京都 四条高倉の占庭から

次の週末(10/2・3)は連休いたします

前回、ブログを書いてからまたたく間に2週間が過ぎていました。

日の入りも早くなり、朝晩涼しくなったなー とは思ってたのですが、

もうお彼岸も終わりです。

今朝、すべりこみで知恩院さんにお参りに行ってきました。

 

占庭は9月はどうしたことかとても忙しく、ありがたいことでした。

今年は夏休みも作らなかったので、というわけではないのですが、

10/2(土)3(日)は、お休みを頂戴することにしました。

よろしくお願いします。

 

実は先日、だまされそうになったんです。

ネットで、ワコールの下着の広告が流れてきててですね、

ああ、これいいなあ。2枚が1枚分の値段で買えるのかあ。おトクじゃん!

と思ったのですが、下着はサイズが命。

ちょっと試着してきて、確かめてからネットで注文しよ!

と思い、隣の大丸のワコール売り場(広い!)に行ってみました。

それで探すのですが、さっき見たのと同じものがない。

店員さんに、

「これに似たもので後ろにホックがあるものないですか?」

と尋ねると、タブレットも使って探してくださったのですが、ない。

「何で見られましたか?」と聞かれて、

いやあ、ネットで見たんですけど、、、、ごにょごにょ

と言っていると、

「ワコールは1枚買ったらもう1枚サービスということを

 いままでもしたことがないですし、いまもしているとは聞いていないのですが」

とおっしゃるので、

「わたしの勘違いかもしれません。ごめんなさい!」

と売り場を立ち去るしかなく、、、、

 

で、お店に帰って、パソコンで見てみると、やっぱり、

でかでかと「ワコール」って写真入りで出てるんですよねぇ。

「ワコール50周年」という記念写真付きで。

 

ところがですね、よくよく内容を読んでいると、微妙に日本語がおかしい。

サイトもワコールのサイトじゃないやん、これ。

というのがわかりました。

危うくだまされるとこやったなー

こんなの詐欺の内にも入らんようなことに易々と・・・・

と、ちょっと自分が情けなかったです。

 

これからどんどん年を取っていったら、老人をターゲットにした詐欺に遭遇する

ことも増えていくに違いないです。

気をつけないとー

 

それで思い出したのが、村井理子さんの『全員悪人』。

この本は、認知症が進んでいくお姑さんの目線で描かれたエッセイなのですが、

そこでも老人を騙す業者が登場します。

ほんと悪質です。

しかし、村井さんはユーモアたっぷりの方なので、深刻になりすぎはしません。

お世話する側、される側も大変であり、哀愁も漂うよ、ということを

しみじみと、ガシガシと語られます。

疎遠になっていたお兄さんが突然亡くなり、その後始末に奔走する『兄の終い』も

身内ならではの腹立たしさと、悲しみと、やりきれなさと愛情が描かれた、

疾走感のあるエッセイでおすすめです。

実は本よりも、ネットで読めるエッセイのほうが、『兄の終い』『全員悪人』の

もっとリアルな状況や、裏話が書かれていておもしろいんですよねー

わたしはもうすっかり村井ファミリーのみなさんのファンになっていて、

大きな黒ラブのハリーも含めて愛おしくてしょうがないんです。

これはもう書いてらっしゃる村井理子さんの魅力にほかなりません。

 

こちら裏話その1です。

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