いま、ハナミズキがたくさん咲いていますね。
白もピンク色もどちらもきれいです。
ハナミズキって花びらが空を向いているんですよね。
小さなかわいらしい豆皿が、枝の先に散りばめられているかのようです。
四月も半ばになって、鴨川沿いのお店に川床が建てられ始めました。
毎年この時期になると、
「あー またゴールデンウイークがやってくるのかあ・・・・」
とごった返す人出を想像してうんざりしたものですが、コロナ禍以降は、
今年も床が建てられてよかったなあ、と思うようになりました。
健康も平和もほんとにありがたいものですね。
今年はブログの更新もマメにやっていきたい、と思っていたのですが、
またしても半月以上開いてしまいました。ダメだなあ~
実は先週、東京へ行っていました。
見てみたいけれどきっと機会はないだろうとあきらめていた、
弥生美術館での「くらもちふさこ展」にも行けてうれしかったです。
中高生のころの胸キュンは、40年以上経っても、ちゃんとよみがえってきます。
ブラボー 少女マンガ。
その弥生美術館の最寄り駅である根津から3駅先にある町屋駅に降り立ったとき、
えっ、東京に路面電車が走ってるの?
とビックリしました。
全然知りませんでした。
というか、東京に路面電車なんて、考えもしなくて。
12㎞くらいの区間を走っていて、料金一律で170円なんですって。
リーズナブルですよねぇ。
なによりのどかだし、大都会なのに、ってなんだか愉快ですよ。
乗車したことがある知人に聞くと、通勤や通学にも使われていて、
たくさん乗り降りしていかれるのだとか。
いつか端から端までのんびり乗ってみたいです。
今回の東京行きは、初めて訪れるところもいろいろあって、
神宮前のボリス雑貨店とか、千鳥ヶ淵とか、自由が丘とか。
どこも新鮮な驚きがあり、訪れてよかったなあ、と思えました。
千鳥ヶ淵は桜の名所として有名ですが、満開の翌週だったので、
とても静かでした。
夫が「冊(さつ)」というギャラリーカフェに行きたいということからの
千鳥ヶ淵だったのですが、とても素敵で。
ただ、あまりにもひっそりとした入口で、見過ごしてしまいそうになります。
入ってもいいのかしら、、、、と言い言い、おそるおそる入りました。
そして、差し出されたメニュー表に値段が書かれていない(!)
またしても、おそるおそる黒豆茶を注文しました(笑)
(柚子餡をひそませた桜の煉り切りのお茶菓子がセットで税込み千円でした)
窓からは千鳥ヶ淵の桜並木が見えます。
ほんの少し、桜が残っていました。
数年に一度しか東京へ行くことはないけれど、毎回刺激をもらえます。
東京は、途切れずにどこまでも広がっていく世界だなと感じます。
とてもおもしろいけれど、住んでみたいという気持ちにはあんまりならないので、
旅行者として楽しむのが、わたしには合っているようです。