていくべきか?
ということは、これでも結構よく考えてはいるんです。
よく考えるのですが、いつも同じところへ着地するんですねぇ。
「らしくないことはしないでいよう」ってところに。
占庭のモットーは「誠実であること」です。
・わからないことは答えられませんと言う。
・気休めは言わない。
・お客さまの進みたい方向に添うための最良の占い活用方法は?
を徹底して考える。
要するにごまかさず、できることにできるだけ真摯に取り組む、
ということでしょうか。
占いというのは、悩みや不安をお聴きするのが第一の仕事です。
まず、聴く。
それから、これからについてお訊ねする。
その、これからをよりよくしていくために、占いをどう役立てることができるか、
をいろんな角度で考えて提示していく。
という流れなのですね。
信用できないなあと感じる人には、深い話はできないし、
その人の話も素直に聞けなくて当然です。
占い師は占ってナンボの仕事なので、もちろん占術は要なのですが、
もっと大事なのはその「人」そのものではないかと思っています。
エエ人かどうか、っていうよりは、信用できる人かどうか、ではないでしょうかね。
もちろん占い師がエエ人であるに越したことはないのですが、
そこは人それぞれの好みもあるところですしね。
万人にエエ人と思われる人なんていませんでしょうし。
ですので、そこはあまり考えず、シンプルに、
「わたしはちゃんと誠実に仕事ができているかな?」
ということを自問自答しながらやっていくことにしています。
そうして自分なりに誠意を尽くして、それでもお店が成り立たない、となれば、
そこはもう完全にわたしの力不足、っていうことですから、
潔く認めて、受け容れるこころの準備はできています。
そこは揺るがない部分なのですが、ただこれまでを続けていこう、
ってだけじゃなく、幅を広げる、新しいことにチャレンジする、ということも、
よく考えながらやっていきたいと思っています。
「やわらかくある」ということも、わたしの大切なポイントなので。
はい。これからもがんばります。
と移転後4年目に入るということで、ちょっと決意表明をしてみました。
こういうのは、ちょっとわたしらしくないかな、と思いつつも。