京都 四条高倉の占庭から

3回目のZoom雑談会もたのしく

昨日、3回目のZoomで雑談会をしました。

3回とも、時間制限なしで長いことおしゃべりできて楽しかったです。

昨日は、関東在住の方ばかり3名ご参加だったんですけど、

1,2回目よりもツッこんだ話が多くて、和やかでありつつ、

なかなかエキサイティングなひとときでもありました。

 

いつも、簡単な自己紹介(お互い初対面の方ばかりなので)と、

何かひとこと添えてもらうお題を考えていまして。

1回目「最近食べておいしかったもの」

2回目「最近おもしろかったこと」

3回目「最近ビックリしたこと」

でした。

3回目の最近ビックリしたことなんですけど、わたしの場合はですね、

ラジオで昔の童謡の「めえめえこやぎ」の唄を聴いたことです。

もうショーゲキでした。

童話で、実はとってもエグいお話、ってのが多いですけれど、

童謡もたまに愕然とする歌詞だったりするんですよね。

なんともかわいらしい「めえめえこやぎ」ですが、3番の急転直下がね、

ギョッとします。

お時間ある方は、ちょっと聴いてみてください。

 https://www.youtube.com/watch?v=5ld2qBBV8Yk

いやもう、なんというか、そんな無邪気にうたわれても・・・・・

ってなりますよね。

 

まあ、最初はそんなふうに、雑談を始めていきまして、

”ちょっと聞いてほしい”

”尋ねてみたい”

”意見を聞いてみたい”

というような話題が出てきて、 井戸端会議風になっていくんですよね。自然に。

たのしいです。

 

その中で、尋ねられたのが、

「みゆきさん、なんで最近短歌なんですか(笑)」

ってこと。

その昔、仕事がヒマでしょうがないときに、短歌や川柳を賞品目当てで

懸賞に応募したりしてたんですよ。

公募ガイドとかよく買ってました。

でも、全然そういうのもしなくなっていたので、

何か作るキッカケがほしいなと思っていたのです。

それでまた、お風呂でぼーっとしてるときに、

そうだ、お風呂で毎日ひとつずつ考えるってのはどう?

と思いついてですね、それをツイッターにUPすることにしました。

短歌って、ことばとリズムに向き合いながらつくるものなので、

ことばを見つめ直すことにもなるかなー と。

毎日つくってると、その内、うまくなるかもしれないし、

という欲も最初はあったんですけど、そうじゃないなあと思い始めて。

 

わたし、武田百合子さんが好きなんですけど、なかでも『富士日記』が大好きで。

日々の生活の断片をちりばめたような、まさに日記で、

何のてらいもない文章がすごくすてきなんですね。

何をいくらで買ったとか、こんな昼食にしたとか、そんなことが、

なんでこんなに胸を打つのか、よくわからないんですけど、

その場や、その時代、そこにいた人、季節、なんかが、

すーっと見えてくるように感じられるんですよ。

そこで、わたしも富士日記みたいな短歌を!

と考えるほどには厚かましくないので、

さすがに百合子さんを目指そうなんてしてないですけど、

等身大で、そこにあるものを詠めばいいんじゃないか、と思ったわけです。

カッコよくなくてもいい、ヘタで当たり前、笑われてもいい、

ことばを大事にして、ひとつずつつくっていこう、って。

自分でノートに書き留めるだけだと必ずや続かないだろうと容易に予想できるので、

ツイッターに上げる、というプレッシャーを自ら用意(笑)

 

こういうことをやろうと思えたのも、もしかしたら自粛生活のオマケですかね。

ちょっと興味が湧きましたら、フォローしてやってください。

https://twitter.com/uranaishimiyuki

わー でもやっぱ恥ずかしいなー これ。