京都 四条高倉の占庭から

晩年12種

今日は、前々回の、一生を三分割にした運勢についての続きを書いてみますね。

 

学生さんくらいまでの方は「現在」が気になるし、

社会に出れば現役世代の「中年期」が気になってきます。

だいたいにおいて、若い人っていうのは、長生きしたいとは思わないし、

っていう方が多いです。

もう50までも生きられたら充分だ、と話す人も結構いらっしゃるわけですが、

それは、それくらいまでの自分しか想像できない、ということかもしれません。

 

ところが、結婚したり、子どもを授かったり、住宅ローンを組んだりすると、

50歳でこの世とおさらばするのは無責任だろう、という認識に変わってきます。

「長生きしたい」というのではなく、まだ死ぬわけにはいかないなあ、

と思うようになってくるんでしょうね。

 

そして、それらの責任を果たし終えた後の自分はどうなっているのだろう、

と気になってくるのが中年期。

それは、いろんなことから解放されるという希望でもあり、

あらゆる衰えと老いに対する不安でもあるのでしょう。

それまでの人生が順調であったとしても、晩年期に苦労が降りかかるのであれば、

すべてが帳消しになるような思いにもなろうというものです。

逆に、困難連続の過酷な半生であっても、老後が安寧であるならば、

オールオッケーな気持ちにもなりましょう。

 

うん。やっぱり老年期は気になりますよね。

老年期を示す星は、12種類あります。

ざっと12種類の老後のイメージがあるわけですね。

それに10種類の星の影響がプラスされるので、

120パターンの展開があるということです。

そこに、10年毎の運気や、1年毎の運気も加わるので、

おひとりおひとりの老後の様子というのは、

実に多様なイメージが形成されることになります。

 

では、12種類の老年期の星のイメージって、いったいどういうものなのか?

を簡単にご紹介いたします。

 

①忙しい&慌ただしい。やる気にあふれ、じっとしていられない。

②無邪気でかわいいお年寄りになり、みんなにお世話してもらって、自由で楽しい。

③いつまでも気が若く、夢や希望を抱き続ける。社会と関わり続けていたい。

④キラキラ華やかで魅力的。身も心も若々しく、楽しく優雅に過ごす。

⑤弁舌とリーダーシップで若い人を牽引する、中心人物。

⑥家族をしっかり守る生涯現役型で、物心両面において安定。

⑦エネルギーも気も強く、非常にパワフル。生涯自立型。

⑧すばらしい人徳を備え、友人・家族とともに和やか、楽しく過ごす。

⑨夢見る乙女のように、好きなこと、ものを愛しむ。心豊かで穏やか。

⑩悠々と成熟した精神の域へ。純粋でかわいい老人となり、温かく心満たされる。

⑪好きな趣味や研究に没頭。ガンコにはなるが、元気で充実した晩年。

⑫前半はバタバタするが、俗な欲が薄いので、やがて悠然、爽やかな老境へ。

 

ふぅ。短くまとめるって、難しいですね。

 

どうですか?

あなたはどんな晩年期を望んでらっしゃいますか?

 

こうであってほしいなあ、という理想像は人それぞれかと思いますが、

残念ながら、自由に選べるわけではないのがねぇ・・・・

もしかしたら、希望とは違った晩年が待っているかもしれませんが、

それでもちょっと知ってみたくなりますよね。