京都 四条高倉の占庭から

夢のなかで困惑する

今日は日曜ですが、前日までにご予約を頂戴していなかったので、

臨時休業にさせていただきました。

緊急事態宣言が出ましたが、陽性者も亡くなった方もどんどん増えていて、

短期間で収まっていきそうな気配は感じられません。

できるだけの用心をしながらも、気持ちを落とさずに、

ちゃんと寝て、食べて、なるべくほがらかに過ごしたいです。

 

マスク生活も1年以上になるわけですが、夢の中に出てくる人たちは、

誰もマスクをしてないなあ、と不思議に思っていたところ、

昨夜、マスクしてる夢を初めて見ました。

以下、夢の話です。(とてもくだらない内容です)

 

公民館のロビーのようなところに、細長い会議机がいくつか置かれていて、

そこに間隔を空けてマスクをしたスーツ姿の人が数人座っています。

入り口で手のアルコール消毒をし、床の足型に合わせて立って並びます。

(まさにここ1年で常識と化したこと)

 

何の順番を待っているのかというと、占いっぽいものなんです。

(公民館みたいなところに並んで? ワクチンじゃあるまいし)

 

場面が変わって、順番がきたようで折りたたみイスに座ったわたしの前に、

くたびれた黒いトレーナーを着た40代くらいの女性がいて、

その人がいきなりガバッとわたしに抱きついて、のしかかってくるんですよ。

そして、

「あなたの不安も悩みも、悪いモノもみんなわたしが吸い取ってあげるッ!」

と言って、ぎゅうと密着されるんですね。

彼女に悪意はまったくなく、好意でされているのもわかるのだけれど、

それでわたしは安心感に包まれるわけではなく、居心地が悪いばかりで戸惑い、

「そんなことをしてあなたのほうは大丈夫なんですか?」

と尋ねると、

「わたしはいつもこうしているから大丈夫!」とおっしゃる。

 

いやいやいや、大丈夫違うでしょ。

吸い取られるよりは、むしろこっちが吸い込んでしまいそうで怖いんですけどー!

という気持ちになり、

 

これどうすんのーーー?

わたしの不安や悩みや悪いモノって何なんよーーーー?

と困り果てたところで目が覚めました。

その占い師っぽい女性は、まったく見知らぬ人で、

わたしの意識の中でどのようにして造形されたのか、よくわかりません。

 

いつもたくさん夢を見るし、ワケのわからない夢もいっぱいあるわけですが、

目覚めのいい夢と目覚めの悪い夢がありまして、今日は後者のほうでした。

いやあ、実際にあんな占い師の人がいたら、怖いなあ。

ホントによろしくないものを全部吸い取ってもらえるのであれば、

いい香りに包まれて、もっとソフトに、夢見心地の内にしてほしいわー

と思ったのでありました。