京都 四条高倉の占庭から

ギャラリーの方が多い

ついに自宅の水道水がお湯になりました。

まごうことなき猛暑の到来です。

この水が水らしくなってきたら、夏も陰りを見せる頃、ということで。

ですが、もう日は少しずつ短くなってきていますよね。

 

昨日、占庭にとても愉快な一家がお見えになりました。

もちろん占いのお客さまです。

占い希望の方おひとり(男性)+ギャラリー3名(男性1名・女性2名)の、

総勢4名様です。

もう何度かお会いしている方で、その家族構成も存じておりまして、

お互い気心が知れている間柄。

 

今回の占いの主目的は、恋愛についてでした。

そういう占いを聞くのであれば、ひとりでこっそり、じっくり、

と思うのが一般的でしょう。

あ、信頼できる同性の友だちと、という場合は結構ありますけれどね。

 

それが、ご家族で。

いや、同居家族ではないので、ご親族ですね。

大変珍しいパターンです。

 

だいたい、ご家族でお見えになる場合というのは、親子で意見が分かれていて、

どこまでも平行線なもんだから、ここは第三者を介して話し合いを

ということで、占庭を選ばれる、ということが多いです。

ですので、そこはかとない緊張感をもって、おいでになります。

けれど、昨日の御一行様は緊張感ゼロ。

本人がお決めになればよいと思ってらして、おもしろ半分、心配半分で

ついて来てはるので、話の合間につっこむ、つっこむ。

結構、言いたい放題なんだけれど、ちゃんとデリカシーもあって、

底に、心から幸せを願っている温かさと愛があるんです。

そういうみなさんでしたので、わたしも遠慮なく大笑いさせてもらいながら、

楽しくお話しできました。

なんだか親戚の寄り合いに招かれた占い師、みたいな感じでね。

 

占いって、迷ったり、悩んだり、辛かったり、苦しかったりで、

これがいつまで続くのだろう?

わたしの何がいけないのだろう?

どうすれば現状を変えていけるのだろう?

というお気持ちで来られる方が多いものです。

非常に深刻な方もおいでになります。

そこで、占い師としましては、おいでになった時よりも、

お帰りになる時のお顔が少しでも晴れていていただきたいと、

全力を尽くすわけです。

そういった仕事が大半な中で、昨日のような、

あったかいムードの中で、大笑いしながら占いなんて、めったにないことです。

こんなに楽しい思いをさせていただいて、見料を頂戴していいのかしら。

占い師ウハウハだなあ~、という一日でした。

いやはや、ありがとうございました。

そしてまた、その後のお話をぜひお聞かせくださいね。

お待ちしていますよー