京都 四条高倉の占庭から

持って生まれた業

通勤で使う駅のエスカレーターは、

” お年寄りやお子さま連れの方は手をつないでお乗りください "

というアナウンスが流れています。

この「お乗りください」というところの滑舌が若干よくなくてですね、

「おどりください」っぽく聞こえるんですよ。

するとわたしの頭のなかに、手をつないだお年寄りやお子さんが踊っている絵が浮かんできます。

その絵は、なぜかいつもヨシタケシンスケさんの絵のタッチなんですよねー

シンプルなのに、動きはポップな感じ。とてもいい。

思わずフフフとほくそ笑んでしまいます。

こんなことを考えているのはわたしだけなんだろうなぁと毎回思いながら、浮かんできたヨシタケシンスケさん風の人たちと階段を上がります。

ええ、わたしはそのアナウンスを聞きながら、エスカレーター横の階段を上がっていくのが習慣です。

 

今日はちょっと占い師らしいことを書きますね。

わたしが使っている命術(生年月日をもとに占う方法)の中に、ちょっと特殊な個性の出方をする星の組み合わせがあるのです。

それは「病気やケガをしやすいけれど、そこで弱ってしまわずに、そこから元気になっていったり、運が上がったりする」という変わった業(ゴウ)です。

この業を持ってらっしゃる人は、ほんとうに手術後、ぐんぐん元気になっていかれるので驚きます。

ですので、そういう人には、

「いまは何もなくても、将来、良性のポリープとかできて『切りますか? ひとまず薬で様子を見ますか?』みたいなことがあれば、切られた方が早く元気になれる運勢の方ですよ」

とお伝えしています。

子宮筋腫をお持ちの人なども、手術を先延ばしにされないほうがいいということになります。

街で、全身にタトゥーを入れている人や、おびただしいほどのピアスをつけてらっしゃる人を見かけると、もしかしたらこの人はあの業の持ち主なのかもなあ、と考えたりもします。

 

この業を持っていることでよくないこととしては、メンタルが不安定になりやすい思春期などに影響が強く出ると、自傷行為摂食障害に至ることがままあるということ。

体を傷つけることで、元気になったり、活性化するということを本能的に察知されるのかどうかはわからないですが、たしかに多いのです。

それでとことん悪化して命に関わるところまでは、いかないのがこの業でもあります。

けれども、絶対に命までは大丈夫! というわけではないので、とにかく、日ごろから体を鍛えたり、栄養を摂っておいたりしておいたほうがいいですね。念のため。

体を傷つけなくても、先祖供養をすることでこの影響が相殺されることもあるので、できたらお墓参りなども行っていただきたいです。

 

で、ですね、先日のことです。

初めて来られた若い男性の趣味を聞いたとき、

「若いときにしかできないアクティブ系のことをやりたいです。スカイダイビング、バンジージャンプ、ダイビングなんか」

とおっしゃる。

「えー! またそれは命がけですやん。怖くないの?」と訊きましたら、怖いよりも興味が勝るということでした。

その方、その業をお持ちだったんですよ。

ああ、なるほどなあ、、、、と思いました。

これは自傷ではないけれど、もしかしたら体が傷つくかもしれない、ということと背中合わせの行為ですよね。

それを恐れずに、むしろワクワクするというのは、その業の成せる業(ワザ)かもしれないなあ、と。

いやあこんな出方をすることもあるのか~ とわたくし的には新しい発見でした。

もしかしたら冒険家や、ケガと隣り合わせのスポーツ選手や、サーカスの人たちの中にも、その業の持ち主が多いのではないか、なんてことを考えてですね、さっき、植村直己さんの命式を観てみたらお持ちではなく、三浦雄一郎さんはお持ちでした。

また、スノーボーダー國母和宏さんはお持ちではなく、平野歩夢さんはお持ちでした。

なんだ五分五分じゃん、と思ったのですが、如何せんサンプルが少な過ぎですしね。

また思いついたときに追々調べてみようと思います。