10月もそろそろ1/3になろうとしているわけですが、
なんなんでしょうか。この暑さ。
まだ夏が続いているかのようです。
さすがにもう真夏ルックで歩くのも飽きてしまったなー
と思っているのですが、その内、シューっと寒くなるんでしょう。
季節の変わり目は気持ちもからだも翻弄されますね。
9月末で緊急事態宣言も解かれ、新型コロナの陽性者も激減してきまして、
世の中がちょっと一息ついているようなムードですね。
実は占庭は、9月はとても忙しかったのですが、
10月に入ってからは、それがウソのようにのんびりしています。
きっとみなさん、会いたい人に会ったり、お出掛けしたりされてるのでしょう。
この状況が少しでも長く続くといいですね。
第6波とか、いまから考えたくないなあ、と思ってしまいます。
先週末、休ませていただきまして、横須賀と八ヶ岳へ行ってきました。
そのときのことを書いておこうと思いまして。(興味ないとは思いますが・・・)
金曜日、ユーミンのコンサートの横須賀芸術劇場の公演に当選していたので、
あの超大型台風接近のその日に、車で横須賀へ向かいました。
静岡に入るまでは雨も降らず、さすが晴れ女、と思っていたのですが、
台風に敵うはずもなく、静岡の途中からは、風雨が強くなり始めました。
ま、それは覚悟の上です。
夕方のコンサートの前に、鎌倉に寄りたいお店がありました。
ここ、鎌倉紅谷です。
こちらの「クルミッ子」というお菓子が大好きなんですけれど、
関西には取扱店がなく、通販で買うしかありません。
たまにデパ地下などに出店しているのを見つけると、もれなく買います。
で、横須賀までの道すがらに寄ろうと思ったわけです。
ところが、まさにお店に着いたそのときが、雨のピークに当たってですね、
駐車場からお店までのほんの30メートルくらいの移動の間だけで、
ずぶ濡れになってしまいました。
強風の中を傘をさして歩くのも難儀。
あまりのことに、なんだか自分が滑稽でならず、
ヒャーーーーッ! と笑い叫びながら走りました。
この日のことは、たぶん一生忘れないと思います。
鶴岡八幡宮や、鎌倉大仏などもすぐ近くで、寄りたかったのですが、
いかんせん暴風雨ではどうにもならず。
残念すぎるので、鎌倉はまた改めて訪れたいです。必ず。
ぐっしょり濡れてすっかり重くなってしまったジーンズのままで、
葉山の宿へと向かいます。
海岸線に出ると、鉛色の空の下、ざっぱんざっぱんと波が立っています。
そこへ、サーフボードを抱えた若者が歩いて行くではありませんか。
命がけか!
と思わず言うてしまいましたが、そういうもんなんですかね。
行かずにいられないんでしょうか。サーファーとしては。
で、着いた宿は、葉山の御用邸のすぐ近く。
こんな海っぺりだったのか、、、、津波がきたら一発アウトじゃないか、
と固まるわたくし。(しかしながら宿の手配も丸投げしてたのだからしょうがない)
大地震が起きないことを祈るしかありません。
とにかくびしょ濡れのジーンズを脱ぎ、バスタオルに挟んで、踏みます。
そしてタオル掛けにひっかけて、扇風機の風を送ります。
ああ、こんなんで、乾くのかしら、、、とちょっとブルーになりましたが、
出掛けるころには、だいぶ水気が飛んで軽くなってはいました。
そして、横須賀芸術劇場へ。
そもそもどうして、こんな遠方の公演を申し込んだのかといいますと、
ユーミンの大ファンである夫が、
「ここはとてもいい劇場らしいんだよ。すごく評判いいし、一度行ってみたい。
チケットが当たったら一緒に行こうよ」
と言うのに、たぶん当選はないよねー と思って、日程も確認せずに、
うんうん、と返事をしていたところから始まりました。
当たったと聞いて、えっ! と思ったくらいで。
緊急事態宣言が解除になるかどうかわからないと思っていたら、解除になって、
それはよかったけど、台風が接近してきて、公演が開催されるかどうか微妙、
と思いながらも向かうしかなく。
そうなると、まあ、なるようになるさと、おもしろくなってくるんですよねぇ。
夕方、雨はもうやんでいたのですが、横須賀の海っ端の強風は恐ろしいほどで、
ちゃんと立って歩くのが難しいくらいでした。
これで雨が降っていたら、傘なんてとてもさせる風ではないし、
またしてもずぶ濡れになるところ。
ああ、ラッキーだった! (そもそもピンポイントに台風当日だったけどね)
ドキドキしながら初めてスマホの電子チケットにスタンプを押してもらい、
ほ~! と感激。
劇場内は、オペラハウス仕様になっていて、ほんとうに素敵でした。
(劇場内は撮影禁止だったので、こちらを見てください ↓)
http://www.yokosuka-arts.or.jp/facility/hall/
コンサートは、新しいアルバム「深海の街」のツアーです。
このアルバム自体が静かなトーンであること、
世の中が新型コロナの影響で、公演などもやりにくい状況であることもあり、
いつものユーミンのステージに比べると地味でした。
一番新しい曲と、初期の荒井由実の楽曲も織り交ぜたショー。
もし、これからいらっしゃる方がありましたら、
「深海の街」の予習をしっかりしておかれるといいと思います。
アルバムで聴いたものと、生歌で、ショーアップされた曲では、
こんなに印象が違うのだなあ、というところを楽しめると思います。
そして、懐かしい曲については、ああ、この曲をここで、、、
という感激を味わえるはずです。
テレビなどで見聴きする「松任谷由実」とステージのユーミンの違いを
体感してください。
ということで、つづく。(長々とすみません~)